京都国際平和構築
センター
Kyoto Peacebuilding Center
設立背景
学校法人瓜生山学園京都芸術大学は、2020年11月18・19日に国会並びに本学にて開催された国際連合創設75周年記念事業「芸術文化学術フォーラム2020 in 京都」に於ける京都宣言内容を具現化するべく、京都国際平和構築センターを設立いたしました。
事業目的
このセンターは国際平和と文化、安全保障、開発と貧困、環境保全の課題に対して、日本そして国際社会に情報や知識を提供し、国民の理解を深め専門家を育成して、国際社会の平和構築に貢献することを目的としています。この目的の達成のために国際連合、国際機関や国際NGOや日本の公的機関、大学や研究機関、民間企業などと協働し推進してまいります。
事業内容
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国際平和構築の推進を図る教育、研修、セミナー、広報活動
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国際開発や貧困問題対策、人権擁護や環境の保全を図る活動
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平和構築活動に関する研究の促進に寄与する各種の文化、芸術など情報の収集、研究、発表会
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日本国民と世界市民の理解と意識の向上を目的とした、ホームページを活用した情報発信と機関誌の作成と配布
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前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助活動
主要人員体制
評議会(就任日)
- 名誉会長:
- 明石康 国立京都国際会館理事長 元国連事務次長・事務総長特別代表(2021.3.2)
- 議 長:
- 長谷川祐弘 特定非営利法人 日本国際平和構築協会理事長 元国連事務総長特別 代表(2021.3.2)
- 評議員:
- 神余隆博 関西学院大学教授 国連・外交統括センター長 元国連大使・元ドイツ大使(2021.4.1)
- 評議員:
- 山本忠通 元国連事務次長・事務総長特別代表 元ユネスコ大使(2021.4.1)
- 評議員:
- 星野俊也 大阪大学大学院教授 元国連大使(2021.4.1)
- 評議員:
- 鈴木佑司 公益社団法人日本ユネスコ協会連盟 理事長 公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会会長(2021.4.1)
- 評議員:
- 柳沢香枝 元マラウイ大使 元国際協力機構(JICA)理事 (2021.6.1)
- 評議員:
- 西田恒夫 元外務省外務審議官(政務担当) 元カナダ・国連大使(2021.9.1)
- 評議員:
- 大野木啓人 学校法人瓜生山学園 常務理事(2022.1.1)
- 評議員:
- 田中朋清 石清水八幡宮権宮司(2022.5.1)
- 評議員:
- 杉村美紀 上智大学教授 国連大学サステイナビリティ高等研究所客員教授(2022.11.1)
センター・執行委員会
- センター長・委員長:
- 長谷川祐弘
- 執行役員・委員:
- 北村誠
- 執行役員・委員:
- 範国将秀
センター事務局
- 事務局次長:
- 矢野隼佑
- 事務運営担当官:
- 渡邉亜希
- 渉外担当官:
- アルベニータ・ソパージ (Arbenita SOPAJ)
- コミュニケーション・オフィサー:
- マルシェ・ウイテック(Maciej Witek)
評議会役員
東京大学卒。バージニア大学大学院、フレッチャー・スクール大学院に留学後、1957年国連入り。1970年代には日本政府国連代表部で参事官、公使、大使を務める。1979年から1997年、国連の広報担当事務次長、軍縮担当事務次長、カンボジア暫定統治機構(UNTAC)の国連事務総長特別代表、旧ユーゴスラビア問題担当国連事務総長特別代表。人道問題担当事務次長を最後に退官。国際文化会館理事長、スリランカ平和構築担当日本政府代表などを歴任。現在、国立京都国際会館理事長、日本国際連合協会副会長などを務める。
香川県出身。1972年大阪大学法学部卒業、外務省入省。2002年在デュッセルドルフ日本国総領事、2005年外務省国際社会協力部長、2006年国際連合日本政府代表部特命全権大使、2008年在ドイツ特命全権大使等を歴任。1996年博士号(法学)取得。2012年3月外務省退職。2012年4月より2018年3月まで関西学院大学副学長・国際連携機構長を歴任。ドイツ功労十字勲章、フランス・シュバリエ勲章を受章。2017年4月より関西学院大学国連・外交統括センター長。
日本の元外交官・国際公務員。外務省北米第一課長、在韓国及び在米国大使館公使、文化交流部長、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)代表部大使、アフガニスタン・パキスタン支援担当特命全権大使・日本政府代表、駐ハンガリー特命全権大使を経て、2014年11月国連アフガニスタン支援ミッション事務総長副特別代表、2016年6月国際連合事務総長特別代表兼国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)代表、2020年3月退任。
大阪大学大学院国際公共政策研究科教授。上智大学卒。同大学外国語学部で緒方貞子教授(当時。後に国連難民高等弁務官等を歴任)に師事して以降、研究と実務の双方で活動。東京大学大学院総合文化研究科を経て阪大より博士号(国際公共政策)を取得。在米日本大使館専門調査員、プリンストン大学客員研究員、日本国際問題研究所主任研究員、国連日本政府代表部公使参事官などを経て現職。阪大では副学長も務めた。2017年8月から3年間、国連日本政府代表部大使・次席常駐代表。日本国連協会理事。専門は国連外交や人間の安全保障、平和構築研究。
