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2013.08.20

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<シンポジウム>日仏の出版文化の出会い:幕末から両大戦間まで

林洋子准教授 研究発表

2013. 09/21 (土)

11:00

18:00

日仏会館 1Fホール(東京 恵比寿)

東京都渋谷区恵比寿 3-9-25
1920年代のパリでは盛んに日本関連の豪華挿絵本(絵入り本)が出版され、その大半を当時、現地に定住していた画家の藤田嗣治が担当していた。いずれもが単なる異文化趣味に終始せず20年代パリらしいモダンな出版物となっているのは、藤田の才覚だけでなく、そこに関わった出版人、編集者、版画工房などパリが育んでいた豊かな出版文化、そしてもちろん日本の出版文化の出会いがあってのことである。このシンポジウムでは、幕末から両大戦間にかけての日本とフランスの出版文化をテーマに、美術史、文学、比較文化等の研究者が集う。戦前の日仏美術交流には年来の作品・作家研究の蓄積があるが、従来の美術と文学との相互影響関係や、作家の異文化受容の議論を踏まえつつ、あらたに縦組みや横組み、綴じなど書籍の物理的な形式や造本、さらには出版状況等にも注目し、その比較検討を試みる。


☆芸術学部林洋子准教授の研究発表は

15:50-16:20 第三部●研究発表[両大戦間]<日本語・同時通訳付>
       「藤田嗣治をめぐる、日仏出版文化の融合」

     

【司会】 クリストフ・マルケ(日仏会館フランス事務所)

【基調講演】
11:05 〜12:15
フィリップ・ル・ストウム(ブルターニュ県立美術館館長):
「1889 〜1939 年のフランスの木版表現にみられる浮世絵の影響、そして出版」

【研究発表と討議】
13:30 〜18:00
高木元(千葉大学)
岩切信一郎(新渡戸文化短期大学)
清水勲(日本仏学史学会)
大塚奈奈絵(国立国会図書館)
林洋子(京都造形芸術大学) 間瀬幸江(宮城学院女子大学)

【主催】
日仏会館フランス事務所
京都造形芸術大学
【助成】
平成25 年度文部科学省科学研究費・基盤研究C「両大戦間パリにおける挿絵本文化の学際的研究」
【後援】
日仏美術学会
ジャポニズム学会
日仏図書館情報学会
日本仏学史学会
明治美術学会
費用 -
定員 -
申込方法 日仏会館フランス事務所ホームページ www.mfj.gr.jp のイベントカレンダーから
主催 日仏会館フランス事務所 京都造形芸術大学
お問合せ 林洋子 京都造形芸術大学 hayashiyoko@kuad.kyoto-art.ac.jp
URL http://www.mfj.gr.jp/agenda/2013/09/21/20130921livre_illustre/index_ja.php
関連教員 林洋子准教授/芸術学部
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