展示・イベント

2021.01.15

  • 講座・講演
  • 近畿圏

演劇作家・藤田貴大ワークショップ

「待ち合わせていた風景を記録する」

2021. 02/11 (木)

2021. 02/13 (土)

キックオフトーク:11日(木・祝)11:00~12:30 聴く・話す:11日(木・祝)~13日(土)

オンライン(Zoom)

わたしたちは何度も待ち合わせていた。町のなかで、家のまえで、駅で、いつもの公園で、待ち合わせていた。もしくは劇場にて、待ち合わせていた。だれかと待ち合わせて、準備をしていた。あるいは、なにかを観るために待ち合わせていた。劇場とは、だれかを、なにかを、待ち侘びる場所であるはずだった。
2021.1.8 藤田貴大

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人が集うという当たり前のことが、当たり前にはできない現在。「待ち合わせる」ことについて、私たちはどんな影響を受けたのか、どんなことを考えたのか、そのとき周りの風景はどうみえたのか、変わったのか、変わらなかったのか。聴いて話して考えて、その風景を記録するワークショップを開催します。

当センターでは、2016年から藤田貴大氏、マームとジプシーとの協働作業を一般参加の地域の方、本学の学生と共に継続して行っております。これまでの藤田氏との協働作業では、参加者一人一人にヒアリングをし、それを素材に舞台でのセリフや動きを立ち上げてきました。今回はその舞台作品を創造するプロセスの一番最初にあたる作業を体験していただきます。

また、現在の状況において舞台作品や劇場の在り方に欠かせない一つの場所に「待ち合わせる」こと、その意味や方法について、演劇作家、一般の方々、学生、劇場で働くスタッフも含めて、一緒に考えていく、そんな時間と場を共有します。

今回のワークショップで集まった記録の一部は、次年度に予定しているワークショップ企画の素材となります。


■日程
①キックオフトーク 
2/11(木・祝)11:00~12:30 会場:オンライン(Zoom)
②聴く・話す
2/11(木・祝)~2/13(土)の内、1人30分程度 会場:オンライン(Zoom)
③記録する
2月中に「風景の記録」をメールなどで提出
④待ち合せる
「風景の記録」を元に構成した作品を3月よりウェブ上にて順次公開          

■対象:
小学生以上で上記のすべてのプログラムに参加できる方
※幅広い年齢層の方々の参加をお待ちしております。
※①キックオフトーク視聴のみの参加も可。

■応募締切:
2021年1月31日(日)中 
※定員に満たない場合、〆切を延長する場合がございます。
 参加の可否は2月6日(土)までにお知らせいたします。


■藤田貴大 プロフィール
1985年生まれ。北海道伊達市出身。2007年にマームとジプシーを旗揚げ。2011年に三連作『かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。』で第56回岸田國士戯曲賞受賞。『cocoon』(今日マチ子原作)の再演(2015)で第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2018年11月『書を捨てよ町へ出よう』(寺山修司作)で「フェスティバル・ドートンヌ・ア・パリ」に招聘され、パリにて上演。近年、作・演出を務めた作品として、都市におけるヒーローをテーマに描いた「CITY」(2019年5月-6月)、ファッションブランド、ミナ・ペルンホネンとのコラボレーション作品「Letter」(2019年12月/2020年1月)などがある。演劇作品以外ではエッセイ、小説、共作漫画など、活動は多岐に渡る。2020年7月には初の小説集「季節を告げる毳毳は夜が知った毛毛毛毛」を河出書房新社より出版。


そのほかの詳細は京都芸術劇場HPをご覧ください。
http://k-pac.org/?p=12329
費用 無料
定員 15~20名程度(応募者多数の場合は抽選) ※①キックオフトーク視聴のみの方は定員に含みません。
申込方法 申込フォームからお申込みください。<https://forms.gle/ep8sZqBzQDuKXNho7
主催 京都芸術大学 舞台芸術研究センター
お問合せ 075-791-9207(平日9時~17時)
URL http://k-pac.org/?p=12329
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