美術工芸学科
基礎美術コース
※2022年募集停止
伝統と文化のまち・京都で学ぶ、
「日本のアート」の基礎。
学べる分野
いけばな│茶の湯│能楽│漆芸│陶芸│水墨画│書
将来のキャリア・就職
日本文化を伝え
つなぐ担い手に。
卒業後の進路は、古美術商や工芸品の職人や、海外からのゲストが多く宿泊するホテルに勤めるなど多岐にわたります。
いずれも本コースで学んだことをもとに、日本文化を伝えつなぐ担い手になります。
4年間の学び
身体丸ごと触れる。
いけばな、能楽、茶陶、漆芸、臨書。
一流の先生に学びながら、日本文化の基本の「き」を身体丸ごと触れてみる。
炎で茶碗を焼く
まずは学内の山で自ら土を集めることからスタート。ろくろを使って抹茶碗を成形し、炭の炎を使って焼きます。現代の陶芸家でも滅多にしない手法でつくることで、陶芸づくりの原点を学びます。
日本文化の奥深さを知る。
体験と知識をつなぎ、応用的に学ぶ2年次。
歴史背景を理解することで、日本文化の奥深さを知る。
いけばなの応用を学ぶ
1年次で学んだいけばなの基礎を応用。花を活けるだけでなく、その歴史を学んでいきます。いけばなを中心に捉え、書や画、漢詩などさまざまな技や知識を結集させ、空間についても考えます。
世界へ、未来への発信力を養う。
学んだことを復習しながら自分自身の表現を模索。
世界へ、次世代へと伝えつなぐ発信力も身につける一年。
書と絵画の複合表現
古来より「書画一体」と呼ばれるように、密接なものとして表現されてきた絵画と書。両方の表現を学び、新しい時代の書と絵画の結びつきを探りながら、新たな表現へとつなげます。
社会で発信していく。
制作や研究を通して学んだ知識と技術の集大成へ。
文化・伝統から未来を考え、新たな美を生み、つなげていく。
卒業制作・研究
日本文化をベースに、現代に適応した新しい表現を模索。陶芸や漆、金屏風など日本の伝統的な手法を用いた作品はもちろん、ガラスやインスタレーションなどバラエティ豊かな作品が揃います。
TOPICS
これも、基礎美術コース。学外の展覧会にアート作品を出品
学科主催の選抜展「クロスフロンティア」(ワコールスタディホール京都)に、本コースの学生も出品しました。日本文化や伝統をもとにコンセプトをたて、制作した現代美術の作品を展示し、好評を得ました。
発信力を身につける
文化・工芸の魅力を自ら世の中に発信し、伝える力も重要と考え、PCソフトを使ってのデザインスキルを習得。コースの学びをゲームや冊子に再構成するなど、幅広い発信方法にアプローチしていきます。
自ら舞い、 謡(うた)う
能楽の基本である「仕舞」と「謡」を学ぶ授業。能楽師の第一人者から手ほどきを受け、初心者の学生も能の型を身につけます。基礎を完成させた後は、学外のコンクールに出場することもあります。
漢詩を学ぶ
中国で生まれ、日本で独自の発展を遂げた漢詩。自分の気持ちを詩で表すほか、自身の篆刻印をつくったり、和綴じ本の技術を学んで漢詩集を制作したりと、総合的に体験しながら学びます。
学生作品
教員紹介
卒業生紹介美術工芸学科
「シェル美術賞2020」学生特別賞、「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2021」Proactive賞受賞。現在は京都にアトリエを構え「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2022」やグループ展「DAWN-EXPOSITION2021.04-」に参加。2022年には個展「outline」「ピースとホール」を開催するなど、次々と作品を発表している。
大学1年生の頃から「対話型鑑賞」と呼ばれる鑑賞法を繰り返し、作品と人のかかわりについて考える日々を過ごす。芸術や文化とのかかわりが深く、「対話型」の経営を大切にする社風に惹かれて京都信用金庫に入庫。「ゆたかなコミュニケーション室」に所属し、イベント企画や広報誌の制作など、地域と人、人と人をつなぐ活動に携わっている。
京都日本画新展2021優秀賞、京都芸術大学松陰芸術賞、Seed山種美術館日本画アワード2019、第一回三越伊勢丹千住博日本画大賞展入選、佐川美術館粟和田栄一賞、日本美術院院友。植物をテーマに制作しています。
制作場所訪問に始まり、作品実現のため調整を行う仕事。「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」では作家5名を担当。会期中も作品のメンテナンスや運営業務に携わる。
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