カリキュラム
大学院 芸術研究科 博士課程 芸術専攻16単位以上を修得し、論文の審査および試験に合格すると博士(芸術)の学位を取得できます。
研究論文の内容によって、本学が認めた場合、博士(学術)が授与されます。
研究 | 研究・制作 | |
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学内外の研究者との |
制作に関わる作家、素材、技法、 |
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必修特論(必修履修) 第一線で活躍する研究者、作家、 |
比較芸術文化論特論 [インターネットを通じた遠隔地での受講が可能] |
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研究科目(3科目必修) 1年次「理論研究1」、 |
理論研究1~3 | |
制作科目 博士論文執筆の過程から得られた |
- | 制作研究1~3 [修了要件には含まない] |
博士論文 | 博士論文および作品 |
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[学位取得]
博士(芸術)
または
博士(学術) -
[学位取得]
博士(芸術)
博士課程学位審査について
各年次に1本の査読付論文を執筆し、本学が発行する研究論文集『大学院紀要』をはじめとした学術誌に掲載、もしくは学会で発表することが求められます。
3年次にはそれまでに執筆した3本の論文(研究成果)をベースとして、序文、結論を付加し1本の博士論文に整えます。
その後、論文審査と口頭試問による学位審査に臨みます。
これまでの論文題目
2023年度
- 都市空間の形成過程に見る建築家の関与について-ゴットフリート・ゼムパーのドレスデンとウィーンでの仕事を中心に-
- 日本画における空間性について-制作論的一考察-
- アニメーション制作における文化的側面の研究-創造、発信そして受容の視点から-
- 文化遺産を活用した地域活性化に関する研究-日本遺産事業の課題と可能性-
2022年度
- POST/PHOTOGRAPHYの2020年代の展開を論考する
- 古代日本庭園の底流にあるアニミズム的要素ー祭祀空間の造形と文化的営みからー
- 「感覚変容」の映像表現研究 ―「感覚変容映像」の分類・分析とアニメーションによる拡張の可能性―
- 釣竿に見る「用の美」―明治以降の六角竿、その興隆と衰退そして可能性―
- 近代以降に発生した線状空間及びリニアパークについての研究 ―日米を中心としたその生成要因、類型、社会的影響について―
2021年度
- 太田省吾研究-「述語の演劇」へのプロセス-
- 現代日本に生きる人々の営みの記憶、行為の記憶のアーカイブとしての博物館展示研究
- 沓脱の変遷と役割に関する研究―中世・近世における庭園と建築の関係を中心に-
- 絹本における美人画の白肌と髪の生え際の表現と素材・技法に関する研究-上村松園を中心に-
- ピクトグラムにおける対話性-インタラクティブ性をもつサインデザインの提案-
2015〜2020年度
- 鏑木清方研究―日本画作品における線の表現を中心に―
- 「知的障碍者の芸術と自己効力感」―特別支援学校での実践と評価―
- 芸術体験としての「読書行為」における読者の役割―アーティスツ・ブックスとコスースの作品分析を中心とした考察―
- 鳥山石燕の妖怪画に関する研究―造形の思考法と運用術をめぐって―
- 茶の湯における七事式の研究—速水宗達を中心に—
- 皇室庭園における「蓬莱」の展開と変遷に関する日中比較研究
- 『都林泉名勝図会』における庭園描写の特徴
- 縄文土器の環境と造形—「大川式土器」から縄文を紐解く—
- 小津安二郎作品におけるムービングイメージと〈死の美学〉について
- ペインティング自体とは何か—「アンフラオブジェ」としての絵画体
- 鎌倉における観音浄土庭園成立に関する研究 ―その立地的特色と空間構成および思想背景について―
- 近世初期の京釜研究―辻 与次郎を中心に
- 内面性の行方 ―中国における奈良美智―
- メンテナンスループという作品 ―制作者と受容者の持続的な共同制作―
- 金瑩付考 ―基底材の違いがもたらす金表現効果の研究―
- 近代黎明期茶道史の研究
- 戦時下の陶磁器産業における製造、流通への考察 ―戦時統制と製品―
- 戦時下の諷刺漫画におけるユーモア―近藤日出造と雑誌『漫画』―
- 亜鉛結晶釉の結晶析出の多様化に関する研究
- 朝鮮時代における漆器下地材料の変遷に関する研究
- 上村松園における女性像表現の研究―《焔》を中心に
- 多層色面による絵画空間構築 ―プッサンとセザンヌに見る方法論的系譜―
- 現代日本の建築空間における「伝統性」のありかた ―伝統を継承する手法の研究― 他
- 表具考-絵掛軸を中心に
- 「遠州流」の成立と展開
- 資本主義・神の想像物・信念のシステム ―不可知論的アニミズムのアプローチ―
- 祭礼と音楽教育 ―「鞍馬の火祭」における音楽・音,音の風景を通して―
- 写真の身体―イメージの現象論と現代日本写真
- 福井良之助研究-油彩画から謄写版へ、そして油彩画へ
※詳しくはHPをご確認ください。
リポジトリ:https://kyoto-art.repo.nii.ac.jp/
詳しくはHPをご確認ください。 リポジトリ:https://kyoto-art.repo.nii.ac.jp/