展示・イベント

2013.03.14

  • 展覧会
  • 首都圏

Shigeru Ban —Architecture and Humanitarian Activities

坂 茂 建築の考え方と作り方

2013. 03/02 (土)

2013. 05/12 (日)

13:30

18:00

最終入場受付17:30|月曜休館日

水戸芸術館 現代美術ギャラリー

茨城県水戸市五軒町 1-6-8

世界が注目する日本人建築家・坂 茂による初めての大型個展

建築家・坂茂の創作と活動を包括的に紹介する日本で初めての大規模個展  紙管をはじめとする様々な材料や構法を用いることで、住宅から公共施設、そして災害支援に至るまで、多くのプロジェクトを世界各地で進行させる建築家、坂 茂(ばん・しげる)の活動の全貌を紹介します。坂の作品の特徴は、我々が普段、気にもかけずに見過ごしがちなものの中に建築の材料として特性を見出し、それを建築作品として実用化するところにあります。坂はそのキャリアの早い段階から、これらの材料を用いつつ優れたデザインで解決する建築家として、独自の建築手法を展開してきました。例えば、80年代に再生紙でできた「紙管」に着目した坂は、多くの研究と開発を経て「紙の家」や「ハノーバー国際博覧会日本館」を実現させた一方、安価でどこでも入手できるという利点を活かして、「紙のログハウス」「避難所用簡易間仕切り(Paper Partition System)」といった災害支援へと発展させました。また、海上輸送コンテナを利用した「ノマディック・ミュージアム」や、それを多層化させて実現した「コンテナ多層仮設住宅(宮城県女川町)」、街角で見かけた中国製の帽子にヒントを得た「ポンピドゥーセンター・メス」など、その活動は幅広く、国際的に高い評価を受けています。本展では、坂の初期作品「紙の家」から代表作「ポンピドゥーセンター・メス」、日本初の試みとなった3階建ての「コンテナ多層仮設住宅」のプロジェクトに至るまで、坂茂の仕事を写真、映像、模型、立体展示で辿りながら、自然災害といかに関わっていくかが問われる現在、建築や建築家に何ができるのかを探ります。

<関連プログラム> 人とアートに出会う4週間 「高校生ウィーク2013」
期間:2013年3月10日[日]〜 2013年4月7日[日]
■美術の教育プログラム 高校生ウィークは高校生と同年代の方に現代美術に親しんでいただくための展覧会無料招待期間です。期間中は年齢を問わずギャラリー入場者がどなたでも利用できるカフェを開設が開設されます。

主催 公益財団法人水戸市芸術振興財団
助成 公益信託タカシマヤ文化基金、公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団
協賛 鹿島建設株式会社 協力 坂茂建築設計、アサヒビール株式会社、日本化工機材株式会社、株式会社イトーキ、株式会社加瀬倉庫、TSP太陽株式会社、株式会社良品計画、エルメスジャポン株式会社、Holzbau Amann GmbH、BLUMER-LEHMANN AG 企画 門脇さや子(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
費用 一般 ¥800、前売り・団体(20名以上) ¥600、 中学生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
定員 なし
申込方法 事前申込不要
主催 公益財団法人水戸市芸術振興財団
お問合せ TEL:029-227-8111(代表)
URL http://arttowermito.or.jp/
http://arttowermito.or.jp/english
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