お知らせ

2023年5月23日(火)

  • プレスリリース

【追悼シンポジウム 坂本龍一の京都】を6月18日(日)に京都芸術劇場 春秋座にて開催します!

浅田彰と高谷史郎が写真や映像と共に、ポストモダンを代表する芸術家の「京都」における活動を振り返る。

学校法人瓜生山学園 京都芸術大学(京都市左京区/学長:吉川左紀子)京都芸術劇場 春秋座にて、2023年6月18日(日)に追悼シンポジウム 坂本龍一の京都を開催いたします。本企画は、故人を偲ぶとともに、その京都との関わりに焦点を当てるものです。音楽ばかりでなく、映画、演劇、アートなど多くの領域を横断して活動し、ポストモダンを代表する芸術家となった「世界のサカモト」は、どのように古都と出会い、そこで何を生んだのか?あまり公開されたことのない記録写真や映像を観ながら、京都での仕事に携わったアーティストやプロデューサーらが、企画の経緯や意義について語り合います。また、本シンポジウム開催に先立ち、6/1(木)に取材会を実施いたします。両日ともに現在取材の申し込みを受け付けています。

 

追悼シンポジウム 坂本龍一の京都 開催概要

日時:2023年6月18日(日)14:00開演(13:30開場 17:30終了予定)
会場:京都芸術劇場 春秋座
定員:400名(定員に達したため、受付終了)
出演:浅田彰、高谷史郎
コメンテーター:岡田暁生、岡田加津子、嘉戸 浩、ウスビ・サコ、仲西祐介、名和晃平、原摩利彦、ルシール・レイボーズ
司会:小崎哲哉
主催:京都芸術大学 ICA京都・舞台芸術研究センター
企画協力:Kab Inc./ KAB America Inc.

6/18追悼シンポジウム当日取材のお申込みについて

6/15(木)17時までに下記を記載の上、kouhou@office.kyoto-art.ac.jp(広報課)までご連絡ください。
①貴社名 ②媒体名 ③ご所属 ④ご芳名 ⑤電話番号 ⑥ご来場人数 ⑦(任意)ご質問等

取材会のご案内 追悼シンポジウム 坂本龍一の京都
日時:2023年6月1日(木)13:00~14:00 終了予定
会場: 対面:京都芸術劇場 楽屋2(京都芸術大学内)
登壇者:
・浅田彰(批評家/ICA 京都所長/京都芸術大学大学院教授)
・小崎哲哉(ICA 京都『REALKYOTO FORUM』編集長/京都芸術大学大学院教授)

取材申込み:
5/29(月)正午までに下記を記載の上、 kouhou@office.kyoto-art.ac.jp(広報課)までご連絡ください。
・御名前 ・御社名 ・御所属 ・ご連絡先(電話番号/FAX 番号)

取材会登壇者プロフィール
あさだ・あきら浅⽥彰

京都⼤学卒業。京都⼤学経済研究所・准教授を経て、京都芸術⼤学教授・ICA 京都所⻑。思想史のみならず、多種多様な分野において批評活動を展開している。著書に『構造と⼒』(勁草書房)、『逃⾛論』(筑摩書房)、『ヘルメスの⾳楽』(筑摩書房)、『映画の世紀末』(新潮社)、『20 世紀⽂化の臨界』(⻘⼟社)など。

おざき・てつや⼩崎哲哉

ICA 京都のウェブマガジン『REALKYOTO FORUM』編集⻑。京都芸術⼤学⼤学院芸術研究科教授。2003 年に和英バイリンガルの現代アート雑誌『ART iT』を創刊し、あいちトリエンナーレ2013 ではパフォーミングアーツ統括プロデューサーを担当。編著書に20 世紀に⼈類が犯した愚⾏をまとめた写真集『百年の愚⾏』『続・百年の愚⾏』、著書に『現代アートとは何か』『現代アートを殺さないために』などがある。2019 年にフランス共和国芸術⽂化勲章シュヴァリエを受章。

シンポジウムについて

2016年8月5 日|京都市立芸術大学 バシェ音響彫刻のレコーディング Photo by Shiro Takatani

 

