2016.11.28
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不安な干潟
Insecure tide land
2016. 11/26 (土)
2016. 12/24 (土)
11:00
19:00
土曜日13:30~21:00 日曜日休館
FreeS Art Space
104 台北市中山區新生北路三段82號B1
MAP
未来を担う若手芸術家たちが、ギャラリストがつくまでの間、創作で生きてゆける環境をつくり出すことを目的に、京都造形芸術大学 美術工芸学科長の椿昇教授が創設した機関「ARTOTHEQUE (アルトテック)」。
今回、アルトテックと台湾のFrees Art Spaceが共催で国際交流展を行います。
出展作家
表 良樹(美術工芸学科立体造形コース ’13年度卒)
香月 美菜(大学院 修士課程芸術専攻ペインティング領域 油画 ’15年度卒)
高木 智子
品川 亮(大学院芸術表現専攻ペインティング領域 2015年度修了)
留岡 愛子(美術工芸学科 現代美術・ 写真コース ’15年度卒)
前端 紗季(美術工芸学科 現代美術・ 写真コース ’15年度卒)
松本 杏菜(美術工芸学科 現代美術・写真コース 4年生)
柳瀬 杏里(美術工芸学科 現代美術・ 写真コース ’15年度卒)
―以下、フライヤーを翻訳―
干潟は様々な生命のゆりかごとして生物の多様性を担保する未分化な存在として機能して来た。そこには珊瑚の群落があり、複雑なププランクトンたちが劇的な変化を避けるように美しい秘め事をそこで紡ぎ続けて来たのである。しかし20世紀初頭から我々人類は、その干潟を埋め立ててコンビナートを建設し、川からは大量の汚染物質を送りこんで沿岸部の不安定な生態系を破壊し続けてきた。
さて、この事実は決してプランクトンたちだけの悲劇という訳ではない。
大いなるアナロジーとして私が関与し続けて来た教育という干潟においても、レーガノミックスに端を発する市場原理というモンスターの襲来によって、プランクトンも稚魚も一気に巨大化させられ、マーケットに。そこでは基礎研究や哲学的な思索は要請されず、すばやく市場の求めに応じた製品(作品)を供給する事が是とされる。
さて干潟なき惑星の未来はどこに向かうのでしょうか・・
椿 昇 (現代美術家)
今回、アルトテックと台湾のFrees Art Spaceが共催で国際交流展を行います。
出展作家
表 良樹(美術工芸学科立体造形コース ’13年度卒)
香月 美菜(大学院 修士課程芸術専攻ペインティング領域 油画 ’15年度卒)
高木 智子
品川 亮(大学院芸術表現専攻ペインティング領域 2015年度修了)
留岡 愛子(美術工芸学科 現代美術・ 写真コース ’15年度卒)
前端 紗季(美術工芸学科 現代美術・ 写真コース ’15年度卒)
松本 杏菜(美術工芸学科 現代美術・写真コース 4年生)
柳瀬 杏里(美術工芸学科 現代美術・ 写真コース ’15年度卒)
―以下、フライヤーを翻訳―
干潟は様々な生命のゆりかごとして生物の多様性を担保する未分化な存在として機能して来た。そこには珊瑚の群落があり、複雑なププランクトンたちが劇的な変化を避けるように美しい秘め事をそこで紡ぎ続けて来たのである。しかし20世紀初頭から我々人類は、その干潟を埋め立ててコンビナートを建設し、川からは大量の汚染物質を送りこんで沿岸部の不安定な生態系を破壊し続けてきた。
さて、この事実は決してプランクトンたちだけの悲劇という訳ではない。
大いなるアナロジーとして私が関与し続けて来た教育という干潟においても、レーガノミックスに端を発する市場原理というモンスターの襲来によって、プランクトンも稚魚も一気に巨大化させられ、マーケットに。そこでは基礎研究や哲学的な思索は要請されず、すばやく市場の求めに応じた製品(作品)を供給する事が是とされる。
さて干潟なき惑星の未来はどこに向かうのでしょうか・・
椿 昇 (現代美術家)
費用 | - |
---|---|
定員 | - |
申込方法 | - |
主催 | FreeS Art Space、ARTOTHÈQUE |
お問合せ | avat.art@msa.hinet.net |
URL | http://www.frees-art-space.com/ |
関連教員 | 椿 昇(芸術工芸学科 教授) |