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2019.10.03

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クラシック音楽が出来上がる過程を味わう。シェフ大山の秘密のレシピ at 京都造形芸術大学ー音が音楽になる瞬間ー

世界的なヴィオラ奏者・大山氏が演奏者とともに音楽をつくりあげる過程を公開します

2019. 10/22 (火)

14:00

16:30

13:30開場。終了時刻は予定

瓜生山キャンパス 望天館4階 BT41

MAP
10月22日(火・祝)に、一般社団法人 Music Dialogueとの共催で室内楽イベント「大山シェフの秘密のレシピー音が音楽になる瞬間ー」を開催します。

前半は、一般社団法人 Music Dialogueと4名の演奏者による「ブラームス 弦楽四重奏曲 第3番 変ロ長調 作品67より第2楽章」を題材にした、リハーサルの様子をリアルタイムの実況解説付きで体験しながら“音が音楽になる瞬間“に出会える時間。
リハーサルは本番に向けた準備段階ではありますが、本番の演奏を聴くだけでは知ることのできない、「音が音楽へと変わっていくプロセス」を垣間見ることができるので、クラシック音楽に馴染みの少ない方にも「今、舞台で何が起きているのか」をおわかりいただけるプログラムとなっています。
後半は「アーティストとの対話の時間」。前半でヴィオラ奏者を担当するアーティスティック・ディレクター大山平一郎さんをはじめとする演奏者の皆さんとの「対話の時間」がプログラムされています。

■プログラム
演目:ブラームス 弦楽四重奏曲 第3番 変ロ長調 作品67より第2楽章
ヨハネス・ブラームス(1833-1897)ほど、音楽の叙情性と論理性を見事に両立し、調和させた作曲家はいないでしょう。 今回取り上げる《弦楽四重奏曲第3番、Op.67》第2楽章は、叙情性が全面に押しでた音楽であるように聴こえるかもしれませんが、その内部にはブラームスによる緻密な職人芸が張り巡らされているのです。 そうした作品をどう読み解き、どのように音楽として「再現」していくのか。
普段は立ち会えない、シェフ大山の厨房を特別に公開いたします。

出演: ・石上 真由子(ヴァイオリン) ・谷本 華子(ヴァイオリン) ・大山 平一郎(ヴィオラ) ・中島 紗理(チェロ)
解説:一般社団法人 Music Dialogue 小室 敬幸

■演奏者
◯大山 平一郎(ヴィオラ) 芸術監督 / 一般社団法人 Music Dialogue理事
英国のギルドホール音楽学校を卒業。1972年、マールボロ音楽祭にヴィオリストとして参加後、数多くの国際音楽祭に招待され、またクレーメル、ルプー、マイスキーなど著名な音楽家とも共演する。1979年にジュリーニ率いるロサンゼルス交響楽団の首席ヴィオラ奏者に任命され、1987年にプレヴィンから同楽団の副指揮者に任命される。カリフォルニア大学教授、サンタフェ室内楽音楽祭の芸術監督、九州交響楽団の常任指揮者、大阪交響楽団の音楽顧問・首席指揮者等を歴任。“福岡市文化賞”、文化庁”芸術祭優秀賞”、サンタバーバラ市の“文化功労賞”を受賞。現在、CHANEL ピグマリオンデイズ 室内楽シリーズ やLobero Theatre Chamber Music Projectの芸術監督をつとめる。

◯石上 真由子(ヴァイオリン)
8歳の時にローマ国際音楽祭に招待される。第77回日本音楽コンクール第2位、併せて聴衆賞及びE・ナカミチ賞受賞。国内外でオーケストラと共演。海外の音楽祭にも多数出演。長岡京室内アンサンブル、アンサンブル九条山のメンバーとしても活躍。Ensemble Amoibeシリーズ主宰。Music Dialogueアーティスト。CHANEL ピグマリオンデイズ室内楽アーティスト。京都コンサートホール第1期登録アーティスト。

◯谷本 華子(ヴァイオリン)
桐朋学園大学ソリストディプロマコースを経て、カナダ・ブランドン大学へ留学。シェーンヴァイオリンコンクール第1位、カナダナショナルコンクール第2位ほか多数受賞。ソロや室内楽を中心に長岡京室内アンサンブル、いずみシンフォニエッタ大阪のメンバーとしても演奏活動を行う。

◯中島 紗理さん(チェロ)
相愛大学音楽学部卒業。在学中、斎藤秀雄奨学金を授与。長岡京室内アンサンブル結成15周年記念公演。定期演奏会に出演。 関西を拠点にフリー演奏者としてソロ、室内楽、オーケストラ等で活動中。これまでにチェロを斎藤建寛、山本彩子、佐藤禎、諸氏に諸事。また室内楽を森悠子氏に師事。

■解説
◯小室 敬幸 一般社団法人music dialogue http://www.music-dialogue.org/
東京音楽大学作曲専攻を卒業後、同大学院の音楽学研究領域を修了。これまでに作曲を池辺晋一郎氏などに師事している。
現在は、音楽ライターとしてクラシックやジャズを中心に曲目解説(新日本フィル、都響、N響など)や、著名アーティストのインタビュー記事(レコード芸術、ぶらあぼなど)を執筆する他、大学で講師・助手、OTTAVAでラジオDJ等を務める。
費用 無料
定員 80名
申込方法 申込フォームより必要事項をご入力ください http://bit.ly/2lZaXHn
主催 京都造形芸術大学
お問合せ kyoumu@office.kyoto-art.ac.jp
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