お知らせ

2023年5月12日(金)

  • プレスリリース

大創産業と京都芸術大学の産学連携プロジェクト第3弾始動。大創産業商品部と連携し、商品の着想、開発デザイン、知的財産を実践的に学び、DAISOで販売を目指す。

株式会社大創産業(広島県東広島市 代表取締役社長:矢野靖二、以下「大創産業」)は、学校法人瓜生山学園 京都芸術大学(京都市左京区北白川瓜生山 学長:吉川左紀子、以下「京都芸術大学」)と共同で2017年以来、3回目となる産学連携プロジェクトを始動しました。本プロジェクトは、大創産業の商品部と連携し15人の学生が商品の構想、開発、デザインに取り組むものです。本年は、初の取り組みとして知的財産についての講義も導入します。

2023年4月21日(金)、京都芸術大学芸術学部プロダクトデザイン学科2・3年生の授業の一環としてオリエンテーションを開催しました。今後はテーマに沿ってアイデアを提出し、13回の授業を通じて新商品の開発過程や知的財産について学びます。学内選考を経たのち、最終選考のプレゼンテーションを8月5日(土)に大創産業東京本部(東京都品川区)で行い、選考された作品は、DAISO(ダイソー)での販売を目指します。

オリエンテーションの様子

「日常生活の中でお客様ニーズを見出した新商品」についてアイデアを練り、知的財産も学ぶ

「日常生活の中でお客様ニーズを見出した新商品」をテーマに、文具・電気・キッチン・レジャー・収納・洗濯・掃除・ペット・自転車の各ジャンルにおいて、約4ヶ月をかけてアイデア出し、サンプル作成などを経て15~30種の商品化を目指します。また、知的財産に関する講義を初導入し、学生が自分たちのアイデアをかたちにしていく上で、意匠権・特許権などの調査も取り入れます。

取り組みの経緯と目的

京都芸術大学卒業生が大創産業商品企画部デザイン課に在籍しているご縁から、次代を担う学生への実践的な学びの機会の提供を目的に、大創産業から連携を提案、2017年より開始しました。1回目の2017年には7件、2回目の2021年には75件が商品化されました。また前回の産学連携プロジェクト参加者のうち3人が大創産業へ入社し、店舗運営などで活躍しています。

京都芸術大学の北條崇教授は、「本学は“芸術教育の社会実装”を掲げ、多くの企業などと産学連携授業に取り組んでいます。その中でも大創産業との企画は価格調整や最終商品化まで総合的に学べる貴重な機会、生徒にはよりリアルな目線を養ってもらえれば」と語っています。2年生の徳田奈緒さんは、オリエンテーションでふれた知的財産について「一つの商品に様々な権利が関わってくると知った、留意した上で商品開発にのぞみたい」と話しています。学生のメンターとしてフォローする大創産業デザイン課の石原佳祐(同大卒業生)は、「価格・デザインなど規制が多い中で「やりたいこと」と「できること」の最大値を探し続け、ヒット商品を生み出す苦労や喜びを皆で分かち合える授業にしていければ」と述べています。

学校法人瓜生山学園 京都芸術大学

13学科23コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に“社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
学科編成:13学科23コース
在籍者数:3,926名 ※芸術学部 正科生、2022年5月現在

https://www.kyoto-art.ac.jp/

株式会社大創産業について

大創産業は「だんぜん!ダイソー」をスローガンに、生活必需品から趣味趣向品まで生活を豊かにする商品約76,000点を取り扱っています。「DAISO」、「Standard Products」、「THREEPPY」を3本柱とし、2022年8月現在、日本を含む世界26の国と地域に6,440店舗展開しています。(国内4,152店、海外2,288店。うち、DAISOは国内3,842店、海外2,269店)
毎月約1,200種類の新商品を開発し、売上げは5,493億円となっています。(2021年3月から2022年2月末)
所在地:広島県東広島市西条吉行東1丁目4番14号

https://www.daiso-sangyo.co.jp/

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