社会的課題を発見し、
情報伝達や生活の新たな仕組みを提案する

情報デザイン・プロダクトデザイン領域

デザインは常に社会を変える原動力となってきました。地球環境や世界情勢が 大きく変動している現在、デザインの役割はますます重要になってきています。本領域では5年先10年先の世界を見据えて、情報コミュニケーション、ビジュアルクリエーション、プロダクトデザインに関わる実践者、研究者を育んでいきます。

分野

情報デザイン、グラフィックデザイン、ビジュアルコミュニケーションデザイン、キャラクターデザイン、ゲームデザイン、プロダクトデザイン、メディアコンテンツ制作〈イラストレーション、絵本、マンガ、アニメーション 〉

カリキュラム

特長

  • 対面+オンライン学習

    世界を刺激する、日本発・京都発のクリエーション

    日本の広告・出版文化、プロダクト、ポップカルチャーに関心を持ち修了後はデザインの実践者や研究者としてキャリアを積みたいと考える学生たちが国内外から集まり、互いに刺激し合いながら学びを深めています。さらに、日本の伝統的な美意識に根ざしたものづくりと世界的なアニメスタジオやゲームメーカーが共存する古都・京都での生活が、他の地域では得られないユニークな刺激となって学生たちの創造性を高めています。

  • 多様性を活かし相互作用を生む

    多様な分野を包含する情報デザイン・プロダクトデザイン領域では、それぞれの分野で行う専門的な学びと分野を超えた領域横断的な学びを組み合わせて、専門性と広い見識を養うことを大切にしています。授業はオンラインと対面の併用で行い、さらに領域独自のSNSを運用するなどして、学生間の交流や教員とのコミュニケーションを促進します。

田名網敬一教授の個展会場での授業

フロッタージュを用いた実験的な表現演習

開講授業

  • 論文と作品のゼミ指導(芸術専門演習・芸術専門研究)

    各自が定めたテーマに基づき指導教員と共に研究と制作を進めて行きます。授業はオンラインと対面の併用で行い、修士課程の2年間の業績に相応しい論文と作品を完成させます。さらに、定期的に成果発表会を行い、分野を超えた相互交流も行っていきます。

  • 専門分野の知識基盤を作る講義科目(芸術分野特論)

    分野ごとに設定される講義科目です。授業はオンラインと対面の併用で行い、それぞれの分野で必要とされる知識を身に付けると共に、各自の研究・制作における課題解決能力を高めていきます。

\ 動画もチェック/

京都芸術大学 大学院 修士課程 芸術環境専攻【情報デザイン・プロダクトデザイン領域】紹介動画 京都芸術大学 | 受験生応援チャンネル

メッセージ

永く活躍できるクリエイターになって欲しい

大西 宏志

ただ、注目されるイラストを描きたいとかデザインで社会のニーズを満たしたいというだけなら、大学や専門学校で十分かも知れません。しかし今や、クリエイターは飽和状態です。さらに感染症の拡大などこれまでの常識が通用しなくなっている今、ただニーズに応えるだけの受け身の姿勢ではクリエイターとしての寿命がすぐに尽きてしまいます。今の社会に照準を合わせるのではなく、常に5年先、10年先を見据えて研究を行い制作スキルを高めてゆく。これは、大学院だからこそできることです。こうしたことは社会に出て実務経験を積んだ方ほど共感してくださるのではないでしょうか? 私たちの領域では、学生の教育に加えて社会人のリカレント教育にも力を入れてゆきます。皆さんと一緒にデザインやクリエーションの未来を切り拓きましょう。

本学情報デザイン・プロダクトデザイン領域長。映像・アニメーション作家。国際アニメーションフィルム協会日本支部理事。国際アニメーションフェスティバル イン ジャパン プロジェクトメンバー。映像プロダクション、CGプロダクション等のディレクターを経て2002年より本学勤務。

村上 聡

日本では50年にも満たない短い時間でゲームが一大産業として成長し、広く深く社会に浸透しています。 なぜゲームは人を夢中にさせるのでしょうか。何かを達成したときに嬉しいと感じるのはなぜでしょうか。 どのような仕掛けを施せば人の能動性を掻き立てることができるのでしょうか。 今やゲームはゲームとして存在するだけではなく、ゲーミフィケーションやシリアスゲーム等、社会のあらゆる側面において人を突き動かし、様々な問題をポジティブに解決するツールとして活用され始めています。 本学では、学びや芸術が内包するゲーム性を引き出しながらその社会的役割を研究していきます。

1972年北海道生まれ。本学キャラクターデザイン学科教授。ゲームクリエーター・映像作家。 大阪芸術大学映像学科を卒業後、(株)スクウェア(現スクウェア・エニックス)にてゲームプランナーとしてゲーム開発を行う。その後フリーランスとしてゲームのシナリオ、ゲームデザイン等を経て、映画やアニメーション、音楽PVの制作を行う。

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