関連組織
学校法人瓜生山学園は、京都芸術大学、京都芸術デザイン専門学校、京都文化日本語学校、京都芸術大学附属高等学校、認可保育園 こども芸術大学の5校を擁する教育機関です。「藝術立国」を基本理念とし、良心を手腕に芸術の力で社会を変革してゆく人材を輩出しています。
京都芸術デザイン専門学校 <併設校>
社会連携型教育により社会人基礎力・デザイン基礎力を備え、新たな価値を社会に発信し続けることのできる人材を育成。デザインやものづくり関連企業を中心とした産業界全体の幅広いネットワークを築き、 インターンシップや企業連携授業、商品販売教育など、学生が「好きなこと」を「仕事」へつなげ、考え学ぶ場として日常的に向き合える環境を提供しています。
さらに、併設校である京都芸術大学への編入学制度も完備し、希望に応じて学びを継続できる体制を構築しています。
京都文化日本語学校 <併設校>
文化が息づく「京都」という立地を生かし、教室内での日本語学習に留まらず、日本の文化に触れることで、自国の文化を再発見するさまざまな文化理解・文化体験プログラムを実践しています。また、個人の習熟度に応じたレベル編成と進級システムを採用し、実践的な日本語を身につける環境を提供しています。
1997年からは「美術進学クラス」を設け、併設校である京都芸術大学への進学予備教育も実施。2021 年度にはオンライン完結型プログラムとして「作文添削」「会話」「文法」の3 講座を開発し、国内外にリリース。母国にいながら学べる日本語教育を展開しています。
2022年からは新たに、「京都芸術大学通信教育部・外国人学習者受入プログラム」における日本語学習科目の授業運営及び教材開発を担い、学園内連携により国際社会を築く人材の幅広い育成を目指しています。
1969年に開設以来、世界80か国余りの国・地域から来日した人々がここで学び、身につけた日本語や文化理解を用いて、母国や日本でビジネス分野はもちろん研究者としても活躍しています。
京都芸術大学附属高等学校 <併設校>
芸術教育における「オリジナリティ(自己)の尊重」「他者を肯定する」という『想像力』と、これからの社会で必要とされる『創造力』を養う、通学タイプ・普通科の通信制高校です。
各教科の対話型授業をはじめ、クラス担任によるコラボレーション型授業「総合」など、芸術教育の手法を取り入れた体験・授業・環境で、社会で生きる上で必要な社会人基礎力(発想力・協働力・コミュニケーション力)を育みます。また、京都芸術大学、京都芸術デザイン専門学校との高大連携によるキャリア科目も特色の1つ。「人間力の育成」「学びの向上」「進路支援」を充実させ、「仕事における大切なこと」「社会との関わり」などを学び、興味の幅を拡げながら職業観を育て、将来への意識を高めます。3年間の学びを通して、
自分の未来を自分らしく、10年後も生き生きと社会に参画できる生徒の育成を目指しています。
認可保育園 こども芸術大学 <併設園>
1歳児から就学前までを対象とし、「こどもこそ未来」をテーマに、こどもが生まれながらにして持っている自ら生きようとする力を育む保育を実践しています。瓜生山の豊かな自然に溶け込むように建てられた園舎で過ごすことで想像の世界を広げ、さまざまな心動く出会いや感動を表現し、伝え合い、喜び合い、認め合い、育ち合う保育園です。また、併設校である京都芸術大学の教員による「創作の時間」では、親子で表現活動を実施、学生と連携した行事の開催、保育実習やインターンシップ学生の受け入れ等、教員や学生と連携した活動の中で、ものを生み出し創るエネルギーを身近に感じ、しなやかな心と身体を通して人とつながる気持ちを育んでいます。
東北芸術工科大学 <姉妹校>
山形県にある東北芸術工科大学では、芸術学部とデザイン工学部の2学部で社会に必要なアートとデザインの力を育んでいます。東北の持つ文化、地域と共生して学びを深める「東北ルネサンス」をスローガンに、個性豊かな教員の指導のもと、世界で求められるための素養を培っています。開設当初から姉妹校協定を結び、教員・学生の交流活動や単位互換制度などで連携しながら、ともに発展を目指しています。
芸術こそ日本の再生と平和のために寄与できるという共通の信念のもとに強い絆で結ばれ、ともに藝術立国運動を展開しています。
京都文藝復興倶楽部 <連携団体>
京都文藝復興倶楽部は、文化・芸術を通して、京都を中心とした産業を活性化させる役割を持つとともに、産業界・行政と密接な連係を構築することにより京都芸術大学の先生方や学生たちと共に、現代社会が直面している諸課題についての研究や取組みを行うことで、大学の社会的役割を果たしています。現在、正会員34団体、特別会員25団体(2024年7月1日現在)が加盟し、その時々に必要と考えられるテーマを基にシンポジウムの開催、産官学連携プロジェクトの展開、社会への問題提起等を行っています。また、倶楽部会員相互の親睦と交流を図り、大学を中心とした新たな経済・情報交流が生まれるつなぎの役割も果たしています。