映画学科
俳優コース
映画演技を通じて自己を知ることで
俳優として、社会人として他者とつながる存在へ。

学べる分野
俳優
将来のキャリア・就職
キャリア形成の授業を通して
芸能事務所へのアプローチを学ぶ。
俳優の演技ではなく、キャリアを目指す授業があります。さまざまな有名芸能事務所のマネージャーから、映画の世界でどのような心構えや人間性が求められるのかを学びます。学生たちはそこで、社会に出る覚悟やスター性を養っていきます。この授業は、3年生から4年生にかけて継続して行われ、希望する事務所への書類送付やアプローチの方法などもレクチャーしていきます。
主な就職先
芸能プロダクション
トヨタオフィス│アンセム│enchante│ヒラタオフィス│Beacon.LAB│大人計画│
パパドゥ│ファザーズコーポレーション│トライストーン・エンタテイメント│エーライツ│
ミシェルエンターテイメント│ハーモニック│GIFT│UNCUT│リガメント
映像制作(映画・TV・CM)
TYO│ホリックス│コスモ・スペース│ティーズラボ
衣裳・美術
松竹衣裳│高津装飾美術
その他の企業
シャネル│資生堂│TOKYO BASE│ファイブフォックス│星野リゾート│関西不動産販売 ほか
入学に必要なスキル・知識
映像制作や演技を学んだ経験がない方も、このコースを目指すことが可能です。体験授業に取り組む姿勢や意欲などから能力や適性を評価する授業形式の入学試験に是非チャレンジしてください。
コースの特色
- チームと連携する映画ならではの演技を学ぶ
- プロの俳優や監督からの直接指導
- 短編・中編・卒業制作に出演
- 時代劇やダンスなど多様な表現を学ぶ
- オーディション対策やポートフォリオ作成をサポート
4年間の学び
短編映画を企画・演出。
発声、身体行動など演技の基礎を身につけ、映像に映った自身の感覚から演技を捉えていきます。学科合同の短編映画作品を企画し、出演します。

身体行動の基礎を学ぶ
歌を通して声の出し方を習得したり、身体全体の動かし方を学んだりと、演技の基礎となる身体行動を身につけるイメージトレーニングから演技の探求がスタートします。
客観的に演技を見つめる。
演技の幅を広げるとともに、学科合同で中編映画を企画・制作し、出演します。観る人を意識し、客観性を伴うワンランク上の演技を習得します。

演技の幅を広げる
時代劇に必要な「殺陣」や、バランスのよい身体とリズム感を鍛える「ダンスパフォーマンス」など習得し、演技の幅を広げます。中編映画制作に活かし、俳優としての自信につなげます。
演技のスキルを応用する。
これまでの演技の学びを活かし、卒業後のさまざまなキャリアをプランニングする対策授業や、より専門性に特化した演技の授業にも取り組みます。

オーディション対策授業
大手事務所のマネージャーを招き、オーディション対策の授業も実施。プロフィール写真の撮影、自己PRの探求など、ポートフォリオ作成を通じて卒業後のキャリアをサポートします。
ともに社会に出る。
卒業制作は、4年間の集大成。俳優として自身を発信する仕上げの機会です。演技で培ったコミュニケーション力が多様なキャリアと結びつきます。

卒業制作・研究
学科合同での集団制作もしくは個人の制作・研究によって卒業制作作品を完成。例年、数多くの作品が国内映画イベントで高い評価を得ており、俳優として知られる一歩になります。
- 在学生向けの内容です。参考にご確認ください。
TOPICS
これも俳優コース。在学中に「俳優賞」を受賞
他大学の自主映画制作サークルが製作した映画『夢見るペトロ』にて主演をつとめた在学生の前田紗葉さんが「第16回田辺・弁慶映画祭」で「俳優賞」を受賞。在学生を紹介する本コースのHPが窓口になり、学外からの出演依頼も来ています。
プロの俳優を招いての特別授業
本コースでは第一線で活躍する俳優や監督を招き、直接指導を受けたり、話を聞いたりすることができる特別授業も行います。数々のドラマや映画に出演する柄本明さんをゲスト講師に、役者の姿勢や演技の本質についても学びました。
映画監督講師による演出
映画監督である講師の映画に、本コースの学生が出演する授業。プロの現場に近い環境で、監督からの要望に演技で応えます。本番撮影の時間の中で、役づくりの重要さなど俳優の仕事を実践し、演技力をさらに高めます。
俳優としてメディアで活躍
NHKドラマ『二十四の瞳』で主演を演じた土村芳さん。ドラマ『シネコンへ行こう!』出演の中山慎悟さん。映画『窓辺にて』の佐々木詩音さん。ほかにも大西礼芳さん、辻凪子さんなど、多くの卒業生が活躍しています。


教員紹介
卒業生紹介映画学科
フォロワー数68万人を誇る映画感想TikTokクリエイター。東映京都撮影所にて時代劇ドラマ『水戸黄門』の助監督として業界入り。2014年に活動拠点を東京に移し、映画『HiGH &LOW』シリーズなどの助監督を経て2018年に独立。映画制作者としての視点を活かした映画レビュー動画を発信し、新たな映画との出会いを生み出している。

工藤里穂監督作『裸足で鳴らしてみせろ』阿利直己役、今泉力哉監督『窓辺にて』荒川円役など、映画をメインに俳優として仕事をしています。
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取得できる資格
- 博物館学芸員
全学科参加型
プロジェクト
学年や学科を飛びこえて、
社会とつながる教育プログラム