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2020年11月9日(月)

  • プレスリリース

vlog(ブイログ)で伝統産業の集まる町・東山区の魅力を紹介!京都芸術大学と東山区が連携し、京焼の魅力を動画で伝える「京焼目利きプロジェクト」

学生たちが京焼の窯元や販売店を訪ねて歩くvlog動画を中心に、工房や販売店の方々のインタビュー動画を公開しました。作り込まれた日常ではなく「自然体のありふれた日常」を切り取ります。

// ポイント
・2012年より京都市東山区と共同推進している、東山区の魅力を広める取り組み。
・今年度は、京焼の窯元や販売店を訪ねて歩く「vlog動画」を公開。
・「碗’s walk」と題し、東山の魅力的なスポットを撮影したvlog動画に加え、職人さんや販売店さんのインタビュー動画を公開。

https://youtu.be/s8ph1qP589g

(動画再生中に現れる「おすすめ:〜」というリンク(カード)をクリックすると、作家さんや販売店さんのインタビュー動画に飛ぶことができます)

 

// 概要

京都芸術大学(京都市左京区/学長 尾池和夫)では、2012年より京都市東山区と共同し、窯元が集まる東山区の魅力を広める取り組みを推進しています。2018年には、東山区の伝統産業の「今」を記録しようと、学生が区内の36の工房を廻り、その様子を取材。『京都東山職人手帖』として刊行するなど、幅広い広報・PR活動を展開してきました。

例年は「京焼目利きプロジェクト」と題し、11月に開催される京焼の大規模なイベントに合わせ、京焼登り窯ツアーやカフェの運営、展示などを行ってきました。しかし今年は、大規模なイベントでは無く、京焼そのものの魅力や職人さん、販売店の方々を取材し、「vlog(video blog、ブイログ)」という形で「京焼」の魅力を伝えることにいたしました。

●vlog(video blog、ブイログ)とは?
文章の代わりに映像や動画を用いて公開されるブログのこと。作り込まれた日常ではなく、自然体のありふれた日常を表現するのがその特長のひとつ。

学生たちが実際に東山区を歩き、京焼の窯元や販売店を訪ねて歩くvlog動画を中心に、動画中に紹介された工房や販売店の方々のインタビュー動画を公開しています。東山区のありのままの魅力を、学生ならでは視点で切り取ります。

インタビュー先:紅村窯 林侑子、壺屋喜兵衛 猪飼祐一、陶点睛かわさき、中村譲司、禎山窯 川尻潤、山内駿


// 学生より「碗’s walk」について

清水寺や産寧坂など、観光名所の多い五条坂、ここには茶わん坂と呼ばれる坂もあるのをご存じですか? 京焼・清水焼と呼ばれる京都を代表する陶磁器は、実は五条坂、茶わん坂で作られています。
我々、京都芸術大学 京焼目利きプロジェクトでは、街を歩きながら、京焼・清水焼の作家さん、販売店さんを訪ねました。vlog を見て魅力に触れたら、ぜひ五条坂、茶わん坂に来てください。お待ちしています!
●碗’s walk Webサイト

http://kyoyaki.rdy.jp

 

撮影の様子

 

// 指導教員の北條崇(プロダクトデザイン学科 教授)より
京焼・清水焼は、京都を代表する伝統産業で、その多くは東山区に集結しています。これらは、日本の焼き物の中でも多彩な技術、素材、価格帯があり、消費者からみて解りにくい陶磁器の産地になってしまっており、そのせいもあり売り上げが低迷しています。
そこで、本プロジェクトでは東山区の委託をうけて、消費者の目線に立って窯元や販売店、器を使用する所などに伺い、情報収集をすると共にそれらを編集し、イベントや印刷物を用いて発信をして、東山区の京焼・清水焼の発展を手助けします。
京都の伝統産業の裏側に入り込み、技術や文化的背景を学ぶとともに、コミュニケーションの方法を学べるプロジェクトになっています。

京都芸術大学(旧名称 京都造形芸術大学)広報課
担当:作山、市川
TEL:075-791-9112
Mail:kouhou@office.kyoto-art.ac.jp

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