Incubation Program

世界にひらかれる大学院

本学大学院には大学院生や修了生の社会参加、国際交流を行うインキュベーションプログラムが用意されています。国内外のアート関係者との交流機会をさまざまに設け、それを通じて自立した芸術家やデザイナーとして活動する支援を行っています。

CASE 01 ARTOTHÈQUE

コーポレートコレクション事例 OCA TOKYO

ARTOTHÈQUE(アルトテック)は大学院附属のコマーシャルギャラリーとして、本学大学院の修了生のみならず次世代の若い才能を支援してきました。その活動はARTISTS' FAIR KYOTOへと発展し、多くの若いアーティストが作品を描く事で自立できるようになっています。コーポレートコレクションとして、ユニバーサルミュージックジャパン・OCA TOKYO(三菱地所)・DMG森精機などの美術館規模の収集が次々と誕生し、この活動に参加を希望する大学院志望者はますます増え続けています。

ディレクターメッセージ

アートのフェアトレード

近視眼的にグローバルアートマーケットを目指すのでなはく、その問題点を解消するフェアトレード的な取り組みを目指しています。批評プロジェクトやNFT、海外のレジデンスへの紹介も含め、ネオ・アートワールドを一緒に生成しましょう!!

椿 昇

コンテンポラリーアーティスト。本学美術工芸学科教授。1989年のアゲインスト・ネーチャーに「Fresh gasoline」を出品、展覧会のタイトルを生む。1993年の第45回ヴェネツィア・ビエンナーレに出品するなど国内外の展覧会へ多数出展。2016年「小豆島町未来プロジェクト」ディレクター。AOMORIトリエンナーレ2017ディレクター、ARTISTS' FAIR KYOTOディレクターなど。

CASE 02 ICA 京都

京都芸術⼤学の Institute of Contemporary Arts Kyoto––略称ICA京都は、アートの創作・展⽰・批評・研究がグローバルに展開されるようになった現代にあって、内外の同様なセンターとネットワークを結びながら、留学やレジデンシーなどによる交流を具体的に促進する交換台のような役割を果たすべく、2020年度に創設されました。

所長メッセージ

「ICA京都」創設にあたって

たんなるジャーナリスティックな情報でも、アカデミックな論考でもない、グローバルなアート・シーンの具体的現実にアクセスし、またそれについて深く考えたいと思っているすべての⼈に注⽬していただければ、そして積極的に参加していただければ幸いです。

浅田 彰

京都大学経済学部卒業。京都大学経済研究所・准教授を経て、京都芸術大学大学院長就任。哲学・思想史のみならず、美術、建築、音楽、舞踊、映画、文学ほか多種多様な分野において批評活動を展開。

CASE 03 Pr PROJECTS

第一線で活躍するアーティスト、ギャラリスト、コレクター、キュレーターなどをゲストに招き、レクチャー、講評、ディスカッションなどの幅広い活動を展開。多角的な思考力や技術力を向上させるとともに、プロフェッショナルなアーティストを目指すものとしての“基礎体力”をつけていきます。その時々の学生の研究、制作状況に応じて、臨機応変な運営を行います。

ディレクターメッセージ

実践的なアーティスト活動の方法を学ぶ

若手アーティストから「修了後のサヴァイヴァル方法を知りたかった」とよく耳にします。このプロジェクトでは、アーティストとして必要な「実践的な力(方法・思考法)」を養うための仕組みをつくり、学生ファーストのイベント、企画を行います。

大庭 大介

2005年、本学卒業後、2007年、東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画研究分野修了。光の移ろいや鑑賞者の立ち位置によりイメージや色彩が変容し続ける絵画を、独自のルールを設定した方法論をもとに多角的に展開させる。2017年「大庭大介 個展」SCAI THE BATHHOUSE(東京)、2019年「INTERPRETATIONS, TOKYO ―17世紀絵画が誘う現代の表現」原美術館(東京)、2020年「New Paintings from KYOTO」Loock Galerie(ベルリン)、他国内外で個展、グループ展、アートフェア多数参加。

  1. Home
  2. 大学院
  3. Incubation Program

毎日更新! 公式SNS

公式SNS紹介