- 演技・演出コース
- 舞台デザインコース
舞台芸術学科
舞台デザインコース
Stage Design Course
本物の劇場が学びと実践の場。
社会にすぐさま通用する、舞台人となる。
舞台をつくるには、俳優や演出のほか、舞台美術、音響、照明、舞台監督、衣装などさまざまな分野のメンバーが必要です。本コースの大きな特徴は、舞台デザインについてトータルに学びながら自分の専門性を探っていけること。学内にあるプロ仕様の2つの劇場で行う演劇、ミュージカル、ダンス公演に携わりながら、専門的な技術を習得します。「劇団四季」との連携授業など、プロの現場で学ぶ機会も多数。すべての舞台芸術に大切な舞台人としての心得も身につけます。

学べる分野
- 舞台美術
- 照明
- 音響
- 舞台映像
- 舞台衣装
- 大道具
- 小道具
- 舞台監督
- 劇場管理
- 舞台芸術論・舞台芸術史
4年間の学び
1
年生
劇場を安全に使い、協働での舞台創作を体験。
舞台人としての基礎を育む。
PICK UP! 授業

舞台デザインの基礎
舞台美術や照明、音響を駆使して、戯曲の世界を舞台化する過程を体験。舞台デザイナーとしての戯曲の読み方や空間構想を経て、実際に劇場で機材を使って空間創造に挑みます。

舞台表現ワークショップ
さまざまなジャンル、職種のプロを招いての学科合同授業。伝統芸能や民族音楽、舞台美術や音響、照明などのワークショップを行います。舞台芸術をつくる要素を学びながら協働する力を養います。
2
年生
専門技術を一通り学び、自分の専門性を探る1年。
劇場公演の創作に挑む。
PICK UP! 授業

小劇場での公演に参加
舞台美術、照明、音響、衣装などの専門分野に分かれて授業を受けながら、基礎と応用を習得。学科合同で行う小劇場での公演にスタッフとして参加し、自身の専門分野を探し、磨いていきます。

デジタル技術の習得
照明や音響のほか、舞台図面を作成するための特殊な3Dソフトなど、さまざまなデジタル機材を使いこなすことを目指します。実際に機材に触れながら、高度な技術や知識を習得します。
3
年生
産学連携授業やインターンなど、学内外の劇場で経験を積む。
社会に通用する力を磨く。
PICK UP! 授業

演劇公演(大劇場)にスタッフとして参加
専門分野にわかれ、大劇場の大きな舞台空間、大掛かりな舞台機構や高度な設備を使いこなすスキルを身につけます。プロの舞台スタッフと協働し、間近で舞台人としての心得も学びます。

ミュージカル公演(大劇場)にスタッフとして参加
歌やダンスを含むミュージカル公演では、デジタル化された設備や機材を扱える高い技術力が必要。これまでに学んだ知識や経験を総動員し、ミュージカルの世界観の創造に挑みます。
4
年生
1年かけて舞台公演を制作。
すべてを自らの手で行うことで、舞台人としての自信が身に付く。
PICK UP! 授業

卒業制作公演
演目や劇場の選択、キャスティングまでの企画・制作などすべてを学生だけで行います。ジャンルは演劇やミュージカルなどさまざま。個人で舞台美術や音響についての研究論文を書くことも可能です。
キャリアの一例
舞台デザイン・スタッフ系(コンサート含む)
- シミズオクト
- プランニング・アート
- アートブレーンカンパニー
- stackpictures
- アート・ステージライティング・グループ
- 宝塚舞台
- 綜合舞台
- 劇団四季
- 金井大道具
- 東宝舞台
- サウンドクラフトライブデザイン社
- RYU
- つむら工芸
- 京都たつた舞台
- 松竹衣裳
- とわづくり
- 丸茂電機
映像デザイン・スタッフ系
- NHKアート
- 京映アーツ
- 響映
- 道新文化事業社
- アマナ
テーマパーク系
- オリエンタルランド
- ユー・エス・ジェイ
- ほか
舞台デザインコースTopics

劇団四季と連携した授業
劇団四季のスタッフを招いた授業や、ミュージカルの舞台裏を見学するだけでなく、照明や音響などすべてのセクションを間近で体験。ロングラン公演や新作公演の現場にインターンとして参加できるチャンスもあります。

TV生中継の舞台セットを制作
NHK『京都五山送り火』の生中継が学内で行われ、その舞台美術セットを本コースの学生が製作。送り火について理解を深めながら、放送局と一緒に舞台芸術とは異なる視聴者の目線を考えたセットをつくりあげました。