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2025.01.27

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ICA Kyoto Talk 005 四方田犬彦(映画・比較文学研究家)「どこまでも未知なゴダール」(司会:浅田彰)

2025. 01/28 (火)

18:00

20:00

瓜生山キャンパス

人間館1F 102教室 MAP
京都と世界のさまざまなアート・シーンを繋ぐ大学院付置機関、ICA Kyotoは、世界で活躍するアーティストや研究者を招いたトークイベントを行っています。来る1月28日(火)には、昨年11月に大著『ゴダール、ジャン=リュック』を刊行された映画・比較文学研究家の四方田犬彦氏をお招きし、スライドや映像を紹介しつつ、偉大な映画芸術家、ゴダールに迫る講演を行います。配信なし、対面のみの実施になります。ぜひご来場ください。

ジャン=リュック・ゴダール(1930~2022)はつねに世界の映画史の先頭に立ち、映画を牽引してきた。92歳で死に至るまで、一日24時間中、映画のことを考え続けた。
長短をこきまぜ、その200本あまりの作品のなかで、日本で知られているのはわずか50本ほどにすぎず、残念なことに重要なヴィデオ作品が蔑ろにされている。本講演では『子供たちのロシアごっこ』や『ウディ・アレンに逢う』といったレアモノ映像を紹介する。またゴダールが最晩年に遺した、言語遊戯に満ちたアフォリズムと自画像、書簡などについて解説を施し、この偉大なシネアストの<最後の言葉>に接近しようとする。

<四方田犬彦 Yomota Inuhiko>
映画・比較文学研究家。長らく明治学院大学教授として映画史を講じ、コロンビア大学、ボローニャ大学、テルアヴィヴ大学、中央大学校(ソウル)などで客員教授、研究員を歴任。映像と言語芸術、都市論を主題に批評と研究を続けてきた。著書は120冊を超えるが、『マルクスの3つの顔』(亜紀書房)、『ルイス・ブニュエル』『見ることの塩』(作品社)、『〈かわいい〉論』(筑摩書房)、『蒐集行為としての芸術』(現代思潮社)、『先生とわたし』(新潮社)、『ゴダール、ジャン=リュック』(白水社、2024)がある。サイード、ダルウィーシュ、パゾリーニを翻訳。サントリー学芸賞、桑原武夫学芸賞、伊藤整文学賞などを受賞。
費用 入場無料
定員 ――
申込方法 不要
主催 ICA京都、京都芸術大学大学院
お問合せ info@icakyoto.art
URL https://www.kyoto-art.ac.jp/news/press/1394
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