2023.02.13
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「Kimono Kirumono CYCLE PROJECT #2」展
2023. 02/23 (木)
2023. 03/04 (土)
11:00
18:00
最終日は16:00まで
長者町コットンビルアートスペース「GROUND」 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2丁目11-24
「着物」〓「洋服」の循環を開発するプロジェクト。
2023年2月、名古屋にて展示会を開催!
「Kimono Kirumono CYCLE PROJECT #2」展
京都芸術大学空間演出デザイン学科の専任講師、伊藤正浩とファッションブランド「01u10」伊藤広宣によるKKCP(=Kimono Kirumono CYCLE PROJECT)。「着物と洋服の循環」をテーマとした展示会の第2弾を名古屋にて開催予定です。
和と洋の垣根を超えて挑んだ、循環型ファッションの商品開発。その作品や研究行程を通して、新しいアプローチとなる衣類の短サイクルな廃棄問題の解決方法の一つを提案します。地球環境や社会問題への関心を広げる試みとしても、サスティナブルな循環型ファッションの可能性を探ります。
~プロジェクトの見どころ~
◎つくり手と消費者に問う、循環型ファッションの新たなアプローチ
世界的にSDGsや環境配慮が推進され、ゴミを出さない「リデュース」、資源を再利用する「リユース」、廃棄されるゴミを再生資源とする「リサイクル」の3Rにもとづく循環型社会への意識が高まっています。また、ファッション業界で「大量生産・大量消費」のビジネスモデルによる低賃金労働などが社会問題とされているなかで、エシカルファッションなどに取り組む企業も注目されつつあります。企業やブランドなどつくり手の側だけでなく、一般消費者である私たちにも“どんな行動をとるべきか?”を考え、地球環境や社会に配慮した消費を選ぶことが求められています。
本プロジェクトでは循環型ファッションの新たなアプローチを提案。「着物」と「洋服」の循環という仕組みづくりによって環境・社会問題に挑み、これからの時代のつくり手と消費者、双方への関心を広げる試みとなっています。
◎「着物」〓「洋服」のサイクルで衣類を再構築する仕組みづくり
KKCPが進めている研究の特徴は、単に衣類をリメイクするのではなく、着物〓洋服を相互に仕立て直す仕組みを開発している点です。
着物は本来、必要最低限の裁断パーツで縫製されます。洋服の型紙は、同量の布からそれぞれの形に展開できるように設計し、着物として着用した際に縫い目が見えない箇所で裁断を行い、洋服に仕立てるためのパーツを確保するなどの工夫を取り入れました。この仕組みを活用して縫いを解き、縫製し直すことで別の服として再構築することが可能となっています。展示会では、この仕組みによって制作された着物、コートやワンピースを展示するとともに、裁断の展開図や各パーツの構成図なども紹介します。
◎日本だからできる、着物文化を支えてきた和裁士による仕立て直し
洋服づくりに和裁の技術を活かすという、独自のアプローチも大きな見どころの一つです。
本プロジェクトは株式会社後藤和裁(名古屋)の協力を得て和裁による製品開発に着手し、一方向のリメイクではなく衣類を再構築する循環型ファッションの可能性を見出しました。
展示作品の着物、コートやワンピースには、日本の着物文化を担ってきた職人の高い縫製技術が活かされています。展示会場ではこれらの作品を手がけた和裁士による縫製の行程を動画上映し、和裁士が使用する道具なども紹介。「着物」〓「洋服」の相互に仕立て直すことができる和裁を、価値ある技術として次世代の育成につないでいく試みでもあります。
◎第二弾の展示イベントでは一般応募の着物を使った作品も
2023年2月の名古屋開催では、京都での展示内容と併せて一般応募の着物を使用した作品も展示予定です。
タンスに眠っていた着物が、和裁士によってコートやワンピースなどの洋服に仕立てられる過程や、実際に身に着けた感想のインタビュー収録なども紹介。独自のアプローチで、循環型ファッションの可能性を探るプロジェクトの進捗を、ぜひご観覧ください。
【プロジェクトとは】
京都芸術大学空間演習デザイン学科ファッションデザインコース専任講師の伊藤正浩とファッションブランド「01u10」(ゼロイチユーイチゼロ)の伊藤広宣が共同で立ち上げたプロジェクト。衣類の短サイクルな廃棄問題の解決方法のひとつを提案するとともに、減少しつつある和裁技術への関心を広げようと試みる。株式会社後藤和裁(名古屋)の協力を得て、和裁の技術に着目し、着物と洋服を相互に行き来することができる循環型ファッションの製品開発を研究している。
2021年12月に京都にて「Kimono Kirumono CYCLE PROJECT」展を実施し、第2弾を2023年2月に名古屋で開催。
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開催概要
Kimono Kirumono CYCLE PROJECT #2
会期 : 2023.2.23(木) - 3.4(土)
時間 : 11:00 - 18:00 (最終日16:00まで)
会場 : 長者町コットンビルアートスペース「GROUND」 ( 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2丁目11-24 )
お問い合わせ :
ma-ito@kua.kyoto-art.ac.jp (伊藤正浩)
ma-ito@kua.kyoto-art.ac.jp (伊藤正浩)
https://www.instagram.com/kimonokirumono.cp/
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2023年2月、名古屋にて展示会を開催!
