舞台芸術学科
演技・演出コース
本物の舞台で経験を積み、
俳優や声優、演出家を目指す。
学べる分野
演技│演出│ダンス│ミュージカル│声優│ボーカル│殺陣│劇作│舞台プロデュース│日本舞踊│舞台芸術論・舞台芸術史│作品研究
将来のキャリア・就職
劇団や芸能事務所をはじめ
各種業界で幅広く活躍していく。
本コースの特徴として、大手芸能事務所との提携があります。例えば卒業公演や授業発表公演などに、実際に事務所関係者が来られて見ていただける機会を設けています。そういった機会を活かし、劇団や事務所に入る卒業生が多数います。
また、舞台は他者との協働(コラボレーション)で成り立っています。演技や演出で身につけたコミュニケーション能力を活かし、リゾート施設やテーマ・パークなどの一般企業で働く卒業生もいます。
主な就職先
俳優・声優・パフォーマー
PuR|アニマ・エージェンシー|芹川事務所|ピッコロ劇団|カムカムミニキーナ|劇団たんぽぽ|文学座附属演劇研究所|新国立劇場演劇研修所
舞台・TV・テーマパーク等制作
オリエンタルランド|ユー・エス・ジェイ|キッザニア|名古屋市文化振興事業団|る・ひまわり|EIGHT|アーズ|角川大映スタジオ
サービス・その他
スタジオアリス|星野リゾート|トータルマリアージュサポート|タペストリージャパン|イング|フレスカ|タリーズコーヒージャパン|コジマ|コム・デ・ギャルソン ほか
入学に必要なスキル・知識
演技やダンス、ボーカルの経験がない方も、このコースを目指すことが可能です。体験授業に取り組む姿勢や意欲などから能力や適性を評価する授業形式の入学試験に是非チャレンジしてください。
コースの特色
- 演劇やミュージカルをはじめ多彩な分野に挑戦
- 学内にある2つの劇場が学びのフィールド
- 大劇場での公演にも挑戦
- プロの演出家が指導
- 卒業制作公演を自分たちで企画・運営
4年間の学び
演技の基礎を習得。
土台となる演技と、舞台創作の基礎を身につけます。舞台デザインコースと合同で短い演劇やダンス作品を創作し、2年次からの舞台公演演習に備えます。
演技の基礎
発声や身体表現、台本の読み方や役づくりの方法など演技の基礎を習得。「感情の記憶」などの演技メソッドによるトレーニングで、豊かな表現力を身につけます。
演劇公演に出演する。
多様なスタイルの演技を学び、ダンスやボーカルのレッスンにも取り組むことで表現の幅を広げます。同時に、小劇場での演劇公演に挑みます。
小劇場での公演を経験
演劇公演ではプロの演出家の指導のもと、稽古から舞台に立つまでのプロセスを本格的に学びます。演出家志望は演出助手として公演に参加し、プロの仕事を間近で体感します。
大劇場公演に出演する。
大劇場での演劇またはミュージカルの舞台公演に、演者もしくは演出助手として挑みます。また、卒業後の進路に向けてオーディション対策にも取り組みます。
大劇場での公演に出演
大劇場にて演劇またはミュージカルの公演に出演。ミュージカル公演ではマイクを装着してのボーカルや、舞台装置の中でのダンスなど、大勢の観客を魅了する演技力を磨きます。
プロの表現者としての一歩。
集大成となる卒業制作公演を舞台デザインコースとともにつくりあげます。プロの表現者として舞台に立ち、自分自身を発信していく第一歩です。
卒業制作公演に出演または演出
演目や劇場の選択、キャスティングまでの企画から演出、上演までの運営すべてを学生の手で行います。戯曲や舞台芸術に関する研究論文を書き、卒業研究とすることも可能です。
TOPICS
これも、演技・演出コース。社会の現場で演技を実践
京都府警察本部が行う被害者支援のための訓練に、本コースの学生が参加。災害や事故に遭った遺族への対応を考えるロールプレイングにて遺族役を演じ、訓練に協力しました。この活動が評価され、京都府警察本部より感謝状をいただきました。
プロの演出家が公演を演出
2、3年次は学内公演を、一流の演出家の演出および指導のもと行います。演劇公演は鵜山仁先生、ミュージカル公演は小林香先生が担当。学生たちはプロの仕事を至近距離で体感し、演出や演技について学びます。
京都の伝統文化「京舞」を学ぶ
京都祇園の芸舞妓が「都をどり」で披露する、京舞の流派「井上流」を卒業生の講師から学びます。舞いはもちろん、着物での礼儀作法も身につけ、最後は春秋座(大劇場)でおさらい会を開催。本コースならではの名物授業です。
アニメーションの声優を実践
本コースの学生が京都府警察本部や京都府交通安全協会のPR動画などのアフレコを担当。本コースには声優の技術を習得する授業がありますが、授業での学びを実際に活かす機会となりました。
学生作品
教員紹介
卒業生紹介舞台芸術学科
主宰するKUNIOでは『グリークス』全編上演、外部ではスーパー歌舞伎Ⅱ『新版 オグリ』、パルコ劇場『藪原検校』、シアターコクーン『パンドラの鐘』など古典から現代劇まで幅広く演出を手掛ける。第36回京都府文化賞奨励賞受賞。
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』にて、稽古スケジュールの作成、俳優へのNOTEなどを日々行なっている。その他に、振り付けやcoMe+to名義での音楽活動も行う。
関東を拠点とし、KUNIO15『グリークス』ハイバイ『投げられやすい石』さいたまゴールド・シアター最終公演『水の駅』などの舞台に出演。
近年はNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』に出演し活躍の幅を広げている。
コース活動紹介 最新ニュースをPICKUP!
取得できる資格
- 博物館学芸員
全学科参加型
プロジェクト
学年や学科を飛びこえて、
社会とつながる教育プログラム