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2022.03.07

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調査報告会「近代型友禅の表と裏-絵刷調査を通して」

産学連携事業:千總所蔵の近代工芸資料に関する調査

2022. 03/28 (月)

14:00

16:30

株式会社千總本社5階ホール・オンライン配信 (zoom ウェビナー)

〒604-8166 京都府京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80 (株)千總内
明治時代初頭に化学染料が輸入されて以降、京都で盛んに製造された型友禅染。型紙を用いてあらゆる形を素早く染めるこの技術は、人々に色鮮やかな模様の衣服を届けました。絵刷とは型紙を用いて模様を紙に摺り出したもので、型友禅染の工程において、型紙の品質等を確認する役割を担っています。絵刷には型友禅の模様が刷られるだけでなく、日付や人名などの墨書が記されています。言い換えるならば、当時の型友禅染の職人の「ものづくり」の軌跡を示す資料でもあります。

京都芸術大学では、型友禅の老舗企業である株式会社千總との覚書のもと、2021年度より、千總の所蔵する明治・大正時代の絵刷冊子の共同調査を開始しました。本年度は歴史遺産学科の正課授業の一環として、千總文化研究所のご指導のもと学生たちによる絵刷の基礎調査が実施されました。

このたび初年度の成果発表として、千總本社にて報告会が開催されます。本報告会では、学生らを中心とした調査報告とともに、千總の型友禅の成立背景にある「近代におけるキモノの流行」について京都女子大学の青木美保子氏による基調講演も行われます。

対面+オンライン(各定員あり)での開催ですので、ご興味のある方はお早めにお申し込みください。
詳細およびお申し込みは、下記リンクより千總文化研究所イベントページをご覧ください。

https://icac.or.jp/public/2022/02/18/4615/
費用 無料
定員 対面:30名、オンライン配信:100名
申込方法 予約フォームからお申し込みください。https://icac.or.jp/event/
主催 千總文化研究所  (共催 京都芸術大学)
お問合せ 一般社団法人千總文化研究所 イベント事務局 info@icac.or.jp
関連在学生 芸術学部歴史遺産学科2,3回生(歴史遺産学プロジェクト演習I・III Cクラス受講者)
関連教員 歴史遺産学科・増渕麻里耶准教授
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