カリキュラム

大学院 芸術研究科 修士課程 芸術専攻

所属専攻に合わせた受講形式で、専攻を超えた学習を行うことが可能です。新たな視点による芸術文化研究あるいは芸術表現に取り組む基礎を養い、今日的な課題の理解とその具体的な解決に向けた方法論を学びます。

必修要件を含み32単位以上を修得し、「論文」または「作品と論文」の審査に合格すると、修士(芸術)の学位を取得できます。但し、歴史遺産研究、文化デザイン・芸術教育、建築・環境デザインなどの専門的領域の研究論文については、内容によって修士(学術)が授与されます。

必修特論(必修履修)

日本の芸術文化を
広い視野から概観すると共に、
トップランナーの言葉に刺激を受け
自己の専門的視座を問い直す。
(芸術文化論特論1・2 各2単位)

さまざまな地域、時代、ジャンルを超えた
芸術文化の主題を中心に展開し、
全学生の問題意識の共有化を図る必修科目。
第一線で活躍している研究者、
作家等をゲストとして招へいし、
講義・ディスカッションを通して
問題発見、批評、分析、論述能力の伸長を期す。

  • 対面での受講

原論(所属専攻科目を1科目以上選択履修)

3専攻より提供される18科目から
選択履修を行うことが可能。
芸術文化の基底となる考え方と
研究の基本的道筋を学ぶ。
(各2単位)

  • 2024年度の内容です

芸術専攻

対面受講(芸術専攻以外の履修者は配信の視聴が可能)

  1. 思想と(しての)芸術
  2. 文化財保存修復のための自然科学の基礎と美術工芸品に対する材質科学的アプローチ
  3. 近代日本の美術工芸―文様から図案へ、そして、デザインへ
  4. 〈美術建築〉の観点から見る建築と美術
  5. 日本文化論を英語で読む
  6. 芸術とは何か、人間とは何か。「芸術と社会」をテーマにさまざまな視点から学ぶ。

芸術環境専攻

オンデマンド配信を基本として数回のディスカッションを実施

  1. 統合的視点で考える現代デザイン特論
  2. 建築をつくることから空間について考える
  3. 芸術環境原論−地域醸成活動の起点−
  4. 文化コンテンツ研究
  5. 場所の精霊を再考する(Genius Loci; discovered, designed and raised by time)
  6. 近代の工芸運動、工芸思想から現代のデザイン領域における課題を探る

芸術専攻(通信教育)

動画視聴、テキスト学習による完全遠隔授業を実施

  1. 「著作権」のあるべき姿について
  2. 絵画素材の特性と表現技法の可能性
  3. デジタル社会における創造性
  4. 舞台芸術を読み解く
  5. パーソナル・メディアに対する思考の視点と方法について
  6. 古典芸能の現在と未来

芸術分野特論(1科目以上選択履修)

研究・制作の基礎、基盤となる、
より専門的視座に特化した講義科目。
(各4単位)

  • 2024年度の内容です

所属領域に限らず受講が可能

  1. 現代アートとは何か:「見る」から「読む」へ
  2. 日本の喫茶文化
  3. 文化財保存・修復に関する研究の理論と技術
  4. 近現代日本美術史とジェンダー
  5. ポスト・ヒューマニズム時代の芸術/近現代美術を批評論理の観点から読み解く
  6. アナロジー(類推)、そして同定へ。
  7. 芸能と芸道から日本を学ぶ

演習・研究

指導教員による研究・制作指導を中心にしながら、
分野横断的な領域ゼミ、
専攻内合同プレゼンテーション等を通じて
複数の教員の視点によるアドバイスも
定期的に行っていく。

演習 1(4単位) 課題設定のための基本調査、
研究方法の実践的検討など、
修士課程における基盤を整える。
演習 2(4単位) 専門領域における演習によって
知見をさらに深める。
研究 1(4単位) 専門演習からの継続性を重視しつつ、
得られた成果を展開して
学位審査に向けた課題を設定する。
研究 2(4単位) 研究成果の提示方法の研鑽に主眼を置き、
学位申請のための成果物を完成させる。

特殊演習

領域を問わず、
全領域の学生を対象とした
テーマ別演習。

研究・制作テーマ別の合同演習

学術基礎 1〜7

日本語による論述能力の向上、
学術論文執筆における基礎的技法の習得、
英語による口述プレゼンテーションの
スキルアップなどを目的とした基礎講義。

論文 作品 + 論文
  • [学位取得]

    修士(芸術)
    または
    修士(学術)

  • [学位取得]

    修士(芸術)

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