博士課程 芸術専攻

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「理論」のみ、あるいは「理論」と「制作」の研究により、博士号取得を目指す

京都芸術大学大学院の博士課程は、小規模のゼミ指導により論文執筆や作品制作を進め、博士(芸術または学術)の取得を目指します。
京都・瓜生山キャンパスでのゼミ指導を受けながら研究・制作を進めることを基本としますが、専門分野によっては京都に居住せずに指導を受けることも可能です。

紀要

新たな挑戦の3年間 京都芸術大学 大学院 博士課程を紹介

専攻長メッセージ

博士課程では、理論研究のみの人も、制作研究を伴う人も3年間で博士学位申請論文を完成させられるように、綿密な学修スケジュールを立てています。例えば1年生の前期は本学大学院紀要への論文投稿、後期は学内展覧会「D#展」に向けて制作を進めます。さらに、学術雑誌への論文投稿、学会等での口頭発表、ギャラリー等での個展開催、公募展への出品など、各自の成果を世に問いつつ学位取得を目指します。 教員は現役の研究者や制作者として新たな成果を世に問うという皆さんと同じ目標を抱く、良きアドバイザーです。本学で切磋琢磨し、自身を大きく成長させて下さい。

博士課程 芸術専攻 専攻長 河上 眞理 KAWAKAMI Mari

早稲田大学大学院博士課程在学中、N.Y.S.R.グッゲンハイム財団奨学金によりP.グッゲンハイム美術館で研修を受ける。1995年度イタリア政府奨学金留学生としてヴェネツィア・カ・フォスカリ大学文学部美術史学科に留学、翌年博士課程に入学、2001年Ph.Dを取得。在イタリア日本国大使館外務省専門調査員の職を得て日伊交流事業にも従事。2019年より現職。単書に『工部美術学校の研究—イタリア王国美術外交と日本—』(中央公論美術出版、2011年)。共著『辰野金吾 美術は建築に応用されざるべからず』(ミネルヴァ書房、2015年)。

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