お知らせ

2025年5月22日(木)

  • プレスリリース

5月28日(水)から髙島屋大阪店にて、京都芸術大学のCAPSによる展示を実施!大学院生・卒業生・教員ら48名の作家による約140点の作品展示します。初日には名和晃平・鬼頭健吾らによるワークショップも!

Osaka Art & Design 2025のプログラムの一環として実施。1階から7階まで幅広い会場で展示を展開します。

CAPS:Contemporary Art Practice | Studio - CAPS 2025展 概要
●期間:2025年5月28日(水)~6月10日(火)(7階のみ6月9日(月)まで)

●営業時間:10:00~20:00 (7階のみ 10:00-19:00 ※最終日は18:00閉場)

●会場:髙島屋大阪店(〒542-8510 大阪市中央区難波5-1-5)内

 1階 ステージ、グッドショックプレイス
 2階 インターナショナルブティック特設スペース
 3・6階 ローズパティオ
 7階 催会場

●詳細: https://www.osaka-artanddesign.com/programs/detail/122

5月28日(水)ワークショップスケジュール 於:7階 催会場
●13:30〜14:00 夢の耳(名和晃平、鬼頭健吾、福本双紅、多和田有希)
眠りの中で見た「恥ずかしい夢」を思い浮かべながら陶士で耳を制作し、その後、自らの夢をその耳に語りかける・・・そんなワークショップを、今回はCAPS2025を代表する4名のアーティストが行います。鑑賞者のみなさまも、アーティストに交じって、自身がご覧になった「夢」や「感情」を重ね合わせ、まるで他者の夢の中に静かに、そして深く介入していく感覚に浸ってみてください。

●14:30〜15:30 空の香(福本双紅、多和田有希) ※来場者参加型※
器に青く転写された様々な時代のポートレートは、来訪者が水を吹きかけるとイメージは歪み、滲み、溶け合い、流れとなり器の口の最も低い一点へと集まり、こぼれ落ちる。落下する青い釉薬は、取り戻せないものの気配に満ち、この雫を受けとめる磁器の林檎や壺は、その瞬間にひそやかに息を吹き返す。本作は《空の香》は、Sokyo Galleryで行った鑑賞者参加型の作品を、今回の展示にあわせて再構成したものです。会場では、来場者の皆様に水を吹きかけていただくことで、作品にご参加いただきます。

●15:00〜17:15 ドリンクアンドドロー(名和晃平、ブルノ・ボテラ)
様々なメンバーが集まり、美大受験の基礎訓練として行われていたクロッキーを、名和晃平、フランス人アーティスト ブルノ・ボテラをガイド役に行います。会場には音楽が流れ、休憩時には歓談を愉しみ、「描く」ことの自由を再確認します。モデルにはコンテンポラリーダンサーを迎え、鑑賞者はモデルを「描く」ところを「見る」ことで、自ずとパフォーマンスに引き込まれます。

サウンドスケープ協力:原摩利彦

※当日、お席に余裕がある場合は、有料にて一般参加を受け付ける場合がございます。詳細は当日会場にてご案内いたします。

展示について
本展「CAPS 2025」は「京都芸術大学大学院芸術専攻 芸術実践領域(旧名・美術工芸領域、CAP: Contemporary Art Practice)」に関わりつつアーティストとして活躍する教員や修了生、在学生の作品を広く展示するものです。山中suplexは、滋賀県大津市にある共同スタジオです。木工、鉄工、石彫、陶芸、染色など、多様な表現メディアに対応した設備が整っており、素材に向き合った実践的な制作が日常的に行われています。 今回の展示では、山中suplexのスタジオメンバー9名が参加し、高島屋の1Fから6Fまでの各フロアにおいて作品を発表。それぞれの作家が空間特性を活かしながら、素材、構造、身体性をテーマに多様な表現を展開しています。

●1F|グッドショックプレイス

小笠原周による石の彫刻群、木村舜による陶器や絵画、小宮太郎による動く彫刻作品が、それぞれの質感と存在感をもって空間の中で交錯し、立体的なリズムを生み出しています。

●2F|インターナショナルブティック特設ステージ

鉄を素材とする彫刻家・若林亮による立体作品を展示。人の目線や動きに応じてその表情を変化させる構造により、動的な空間が立ち現れます。

●3F|ローズパティオ

坂本森海による陶芸と映像のインスタレーション、中井梓太郎による動物的かつ建築的な彫刻作品を展示。また、塚本淳の藍染による平面作品、向井詩織による花を用いて染められた布のインスタレーションも加わり、素材・技法・表現の幅広さを通して、山中suplexにおける多様な創作の在り方が提示されています。

●6F|ローズパティオ

若林亮による「倒木」をテーマにした鉄の彫刻や巨大な鉄の壁面作品とあわせて、本田大起による「人」をテーマにした彫刻群が空間構成として展開されます。観客が潜り込むような構造の中で、素材との物理的な関わりを通じて、山中suplexならではの造形的アプローチを感じ取ることができます。

●7F・催会場でも、多数の作家によるさまざまな領域の作品をご覧いただけます。また同階では、本展のキュレーションにかかわるキュレーションユニット「鬼大名」の活動を通じて京都のアートシーンを振り返るアートブック『鬼大名 The Echoes of KYOTO』を販売しております。

CAPS(Contemporary Art Practice_Studio)とは?
CAPSは、京都芸術大学大学院 芸術専攻 芸術実践領域(CAP:Contemporary Art Practice、旧・美術工芸領域)を中心に、あらゆる方向へ動的に広がる活動の総称です。 芸術教育を社会における生きた実験と捉え、展覧会の企画・制作・プロデュースなど、正規教育の枠を超えた多様な創造的活動を展開しています。 在校生、修了生、教員がアーティストとして対等な関係を築きながら、互いに刺激し合い、活動を推進しています。活動を通じて築かれたつながりは、修了後もプロフェッショナルな現場へと広がり、さらなる創造の機会へとつながっていきます。 2025年には改修工事を経て、NC棟最上階の1フロアすべてが芸術実践領域の専用アトリエとしてオープンし、このスタジオが「CAPS」と名付けられました。 名称の「S」には、複数の取り組みを象徴すると同時に、自由な実験の場としての「スタジオ(studio)」という意味も込められています。

京都芸術大学 https://www.kyoto-art.ac.jp/
国内最大規模の芸術大学として通学課程、通信教育課程を合わせ、国内外から22,000名を超える多様な年齢層の意欲的な学生が集まる教育機関です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に “社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
所在地:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
学科編成:10学科24コース(美術工芸学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、こども芸術学科)
在籍者数:4,114名(芸術学部 正科生、2024年5月現在)

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