2022年3月2日(水)

道具と人との新しい関係性を探る。京都芸術大学 プロダクトデザイン学科の二つの探求成果展を3/8(火)より同時代ギャラリーにて同時開催。

プレスリリース

学校法人瓜生山学園 京都芸術大学(京都市左京区/学長 吉川左紀子)プロダクトデザイン学科は、2022年3月8日(火)より、道具と人との新しい関係性を探ることを試みる「箱と人との新しい関係」展と、紙について探求した結果を基に壁掛け時計をデザインした「実験と探求」展を三条通御幸町の「同時代ギャラリー」にて同時開催します。


■トピックス
・京都芸術大学 プロダクトデザイン学科 大江孝明 准教授と学生が同時代ギャラリーにて2つの展示を同時開催。
・道具としての「箱」と人との新しい関係性を探求する「箱と人との新しい関係」展と、学生が紙について探求した結果を基に壁掛け時計をデザインした「実験と探求」展。
・両展は、教員の芸術に関する研究内容をベースに学生の学習環境を再構築する試みでもある。

京都芸術大学 プロダクトデザイン学科 展示「箱と人との新しい関係」/「実験と探求」
会期:2022年3月8日(火)から3月20日(日)※月曜休廊
場所:同時代ギャラリー https://www.dohjidai.com/gallery/
回廊時間:12時から19時(最終日は17時まで)

■「箱と人との新しい関係」展 https://www.dohjidai.com/gallery/exhibition/20220304g/


ある目的を持って生まれた道具は、今も変わらず同じ関係性を人と結んでいます。しかし、社会の在り方や人々の生活が変わる中で、道具の役割もまた時代につれて変遷しています。例えば、スマホの普及により存在意義が失われつつあるカレンダーや時計。これらも道具としての役割を再定義することで、暮らしの中にある道具の豊かさに気づくことがあります。本展では、道具の役割を再定義することで、道具と人との新しい関係性を探ることを試みます。
今回のテーマは「箱」です。「箱」は、ある空間を区切ることで新たな空間を生むもっとも簡単な形と定義づけできます。パッケージはもちろん、家や部屋、収納道具は大体箱型で、「箱」を活かした道具は数知れず。日常では「箱」は意識され難い存在ですが、暮らしの必需品として存在していることは言うまでもありません。道具としての「箱」と人との新しい関係性を探求したデザインの成果を発表します。

​■「実験と探求」展 https://www.dohjidai.com/gallery/exhibition/20220304b/


新しい答え、そして自分にしか出せない答えを見つけて行くために欠かせないのが、探求の姿勢。そして探求する上で最も大切な行動は、実験です。実験は成功しても失敗しても価値が生まれる行動。大切なのは結果の積み重ねをどう生かすのかということ。学生にこの「実験と探求」の大切さと面白さを体験してもらうため、“紙”をテーマに大江孝明准教授が勉強会を開催。本展では“紙”について探求した結果を基にデザインした壁掛け時計を展示します。自身の研究の知見を手渡しつつ、学生と実験を繰り返し、探求を続けた成果をご高覧ください。

両展ともに、既存の道具の役割を見直し、これからの社会を良くするために芸術やデザインをどのように実装するのか問いかけます。そして展覧会のもう一つの意図として、大学教員が研究と創作に励んでいる姿や知見を学生に共有し、学生の学習環境の再構築することを試みました。
学生の実験と探求の成果をぜひご高覧ください。

 


大江 孝明 准教授

2002年岡山県立大学工芸工業デザイン学科卒業。コクヨ株式会社に入社。商品開発部門の後、戦略統括部門を担当。2014年より本学教員。
スウェーデンのKONSTFACKや、フィンランドの Metropolia University of Applied Sciences など、海外の大学でも客員教員としてデザインの授業を実施。
研究内容、展覧会、受賞履歴、記事掲載などについては、HPをご覧ください。
https://www.t-oe.info/

■京都芸術大学 プロダクトデザイン学科
車、椅子、コップ、文房具、スマホ、玩具など「モノ」に特化したデザインのスペシャリストを育てます。プロダクトデザインは、形の美しさだけでなく、使いやすさや使う人の気持ち、さらに人々がどんな生活を送れるようになるのかを考えながらデザインする力が必要不可欠です。グローバル企業との連携授業や、海外研修ツアーなどで国際的な目線を持ちながら学び、心遣いと独創性を結びつけて新たな製品を生み出し、世界に発信できるプロを創出しています。

■京都芸術大学
13学科23コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。
芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に “社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。

住所:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
学科編成:13学科23コース(美術工芸学科、マンガ学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、アートプロデュース学科、こども芸術学科、歴史遺産学科)
在籍者数:3,859名(芸術学部 正科生、2021年5月現在)
https://www.kyoto-art.ac.jp/