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2021.11.11

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コミュニケーション・スキルアップの3日間!

2021年度教員免許状更新講習を2022年1月に開催

2022. 01/08 (土)

2022. 01/10 (月)

全日10:00~18:00 休憩1時間半 予定

瓜生山キャンパス

今年で12年目の実施となる、本センター主催の教員免許状更新講習。
8月に実施した際は、学校区分も専門科目も異なる先生方にご参加いただき、受講後の文科省の講座評価も平均以上でした。

この度、同講座を、2022年1月8日(土)、1月9日(日)、1月10日(月・祝)の3日間、本学を会場に開講します。免許状更新該当者を優先しますが、今年度より教職にある方で本講習に興味を持たれた方の参加も受け付けます。

本講習は「コミュニケーション・スキルアップの3日間!」と題し、「主体的・対話的で深い学び」の実現のために必要不可欠かつ、人と人との間で生きていくために最も重要なツールであるコミュニケーション能力のあり方・育て方を学ぶことを目的に、美術や図画工作に限らず、心理学や理科、歴史など教科や分野を横断したワークショップを実施します。

本センターは、複数人で対話しながらアート作品を鑑賞する「対話型鑑賞」を実施・研究しています。対話型鑑賞は現在のような予測困難で複雑な社会(これまでの経験や既習の事柄では対応できない社会)を生き抜くスキルが身につくという点で、汎用性のある能力開発や教育の手段としての注目も高まっており、これまで本センターでは、学校教育現場や美術館のみならず、様々な業種の企業や医学教育の現場で対話型鑑賞を実践してきました。

私たちは対話型鑑賞を通して、「自由に、好き勝手に」話すだけでは「主体的・対話的で深い学び」が起きない、それどころか自分のものの見方や感じ方の絶対視や互いの不干渉を助長しかねないと考えています。
→参照:寄稿文「日本に対話型鑑賞は定着するか?」:アートコレクターズ No.151 2021年10月号

そのような事態にならないためにも、子どもたちの前にまず先生方自身が「コミュニケーションとは何か」「学ぶとは何か」という根源的な問いに向き合う機会を作りました。

【感染対策について】
今年度、新型コロナウィルス感染症に対して十分な対策を行い対面で講座を実施します。
8月の参加者に講習の総まとめとして記入していただいた小論文には、不安に感じられる対面開催について以下のようなコメントもいただきました。

コロナ禍の中で万全な対策をして頂いて、3日という長丁場の講習が盛りだくさんなようで、あっという間に感じられる程、よく精査された内容で開いて頂きました。

対面開催にあたっては受講者にも2週間の体調チェックを行っていただきました。また、講習中はフェイスシールドやアルコール消毒、講習用品は個別に管理等を徹底して行い、事後に体調の異変を訴える方はありませんでした。このノウハウを1月にも生かします。

受講される皆様におきましては、本講座への参加における注意事項を【新型コロナウィルス感染症対策に関して】に記載しておりますので、必ずご確認いただきますよう、お願い申し上げます。


以下に、講習の概要、募集要項、申し込み先をご案内します。
_________________________

■ 講習の概要
「コミュニケーション・スキルアップの3日間!」

日 時:2022年1月8日(土)、9日(日)、10日(月・祝)
全日10:00~18:00(休憩1時間半)(予定)

会  場: 京都芸術大学
開設内容: 教科指導、生徒指導その他教育の充実に関する事項(選択領域)
開設時間: 18時間
受講対象: 幼稚園・小・中・高校教諭(教科不問)および養護教諭
受講人数: 50名まで
試験方法: 筆記試験(各日に行う小論述を試験とみなし、3日分により総合的に判断します)
受講料金: 20,000円(受講に必要な材料費・実習費込み)

講 師:
大野 照文(京都大学名誉教授/古生物学,実践生涯学習学)
伊達 隆洋(京都芸術大学准教授/臨床心理学)
春日 美由紀(京都芸術大学非常勤講師/美術教育学)
北野 諒(大阪成蹊短期大学/幼児教育学、美術教育学)

プログラム(選択領域講習18時間以上):
1日目
・ワークショップ「鏡をみながら逆さまの世界を歩く」
・ワークショップ「目隠しをした人に絵を言葉で伝える」
・ワークショップ「マンガ読解」
・ディスカッション「今日の振り返り」
・小論述

2日目
・レクチャー「対話型鑑賞について-みる・考える・話す・聴く―」
・ワークショップ「聴く、応答する」
・ワークショップ「対話型鑑賞を体験しよう①」
・小論述

3日目
・ワークショップ「貝体新書-おとなが学ぶ二枚貝」
・ワークショップ「対話型鑑賞を体験しよう②」
・ディスカッション「学校現場での実践を考える」
・小論述

■ 募集要項
https://drive.google.com/file/d/1c7OFX3GPNxRrxztZhWNAAVJX4nKfRz64/view

■ メールでのお申しみの場合
・宛先:info@acop.jp
・件名に「京都芸術大学ACOPエントリー」と表記し、下記の【必要事項】を記載してお送りください。
※お申し込みは先着順で受け付けます。定員に達し次第締め切りとさせていただきます。

■ FAXでのお申し込みの場合
・宛先:075-791-9185
・A4用紙1枚に、宛名として「京都芸術大学ACOPエントリー」と冒頭に表記し、【必要事項】を記入してお送りください。

【必要事項】
・ご氏名(ふりがな)
・ご勤務校(採用予定者・教員経験者・その他の方はその旨をご記入下さい)
・職名、教科名
・自宅住所(郵便番号からお願いします。)
・ご連絡先(FAX番号と連絡を取りやすい電話番号をお願いします。PCアドレスをお持ちの方はご記入ください。)
・この講習を何でお知りになったか


みなさまのご来場、お待ちしております!
費用 20,000円(受講に必要な材料費・実習費込み)
定員 50名まで
申込方法 メールまたはFAX
主催 アート・コミュニケーション研究センター
お問合せ info@acop.jp
URL https://www.acop.jp/
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