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2019.11.26

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大学院グローバル・ゼミのゲスト講師によるトーク第20弾

グローバル・アート・トーク020「新しい生活、沈黙とハワイについて」田中功起(アーティスト)

2019. 12/07 (土)

18:00

19:30

瓜生山キャンパス

人間館NA402教室 MAP
京都造形芸術大学では来る12月7日(土)、東山アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)との共催による世界的なトップ・クリエイターを招聘したトークイベント「GLOBAL ART TALK」の第20回を開催します。

今回はアーティストの田中功起氏をお迎えし、「新しい生活、沈黙と ハワイについて」と題してお話し頂きます。

たくさんの方のご来場をお待ちしています。

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あいちトリエンナーレが終わって、誰に向かって、何を語るべきかがわからなくなっています。そこで見聞きしたものは人びとのヘイトであり、排外主義であり、歴史否定であり、歴史修正主義の言葉でした。ぼくたちが反応すべきはそれらこの社会の問題である、と思います。そしてそれと共に考えられる作品があったと思います。でもそこでくり広げられたのは、保身と自己プレゼン/自己アピールであり、アーティストも、ディレクターも、政治家も、キュレーターも、その多くが何かを見失っているように思えたのです。
このトーク、ぼくの当初のもくろみは近年の活動群を自分なりに整理してみることでした。共同体や公共性について、方法論や制作の組み立て方について、集団と個の問題などについて。しかしその意味がいま見い出せません。なので作品についての話しはほとんどしないかもしれない。むしろ語られることは、いまだ制作にさえいたらないリサーチの話、脇道に逸れて戻ってこれなかった話、迂回の果てに何も見つけられなかった話などかな。つまりぼくはある種の素朴さについて話してみたいのかもしれないのです。(10/12/2019)

■概要
日時: 2019年12月7日(土) 18:00-19:30
会場:京都造形芸術大学瓜生山キャンパス 人間館NA402教室
料金:無料(要申込み) 
定員:100名
主催:京都造形芸術大学大学院、東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)

■講師プロフィール
アーティスト。主に参加した展覧会にミュンスター彫刻プロジェクト(2017)、ヴェネチア・ビエンナーレ(2017)、リヴァプール・ビエンナーレ(2016)など。2015年ドイツ銀行によるアーティスト・オブ・ザ・イヤー、2013年ヴェネチア・ビエンナーレでは参加した日本館が特別表彰を受ける。主な著作、作品集に『Precarious Practice』(Hatje Cantz、2015年)、『必然的にばらばらなものが生まれてくる』(武蔵野美術大学出版局、2014年)、『共にいることの可能性、その試み、その記録-田中功起による、水戸芸術館での、ケーススタディとして』(グラムブックス)など。

■お申込み
下記Googleフォームより、1.お名前 2.メールアドレス 3.参加者数 4.ご職業(学生の場合は大学名、在学生の場合は学籍番号)をご記入の上お申込みください。
https://forms.gle/7B4L71JPuXGAyM239

メールでお申込みの場合は、件名に「グローバル・アート・トーク020申込み」、本文に上記1~4をご記入の上、下記メールアドレス宛にお送りください。
GLOBAL_ARTTALK@office.kyoto-art.ac.jp


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写真1,2:©Koki Tanaka

費用 無料
定員 100名
申込方法 本文中のGoogleフォームか、GLOBAL_ARTTALK@office.kyoto-art.ac.jp宛に氏名、人数、電話番号あるいはメールアドレス、ご職業(学生の場合は大学名※京都造形芸術大学生は学籍番号も)をお送りください
主催 京都造形芸術大学大学院、東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)
お問合せ GLOBAL_ARTTALK@office.kyoto-art.ac.jp
関連教員 片岡真実(大学院芸術研究科 教授)
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