物語はあなたのなかにあり、
映画はそこから生まれる。
映画は作り手の心のなかの芽生えから始まり、個人の想像から飛躍してやがて作られる。
そこには想像の世界に向かわせる多くの知識とさまざまなパーツ（専門領域）が必要です。
ハラハラどきどきするシナリオ、スペクタクルな合成テクニック、身体全体を揺さぶるサウンドエフェクト、時に神の視点に立つカメラ、動き回る俳優たちの表情、恐怖を演出する特殊メイク、全てをコントロールする監督、夢を実現させるためのプロデューサーのプレゼン、世界の片隅まで作品を届ける宣伝戦略。
あらゆるパーツがそろい、ジグソーパズルのように組み合わされた時、『シン・ゴジラ』も『風の谷のナウシカ』も『スター・ウォーズ』も完成するのです。
学科の考え
先人が伝える映画への大航海
映画を独学で学ぶには果てしない時間と経験が必要です。海を渡るのには多くの経験と羅針盤が必要なように、映画にも想像の世界に向かわせる知識（経験）と専門領域（羅針盤）が必要になります。私たちプロの教員が何十年も掛け、もがき苦しんで、その経験や羅針盤を見つけ出しました。その教えが4年間に圧縮されてここにあります。
俳優コースと製作コースの両翼から生み出すもの
演技の上達だけを考えるなら多くの俳優養成機関があります。しかし、映画演技は非常に特殊。カメラの前では、最初は皆さん素人です。本学科では映画製作コースがあるため、作品を前提としたカメラを前にして学ぶことができます。一方映画製作コースも、プロを目指す俳優がいることで、本格的な映画作品を生み出すことができます。
卒業生の進路
- 映画監督
- 俳優
- 舞台俳優
- 撮影カメラマン
- 照明技師
- 録音技師
- 音響スタッフ
- 編集
- 映画館主
- プロデューサー
- 映画美術
- 配給・宣伝
- 広告・映画制作会社
- TV局・番組制作会社
- ほか
