展示・イベント

2013.05.14

  • 講座・講演
  • 近畿圏

「私たち」と「震災」と「芸術」

吉川由美の語る「生きてきた幸せ・生きていく喜び」を共有するために

2013. 05/25 (土)

17:00

19:00

ARTZONE

MAP

2010年に宮城県南三陸町の住民たちと立ち上げた「きりこプロジェクト」を通してみつめる震災後、そして今。

私たちは、この20年で、多くの(大)震災、そして原発事故に見舞われました。しかし、その「私たち」、その「震災」、その「原発事故」は、必ずしも一様ではありません。「私」がどこに住んでいるのか? どの「震災」のことを語っているのか? 自分にとって「原発事故」はまだ続いているのか、終わっているのか?
 「芸術家」と呼ばれている人たちもまた、各々が、創る者として、人間として、試され、創り、創れず、生きんとしています。
 震災と芸術については、これまでも多くのことが語られてきたことでしょう。震災、被災者を目の前にしたときの、芸術(家)の(不)可能性。「創る」ということの根源的な意味。「芸術」はそもそもいまだに存在しているのか?などなど、芸術(家)にとって根本的な問いを突きつけられてきたのではないでしょうか?
 しかし、まだもしかすると、あまりに本質的、あまりに個人的であるがゆえに、言葉にさえならなかったことがあるかしれない。そこにこそ、最も大切なものが潜んでいるのかもしれない。
 
「私」たちは、今回、それに耳をすますべく、「芸術」に対して真摯な問いを投げかけつづけている人たちを迎え、共に「私たち」と「震災」と「芸術」について考えていきたいと思います。


城県南三陸町の住民たちと立ち上げた「きりこプロジェクト」を通してみつめる震災後、そして今。

吉川由美(よしかわゆみ)
仙台市生まれ。アート・プロデューサー、演出家。ENVISI代表。コミュニティと文化芸術、観光、教育とをつなげ、アートの力で地域の力を引き出す活動をしている。2010年、南三陸町の地域資源を掘り起こすアートプロジェクトを展開した。その直後、東日本大震災で甚大な被害を受けた同町で、アートを通し、復興に向けた支援プロジェクトを展開している。(有)ダ・ハ プランニング・ワーク代表取締役、八戸ポータルミュージアム はっち 文化創造ディレクター。

(なお、本シリーズは、1年を通しての公開勉強会とその仕上げとなるシンポジウムを予定しています。)
費用 無料
定員 なし
申込方法 申し込み不要
主催 芸術表現・アートプロデュース学科
お問合せ ASP学科研究室 075‐812-2027
URL http://artzone.jp/
  1. Home
  2. 展示・イベント
  3. 「私たち」と「震災」と「芸術」|展示・イベント情報

毎日更新! 公式SNS

公式SNS紹介