舞台芸術学科
舞台デザインコース
大劇場や大手劇団などの現場で学び、
舞台・TV業界で求められる人材に。

学べる分野
舞台美術│照明│音響│舞台映像│舞台衣装│大道具│小道具│舞台監督│
劇場管理│舞台芸術論・舞台芸術史
将来のキャリア・就職
舞台やメディアなど、
多様なステージのスタッフとして活躍していく。
半数以上の卒業生は舞台に関連する会社へ就職します。劇団四季や宝塚舞台をはじめとする劇団のほか、照明、美術、音響、映像、衣装などそれぞれ専門の会社に就職する人もいます。また、舞台だけでなく、テレビやライブコンサートに関連する会社への就職実績もあります。そのような会社では、舞台、演劇、ライブ、テレビなどに部門が分かれているケースも多く、より幅広く活躍していくことができます。
主な就職先
舞台デザイン・スタッフ系(コンサート含む)
シミズオクト│プランニング・アート│アートブレーンカンパニー│stackpictures│
アート・ステージライティング・グループ│宝塚舞台│俳優座劇場│劇団四季│金井大道具│
東宝舞台│サウンドクラフトライブデザイン社│RYU│つむら工芸│京都たつた舞台│
松竹衣裳│とわづくり│丸茂電機│ライティングカンパニーあかり組
映像デザイン・スタッフ系
NHKアート│京映アーツ│響映│道新文化事業社│アマナ│テレビ朝日映像
テーマパーク系
オリエンタルランド│ユー・エス・ジェイ ほか
入学に必要なスキル・知識
デッサンや美術、演劇の経験がない方も、このコースを目指すことが可能です。体験授業に取り組む姿勢や意欲などから能力や適性を評価する授業形式の入学試験に是非チャレンジしてください。
コースの特色
- 舞台美術や音響、照明などの専門技術を習得
- 大劇場での公演にスタッフとして参加
- 学内の2つの劇場で実践を重ねる
- 劇団四季のスタッフ、舞台裏を間近に
- 過去にはTV生中継の舞台セットも制作
4年間の学び
舞台人の土台を育む。
舞台美術の基礎となるデザインや音響、照明などの技術を習得。学科合同のワークショップでは協働する力も育みます。

舞台デザインの基礎
舞台美術や照明、音響を駆使して、戯曲の世界を舞台化するプロセスを体験。舞台デザイナーとして戯曲をどう読み取り、空間構想すべきかを考え、劇場で空間創造に取り組みます。
専門性を見極める。
専門技術を一通り学びながら、自身の専門性を探っていく1年。舞台図面を作成する3Dソフトなどデジタル機材を使いこなせるようにもなります。

小劇場での公演にスタッフとして参加
美術、照明、音響、衣装など専門分野に分かれて授業を受けながら、自身の専門性を探ります。演技・演出コースの学生とともに小劇場での公演に取り組み、基礎から応用へと発展させます。
より高度な技術を習得。
大劇場での公演に参加し、より高度なスキルを習得。産学連携授業やインターンシップなど、学内外の劇場で経験を積み、社会に通用する力を磨く1年です。

大劇場での公演にスタッフとして参加
大きな舞台空間や大掛かりな舞台機構、高度なデジタル機器や設備を使いこなすスキルを身につけます。協働するプロのスタッフの仕事を間近で見て、舞台人としての心得も学びます。
自信とたしかなスキルを。
演技・演出コースの学生と協働し、1年かけて卒業制作公演を制作。舞台創作のすべてを学生の手で行い、舞台人としての自信を身につけ社会に向かいます。

卒業制作公演
演目や劇場の選択、キャスティングなど企画・制作のすべてを学生だけで行い、演劇やミュージカルの公演を実施。個人で舞台美術や音響についての研究論文を書くことも可能です。
- 在学生向けの内容です。参考にご確認ください。
TOPICS
これも舞台デザインコース。劇団四季と連携した授業
劇団四季のスタッフを招いた授業や、ミュージカルの舞台裏を見学するだけでなく、照明や音響などすべてのセクションを間近で体験。中にはロングラン公演や新作公演の現場にインターンシップで参加するチャンスを掴む学生もいます。
TV生中継の舞台セットを制作
NHK「京都五山送り火」の生中継が学内で行われ、その舞台美術セットを本コースの学生が制作しました。送り火の歴史などを学び理解を深めながら、放送局と一緒に視聴者の目線を意識したセットをつくりあげました。
舞台・TV業界での活躍
YOASOBI『群青』のMVをはじめ、花王、SEGA、TOYOTAのTVCMなど数多くのセットデザインを担当した河野朋美さんや、宝塚舞台、NHKアートなどに就職した人など、数々の舞台・TV業界で活躍する卒業生を多数輩出しています。
現役の舞台人に学ぶ
「呪術廻戦」や「鬼滅の刃」など2.5次元ミュージカルやダンス、お笑いライブなど複数のジャンルで活躍する小野哲史先生や、森見登美彦原作『夜は短し歩けよ乙女』の舞台美術を担当した大津英輔先生など、現役の舞台人から学びます。


学生作品
教員紹介
卒業生紹介舞台芸術学科
主宰するKUNIOでは『グリークス』全編上演、外部ではスーパー歌舞伎Ⅱ『新版 オグリ』、パルコ劇場『藪原検校』、シアターコクーン『パンドラの鐘』など古典から現代劇まで幅広く演出を手掛ける。第36回京都府文化賞奨励賞受賞。

ミュージカル・芝居・オペラなどの舞台照明にてオペレーターとして従事。「SINGINʼ INTHE RAIN」「広島ジャンゴ」「ツダマンの世界」等でFollowチーフを担当。

関東を拠点とし、KUNIO15『グリークス』ハイバイ『投げられやすい石』さいたまゴールド・シアター最終公演『水の駅』などの舞台に出演。
近年はNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』に出演し活躍の幅を広げている。
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取得できる資格
- 博物館学芸員
全学科参加型
プロジェクト
学年や学科を飛びこえて、
社会とつながる教育プログラム