2023年3月28日に亡くなった坂本龍一(1952‒2023)は、京都との縁も深い芸術家でした。

個人の、あるいはイエロー・マジック・オーケストラの公演のほか、寺院での実験的なライブの上演、京都芸術劇場春秋座で開催された舞台芸術作品への参画、『京都国際写真祭 Kyotographie』への出展などを行い、知識人と対談したり、シンポジウムに参加したりしてもいます。

一時は京都への移住を考えたこともあり、京都を拠点とするアーティストコレクティブ「ダムタイプ」のメンバーとなってからは、ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館展示などの打ち合わせのために、「京都会議」と称して度々古都を訪れました。

本企画は、故人を偲ぶとともに、その京都との関わりに焦点を当てるものです。音楽ばかりでなく、映画、演劇、アートなど多くの領域を横断して活動し、ポストモダンを代表する芸術家となった「世界のサカモト」は、どのように古都と出会い、そこで何を生んだのか?

あまり公開されたことのない記録写真や映像を観ながら、京都での仕事に携わったアーティストやプロデューサーらが、企画の経緯や意義について語り合います。

出演者概要

出演

・浅田彰:批評家/ICA京都所長/京都芸術大学大学院教授
・高谷史郎:アーティスト

コメンテーター

・岡田暁生:音楽学者/京都大学人文科学研究所教授
・岡田加津子:作曲家/京都市立芸術大学教授
・嘉戸 浩:唐紙職人/「かみ添」店主
・ウスビ・サコ:空間人類学者/京都精華大学アフリカ・アジア現代文化研究センター長
・仲西祐介:KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 共同創設者/共同ディレクター
・名和晃平:彫刻家/京都芸術大学大学院教授
・原摩利彦:音楽家
・ルシール・レイボーズ:KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 共同創設者/共同ディレクター

司会

・小崎哲哉:ICA京都『REALKYOTO FORUM』編集長/京都芸術大学大学院教授

 

■京都芸術劇場(春秋座・studio21)

2001年に京都芸術大学(旧名称 京都造形芸術大学)内に開設された、国内の高等教育機関では初めて実現した大学運営による本格的な劇場です。主に歌舞伎の上演を想定してつくられた大劇場=春秋座と、主に現代演劇・ダンスの上演を想定してつくられた小劇場=studio21という、まったくタイプの異なる二つの空間から成り立っており、伝統演劇・芸能から最先端のマルチメディア・パフォーマンスまで、現代の多様な舞台芸術(=performing arts)を幅広くカバーできる施設を誇っています。

舞台芸術を通じて京都における伝統と創造の姿を全国へ、そして世界へと発信しています。
劇場WEBサイト:https://k-pac.org/
Facebook:https://www.facebook.com/kyoto.art.theater
Twitter:https://twitter.com/KyotoArtTheater
Instagram:https://www.instagram.com/kyoto_art_theater/

■ ICA京都(Institute of Contemporary Arts)について

京都には多くの芸術系⼤学がありますが、美術館、ビエンナーレ、ギャラリー、アートフェア、レジデンスなど現代アートを取り巻くエコシステムが複雑化するなか、実社会でグローバルな世界と接続していく道のりは単純ではありません。また、京都は⽇本伝統⽂化が深く根付いた、世界でも比類のない場です。その社会的、歴史的、文化的な⽂脈に立ちながら、現代の京都がいかにグローバルな現代アートの動向と呼応し、共に新しい価値を創出しうるのかも考えていく必要があります。ICA京都はこうした問いを共有しながら、京都と世界を繋ぐ、開かれたプラットフォームとして機能していきます。

ICA (Institute of Contemporary Arts)という名称は、1946年に創設されたICAロンドンがよく知られています。前衛的、実験的な表現や理論を実践する場というICAのコンセプトは、以降、世界のさまざまな都市に浸透してきました。それは、美術館ともコマーシャル・ギャラリーとも異なり、現代アートを中⼼に多様なジャンルが交わるクリエイティブな空間です。ICA 京都はその精神に共感し、現代アートを中心とする多様な実験的制作や研究活動の場として創設されました。

WEBサイト:https://icakyoto.art/
Facebook:https://www.facebook.com/ICA.kyoto.art/

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