展示・イベント

2021.06.14

  • 講座・講演
  • 近畿圏

大学院グローバル・ゼミのゲスト講師によるトーク第27回

GLOBAL ART TALK 027 金澤 韻「上海アートシーンの観察(2020~21前半)」

2021. 06/18 (金)

18:30

20:00

オンラインにて実施。 ウェビナーにてご登録の上ご参加ください。

来る6月18日(金)18:30より、一般社団法人HAPSとの共催による世界的なトップクリエイターを招聘したトークイベント「GLOBAL ART TALK」の第27回「上海アートシーンの観察(2020~21前半)」by金澤韻(キュレーター)を開催します。

日本の美術館に12年勤務、ニューヨークで研修、ロンドンの大学院で学び、ヨーロッパのいくつかの国で展覧会に携わった。それぞれの土地における美術の考え方、仕事のやり方にはもちろん違いがあったが、いま住んでいる上海のそれと比較すると、自分の経験してきたものがまるで一括りにできるような気がしてしまう。
中国随一の商業都市、上海には、2600万人が住み、美術館は100館ほど。二つの大きなアートフェアと、上海ビエンナーレが定期開催される。ここでアートは発展途上なのではなく、別の生態系を形成し、爛熟している。私の目から見た上海を共有してもらうことで、アートがこの世にいろんな姿で存在することを感じてもらえれば・・・と思う。(金澤韻)

現代アートを取り巻く環境は、この数十年で飛躍的に複雑化し、そのなかでアーティストとしてグローバルに活躍する道を模索することは容易ではありません。世界各地で同時多発的に生産される芸術の概況を把握することは、もはや不可能といって良いでしょう。とりわけ、経済成長と近代化の進む近隣アジア諸国では、新しい美術館の創設やアートフェア、国際展の隆盛など発表の機会も拡大し、世界からこの地域に向けられた注目も高まっていますが、すでにアートを取り巻くインスティテューションとしては整備を終えた感もある日本では、むしろ制度化の再考、アーティストの社会的役割、グローバルなネットワーク構築などが改めて問われているといえるでしょう。
 京都では、多くの芸術系大学から毎年新しいアーティストが輩出されていますが、日本の伝統文化の中心地でもある街から、このように複雑化した現代アートの世界と、今日、どのようなつながりを見出すことができるのでしょうか?京都芸術大学とHAPS共催による「グローバル・アート・トーク」では、世界各地で活躍するアーティスト、キュレーター、コレクター、研究者、ギャラリストなどを招聘し、対話を積み重ねていくことで、世界を実感し、理解を深めていきたいと考えています。
費用 無料
定員 500名
申込方法 http://bit.ly/GAT027_210618
主催 京都芸術大学大学院、一般社団法人HAPS
お問合せ GLOBAL_ARTTALK@office.kyoto-art.ac.jp
  1. Home
  2. 展示・イベント
  3. GLOBAL ART TALK 027 金澤 韻「上海アートシーンの観察(2020~21前半)」|展示・イベント情報

毎日更新! 公式SNS

公式SNS紹介