1944年(昭和19年)生まれ、三重県出身。東大法学部卒業、同大学大学院修士、オーストラリア・モナシュ大学政治学博士。インドネシア・インドネシア大学講師、マレーシア・マラヤ大学客員教授を経て東大講師、法政大学教授。アメリカ・ジョンズホプキンス大学客員教授、オックスフォード大学(ユニバーシティ・コレッジ)客員教授、国連大学高等研究所客員教授。日本平和学会会長、日本政治学会理事、国際政治学会理事、国際平和研究学会理事、全米社会科学評議会委員。アジア太平洋ユネスコ協会連盟会長、世界ユネスコ協会連盟会長を歴任、現在日本ユネスコ協会連盟理事長。専門はアジア太平洋、特に東南アジアの政治。主著に『東南アジアの危機の構造』勁草書房(アジア経済研究所研究奨励賞受賞作)、共著に『グローバリゼーションとグローバルガバナンス』法政大学出版局などがある。
長野県出身。ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)修了。独立行政法人国際協力機構(JICA)にてウズベキスタン事務所長、アフリカ部審議役、国際緊急援助隊事務局長、東・中央アジア部長などを歴任。2005年から3年間は国連開発計画(UNDP)にシニアアドバイザーとして勤務。2014(平成26)年JICA理事。2016(平成28)年から2019年(令和元)年まで駐マラウイ大使。
東京出身。1970年東京大学法学部卒業。外務省入省。1999年在ロサンゼルス日本国総領事、2001年経済協力局長、2002年総合外交政策局長、2005年外務審議官 (政務担当)、2007年特命全権大使カナダ国駐箚兼国際民間航空機関日本政府代表、2010年特命全権大使国際連合日本政府常駐代表。2014年広島大学平和センター(現行名称)特任教授、2017年同センター名誉センター長。国際連合大学理事、UCLA(米国)TERASAKI CENTER理事、及びEastWest Institute理事も務める。2019年から神奈川大学学長特別顧問。
1967年から個展、公募展、グループ展で彫刻作品を発表。1972年からディスプレイの仕事を中心に立体造形を担当。1983年三宅一生『ボディワークス』で人形製作を担当。以降、ファッションデザイナーと組み、多くの新しいマネキンを発表。主な参加作品として三宅一生『ハート展』、『AUN展』、毛利臣男『毛利の服』、川久保玲『THREE WOMAN展』など。また、国立民族学博物館『赤道アフリカの仮面展』、『ラテンアフリカの音楽と楽器展』や『KENZO展』、『現代のジャワ更紗展』など、美術館の企画展でアートディレクションや会場構成なども手がける。産学連携では、二条城ライトアップ、松江武者行列他、多数のプロジェクトに取り組んでいる。常に「人に優しい空間とは何か」をテーマに、その活動範囲を広げている。
同志社大学卒。石清水八幡宮権宮司。2005年より世界連邦日本宗教委員会事務総長として宗教・宗派・人種・国境を超えた平和の祈りの活動に携わると共に、2016年より京都大学人と社会の未来研究院連携研究員・京都産業大学日本文化研究所客員研究員・関西大学非常勤講師として、文化に内在する人類智を主題とする学術研究活動に取り組み、2018年5月に国連NY本部で開催された国連SDGs推進会議での提言演説がユネスコ等から高く評価され、翌2019年より2022年3月まで京都芸術大学SDGs推進室長・客員教授を務めた。現在、日本国際連合協会理事、日本みどりのプロジェクト推進協議会総合アドバイザー、生命科学振興会理事、ボーイスカウト日本連盟宗教代表者、京都山城地域振興社取締役などを務める。
上智大学総合人間科学部教育学科教授。国連大学サステイナビリティ高等研究所客員教授、日本学術振興会学術システム研究センター主任研究員、マラヤ大学客員研究員。博士(教育学)。2016年より2022年11月までユネスコ国内委員会委員、2017年から日本比較教育学会長、世界比較教育学会理事、2019年からJICA緒方貞子平和開発研究所客員研究員、日本国際連合協会理事を務めいずれも現在に至る。2022年にはユネスコの「1974年勧告」改訂に関する国際専門家グループの委員に選出された。専門は比較教育学、国際教育学で、2020年から国連大学のアジア太平洋環境大学院ネットワークの副代表を務めている。
センター事務局
元国連事務総長特別代表(東ティモール2004-2006)国連勤務37年間。国連開発計画(UNDP)アジア太平洋局次長(1996-99)、国連ボランティア計画本部次長(1987-93)、カンボジア総選挙UNV選挙監視団統括官(1993)、ソマリア国連平和活動 政策企画部長(1994)、 国連開発支援活動調整官 南太平洋(1985-86)、ルワンダ(1995-96)、東ティモール(2002-06)日本国際平和構築協会会長、国連システム学術評議会(ACUNS)東アジア連絡事務所長、日本国連協会学術交流担当理事、地球憲章アジア太平洋日本委員会理事、ミシガン大学政治学学士(1966)、国際基督教大学国際行政学修士(1968)、ワシントン大学国際関係開発論博士号(1984)、法政大学法学部国際政治学科教授(2007-13)、国連大学客員教授(2007-15)、国連学会理事(2007-16)。
神戸大学博士号最終過程助手、ダルダニヤ大学講師。
Maciej Witekは、東京国際大学を卒業し、国際関係の修士号を取得した。駐日欧州連合代表団の元外交研修生であって、東京2020オリンピックおよびパラリンピックで言語サポートを行っています。現在はポーランドを拠点としており、欧州外交アカデミーで活動するほか、日本ポーランド青少年協会のポーランド支部の理事、異文化間コミュニケーションを推進するNGOであるグローバルソサエティの創設者であります。 Maciejは現在、京都国際平和構築センター(KPC)で異文化コミュニケーションオフィサーとして働いています。