すべての芸術活動に必要な基礎力を育む

マンデイ
プロジェクト

Gクラスによるねぶた作品2023年度Tクラスによるねぶた作品
「しぶきを追う」
(学長賞 受賞作品)
撮影:高橋保世

全学科混合クラス編成で取り組む
ワークショップ型授業。

対象

1年生

目標

芸術大学として専門教育を受けるための基盤をつくり、社会の様々な領域や場面で求められる力の基礎を身につけます。

  • 創作に必要な基礎力(みる・考える・つくる)をワークショップを通して育む
  • いくつもの「正解のない問い」に挑み、自分なりの答えを導き出す思考力をみがく
  • 全学科混合クラス編成チームでの共同制作を実行・推進する
概要

前期期間の毎週月曜に開講される「ワークショップ型授業」。
夏季集中期間に約2週間開講される「ねぶた制作」。
これらをまとめて「マンデイプロジェクト」と呼んでいます。

受講の流れ

ワークショップ例

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バルーン

養生シートという半透明のシートを使い、自分たちの背丈を越える大きなモニュメントをつくります。チームでの制作にはメンバー同士の協力・役割分担が求められ、加えて限られた時間の中で完成させるためにスケジュール管理が重要であることを体感します。

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ペーパーファッションショー

「切る」「折る」「もむ」「貼付ける」などの手法を駆使して、紙と針金のみでドレスをつくります。完成後はファッションショーを開催し、演出や音楽等も自分たちで手掛けます。紙のできること、紙でしかできないことを探る名物授業です。

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フレームアウト

大きな画面の中に40 ~ 50個の小画面の絵をランダムに配置し、小画面のフレームとフレームの間を繋ぎ合わせるようにドローイングをしていきます。ドローイングによる他者とのコミュニケーションを通じて、共同制作による発想の広がりを経験します。

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アンバランスタワー

割り箸を使ってより高い自立するタワーをつくります。「弱く」「細く」「軽い」素材を使ってそびえ立つ「タワー」を建てるにはどうすればいいか。アンバランスさや形の面白さを楽しみながらアイデアをカタチにしていきます。

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Room 0

白い紙を使って普段授業で使っている教室を白くしていきます。天井、床、壁だけでなく、机、椅子、ドアノブなど細かな部分まで。着ている服も白で統一することで、まるで別次元であるかのように感じることができ、色の持つ力を実感します。

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マルサンカクシカク

階段や通路など奥行きや凹凸のある日常空間に、線や絵、記号などを描き出します。それをある一点から写真に撮ることによって三次元の空間を二次元として切り取り、観る側に視覚的錯覚を引き起こすことを試みます。

瓜生山ねぶた制作

社会で仕事をする際に必要な「チームで仕事を実現する力」を徹底して鍛えます。9月に2週間かけて、与えられたテーマをもとに考えた巨大なねぶた制作に取り組みます。専門の異なる個々の力をいかに使えば大きな仕事が実現できるのか。真剣に向き合い、試行錯誤を繰り返しながら、学生たちが大きく成長できるプログラムです。

京都芸術大学「瓜生山ねぶた」制作の記録 京都芸術大学 | 受験生応援チャンネル

“ 学生の声 ”を紹介します!

舞台芸術学科 阿部 琴羽 さん

コース・学年

舞台デザインコース・3年生

プロジェクトに参加して学べたこと

ねぶた制作では、集団制作だからこその楽しさがたくさんありました。
例えば、こまかな作業などにすごくこだわりを持っている人が一人いるとか、淡々と作業をこなす子が一人いるなど。
いろんな感覚や価値観を持つ人たちがいたからこそ完成までつなげられたのだと思っています。
制作中、もう完成しないかもしれないという瞬間が何度もありましたが、無事完成させることができて本当によかったです。
これまで頑張ってきたものが一気に形になった瞬間は、もう言葉にできません。
嫌なことって逃げてしまいがちだけど、そうしたことにもたくさん立ち向かってきたから見れる景色がありました。
逃げずに立ち向かう力が身についたと思うし、人としてもレベルアップできたんじゃないかなって。そうちょっとは思っても良いんじゃないかなと感じています。

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【京都芸術大学の名物授業】
京都芸術大学のマンデイプロジェクトって
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