2016.08.19
- 展覧会
- その他の地域
京都造形芸術大学康耀堂美術館 2016秋のコレクション展
旅の愁い
2016. 09/22 (木)
2016. 11/30 (水)
10:00
17:00
休館日/月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、第4火曜日
康耀堂美術館
長野県茅野市豊平4734-215
MAP
旅は五感を敏感にさせ、普段見逃しがちな事柄に気づき、新たな発見への出会わせてくれるものです。それはまた、日常から距離をおくことで、自分を見つめ直す機会にもなるでしょう。作家たちも日頃から感性を研ぎ澄まし制作に打ち込む一方で、時にはモチーフを、時には孤独を求め旅へと出かけてきました。本展では、当館コレクションの中から「旅の愁い」をテーマに、日本画、洋画、ガラス工芸の優品を選りすぐりご紹介します。
日本画は夢の世界へと誘われる女性の愁いを帯びた横顔を描いた北田克己(1955~)の《ゆふまどひ》や仏画を思わせる心象風景の中で佇む旅人が悠久の時を感じさせる近藤弘明(1924~2015)の《旅人》など25点。洋画は、島田章三(1935~)の夕暮れ時に頬杖をついて物思いにふける女性の姿を描いた《湘南富士》や酒におぼれた男の後ろ姿に寂寥感を漂わせた須田剋太(1906~1990)の《アプサン酒》など33点。ガラス工芸からは時のうつろいを感じさせる作品を6点ご覧いただけます。
蓼科も賑やかな夏が過ぎ、冬への準備を始める自然の移ろいにしみじみと哀愁を帯びます。静寂な空気の中で作品を通じて作家の心情に思いを馳せ旅に出かける気分でお愉しみください。
なお、本展の展示構成、作品レイアウトは、京都造形芸術大学通信教育部博物館学芸員資格課程科目等履修生が、当館で実施する博物館実習の一環として担当します。
また、コレクション展に併せた特別展として八ヶ岳で活動している秀草会、野の花の寄せ作り作家による秀作展が行われます。
◆特別展示 秀草会 加用利秀・佐々木秀子 秀作展
『野の花の寄せ作り』
【日 時】 2016年9月22日(木・祝)~9月25日(日)
【会 場】 康耀堂美術館 中庭
【料 金】 無料(一般は要入館券)中学生以下無料
加用利秀(秀草会、野の花の寄せ作り作家)
高知県生まれ。農林水産省を退官後、八ヶ岳の麓に定住。30年以上にわたり、北海道から九州まで、全国各地の野山や湿原を訪れ植物の研究を続ける。八ヶ岳、蓼科周辺の身近な野草を使った「野の花の寄せ作り」の制作を本格的にはじめ約30年。草花との対話を楽しみながら、自然を丹念に観察し、自然と一体となる事を原点として制作を続けている。
◆関連講座
『野の花の寄せ作り体験講座』
【日 時】 2016年9月22日(木・祝)~9月25日(日) 13:00~
【会 場】 康耀堂美術館 中庭
【講 師】 秀草会代表:加用利秀、佐々木秀子
【料 金】 5,000円(材料費込み)※別途入館券要
【申 込】 お電話または受付にて承ります TEL:0266-71-6811
◆会期中のイベント
『オータムコンサート -リコーダー演奏会-』
【日 時】 2016年11月5日(土)
【会 場】 康耀堂美術館展示室B
【出演者】 武藤哲也(リコーダー奏者)
【参加料】 500円 ※入館料込み
●主催 京都造形芸術大学附属康耀堂美術館 協力/佐鳥電機株式会社
●お問い合わせ
Tel/0266-71-6811 Fax/0266-71-6812 E-mail/info1@koyodo-museum.com
日本画は夢の世界へと誘われる女性の愁いを帯びた横顔を描いた北田克己(1955~)の《ゆふまどひ》や仏画を思わせる心象風景の中で佇む旅人が悠久の時を感じさせる近藤弘明(1924~2015)の《旅人》など25点。洋画は、島田章三(1935~)の夕暮れ時に頬杖をついて物思いにふける女性の姿を描いた《湘南富士》や酒におぼれた男の後ろ姿に寂寥感を漂わせた須田剋太(1906~1990)の《アプサン酒》など33点。ガラス工芸からは時のうつろいを感じさせる作品を6点ご覧いただけます。
蓼科も賑やかな夏が過ぎ、冬への準備を始める自然の移ろいにしみじみと哀愁を帯びます。静寂な空気の中で作品を通じて作家の心情に思いを馳せ旅に出かける気分でお愉しみください。
なお、本展の展示構成、作品レイアウトは、京都造形芸術大学通信教育部博物館学芸員資格課程科目等履修生が、当館で実施する博物館実習の一環として担当します。
また、コレクション展に併せた特別展として八ヶ岳で活動している秀草会、野の花の寄せ作り作家による秀作展が行われます。
◆特別展示 秀草会 加用利秀・佐々木秀子 秀作展
『野の花の寄せ作り』
【日 時】 2016年9月22日(木・祝)~9月25日(日)
【会 場】 康耀堂美術館 中庭
【料 金】 無料(一般は要入館券)中学生以下無料
加用利秀(秀草会、野の花の寄せ作り作家)
高知県生まれ。農林水産省を退官後、八ヶ岳の麓に定住。30年以上にわたり、北海道から九州まで、全国各地の野山や湿原を訪れ植物の研究を続ける。八ヶ岳、蓼科周辺の身近な野草を使った「野の花の寄せ作り」の制作を本格的にはじめ約30年。草花との対話を楽しみながら、自然を丹念に観察し、自然と一体となる事を原点として制作を続けている。
◆関連講座
『野の花の寄せ作り体験講座』
【日 時】 2016年9月22日(木・祝)~9月25日(日) 13:00~
【会 場】 康耀堂美術館 中庭
【講 師】 秀草会代表:加用利秀、佐々木秀子
【料 金】 5,000円(材料費込み)※別途入館券要
【申 込】 お電話または受付にて承ります TEL:0266-71-6811
◆会期中のイベント
『オータムコンサート -リコーダー演奏会-』
【日 時】 2016年11月5日(土)
【会 場】 康耀堂美術館展示室B
【出演者】 武藤哲也(リコーダー奏者)
【参加料】 500円 ※入館料込み
●主催 京都造形芸術大学附属康耀堂美術館 協力/佐鳥電機株式会社
●お問い合わせ
Tel/0266-71-6811 Fax/0266-71-6812 E-mail/info1@koyodo-museum.com
費用 | 一般300円(高大生含む)、中学生以下・本学学生無料 |
---|---|
定員 | - |
申込方法 | - |
主催 | 京都造形芸術大学付属康耀堂美術館 |
お問合せ | 0266-71-6811 |