学長からのメッセージ

試練のときも、
芸術は、人のこころに力をくれる。

2020年、世界中が大きな試練に見舞われました。そんな中、芸術やアートが人のこころに力を届けてくれることを、改めて実感する出来事がありました。

ある病院の小児病棟の壁や天井に描かれた、パステルカラーの動物や草花たち。「ホスピタルアート」と呼ばれる、本学の学生たちの作品です。病院を生活の場とする子どものこころが、少しでも楽に、明るくなるように。思いのこもった、やさしい絵の数々は、子どもたちやご家族だけでなく、お医者さんや看護師さんにも、たいへん喜ばれていると聞きました。

学科を超え、先生と学生が力を合わせてつくるホスピタルアートは、本学の理念である「藝術立国」にもつながる、大切な活動のひとつになっています。芸術作品は、それを生み出す人のこころを映し出すとともに、それを見る人のこころを動かすのです。

「みんなが感動する芸術作品をつくりたい」「デザイナーになって活躍したい」「演劇人として舞台に立ちたい」「子どもたちに表現する楽しさを伝えたい」────大学は、こうした皆さんのこころを受け止め、はぐくむ、大きな器です。

自然の中を散策し、観察すること。四季の変化を、五感で感じること。本を読み、整理すること。先生や友だちと出会い、議論すること。繰り返しデッサンすること。道具の扱い方を身につけること。

教室で講義を聴くことは、学びのごく一部でしかありません。4年間で経験することの一つひとつが、皆さんの中にある「自分の芸術」「自分のアート」「自分のデザイン」を成長させる大きな力になるでしょう。

かつて経験したことのない状況の中で、私たちは、教育のあり方について真剣に考え、心身の健康を守ることを最優先にして、新しい学びの仕組みを工夫してきました。

京都芸術大学は、安心して学べる場をしっかりと準備して、皆さんと出会える日を待っています。

学長 吉川 左紀子
𠮷川左紀子

京都芸術大学 学長
京都芸術大学文明哲学研究所所長
京都大学 名誉教授
京都大学フィールド科学教育研究センター 特任教授

1977年、京都大学教育学部卒業。京都大学大学院教育学研究科博士課程認定退学。博士(教育学)。追手門学院大学助手、助教授、英国ノッティンガム大学客員研究員、京都大学大学院教育学研究科助教授、教授を経て、2007年、京都大学こころの未来研究センターに初代センター長として着任(2018年3月まで)。専門は認知心理学。京都市社会教育委員会議長、京都市社会福祉審議会委員。

 

 

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