「Kimono Kirumono CYCLE PROJECT #2」展
京都芸術大学空間演出デザイン学科の専任講師、伊藤正浩とファッションブランド「01u10」伊藤広宣によるKKCP(=Kimono Kirumono CYCLE PROJECT)。「着物と洋服の循環」をテーマとした展示会の第2弾を名古屋にて開催予定です。
和と洋の垣根を超えて挑んだ、循環型ファッションの商品開発。その作品や研究行程を通して、新しいアプローチとなる衣類の短サイクルな廃棄問題の解決方法の一つを提案します。地球環境や社会問題への関心を広げる試みとしても、サスティナブルな循環型ファッションの可能性を探ります。
~プロジェクトの見どころ~
◎つくり手と消費者に問う、循環型ファッションの新たなアプローチ
世界的にSDGsや環境配慮が推進され、ゴミを出さない「リデュース」、資源を再利用する「リユース」、廃棄されるゴミを再生資源とする「リサイクル」の3Rにもとづく循環型社会への意識が高まっています。また、ファッション業界で「大量生産・大量消費」のビジネスモデルによる低賃金労働などが社会問題とされているなかで、エシカルファッションなどに取り組む企業も注目されつつあります。企業やブランドなどつくり手の側だけでなく、一般消費者である私たちにも“どんな行動をとるべきか?”を考え、地球環境や社会に配慮した消費を選ぶことが求められています。
本プロジェクトでは循環型ファッションの新たなアプローチを提案。「着物」と「洋服」の循環という仕組みづくりによって環境・社会問題に挑み、これからの時代のつくり手と消費者、双方への関心を広げる試みとなっています。
◎「着物」〓「洋服」のサイクルで衣類を再構築する仕組みづくり
KKCPが進めている研究の特徴は、単に衣類をリメイクするのではなく、着物〓洋服を相互に仕立て直す仕組みを開発している点です。
着物は本来、必要最低限の裁断パーツで縫製されます。洋服の型紙は、同量の布からそれぞれの形に展開できるように設計し、着物として着用した際に縫い目が見えない箇所で裁断を行い、洋服に仕立てるためのパーツを確保するなどの工夫を取り入れました。この仕組みを活用して縫いを解き、縫製し直すことで別の服として再構築することが可能となっています。展示会では、この仕組みによって制作された着物、コートやワンピースを展示するとともに、裁断の展開図や各パーツの構成図なども紹介します。
◎日本だからできる、着物文化を支えてきた和裁士による仕立て直し
洋服づくりに和裁の技術を活かすという、独自のアプローチも大きな見どころの一つです。
本プロジェクトは株式会社後藤和裁(名古屋)の協力を得て和裁による製品開発に着手し、一方向のリメイクではなく衣類を再構築する循環型ファッションの可能性を見出しました。
展示作品の着物、コートやワンピースには、日本の着物文化を担ってきた職人の高い縫製技術が活かされています。展示会場ではこれらの作品を手がけた和裁士による縫製の行程を動画上映し、和裁士が使用する道具なども紹介。「着物」〓「洋服」の相互に仕立て直すことができる和裁を、価値ある技術として次世代の育成につないでいく試みでもあります。
◎第二弾の展示イベントでは一般応募の着物を使った作品も
2023年2月の名古屋開催では、京都での展示内容と併せて一般応募の着物を使用した作品も展示予定です。
タンスに眠っていた着物が、和裁士によってコートやワンピースなどの洋服に仕立てられる過程や、実際に身に着けた感想のインタビュー収録なども紹介。独自のアプローチで、循環型ファッションの可能性を探るプロジェクトの進捗を、ぜひご観覧ください。
【プロジェクトとは】
京都芸術大学空間演習デザイン学科ファッションデザインコース専任講師の伊藤正浩とファッションブランド「01u10」(ゼロイチユーイチゼロ)の伊藤広宣が共同で立ち上げたプロジェクト。衣類の短サイクルな廃棄問題の解決方法のひとつを提案するとともに、減少しつつある和裁技術への関心を広げようと試みる。株式会社後藤和裁(名古屋)の協力を得て、和裁の技術に着目し、着物と洋服を相互に行き来することができる循環型ファッションの製品開発を研究している。
2021年12月に京都にて「Kimono Kirumono CYCLE PROJECT」展を実施し、第2弾を2023年2月に名古屋で開催。
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開催概要
Kimono Kirumono CYCLE PROJECT #2
会期 : 2023.2.23(木) - 3.4(土)
時間 : 11:00 - 18:00 (最終日16:00まで)
会場 : 長者町コットンビルアートスペース「GROUND」 ( 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2丁目11-24 )
お問い合わせ :
ma-ito@kua.kyoto-art.ac.jp (伊藤正浩)
ma-ito@kua.kyoto-art.ac.jp (伊藤正浩)
https://www.instagram.com/kimonokirumono.cp/
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費用 | ー |
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お問合せ | ma-ito@kua.kyoto-art.ac.jp (伊藤正浩)、ma-ito@kua.kyoto-art.ac.jp (伊藤正浩) |