基礎美術で、
日本と世界にブリッジをかける

昔、京都の各家々は美術館でした。それぞれの家が使う器、履物、織物、花、全てが今で言う「伝統工芸」です。それらの芸術が縮小されながらも現代に残っているのが京都という街のポテンシャルです。グローバル化が進み、情報も人も物も一瞬で国境を越える時代になっても、欧米の注目を一身に集める理由がそこにあります。室町時代に確立した茶の湯、能楽、立花、そして水墨画などの技術や知識、知恵を、京都でしか集められない師範から、丁寧に身につけます。それを基礎美術と呼びます。日本文化の伝達者として、工芸のイノベーターとして、日本と世界に確かなブリッジをかけてください。

学べる分野
  • 立花
  • 茶の湯
  • 能楽
  • 漆芸
  • 陶磁
  • 障壁画
  •   

NEWS&TOPICS

花器用の竹を切りに

立花の珠寳先生と琵琶湖まで花器用の竹を切りに行きました。野外実習を通じて草木の名前と特徴を専門家から直に習い、日本人と里山の暮らしを肌で感じることができました。

貴重な能衣装の虫干しに参加

能楽の授業では、フィールドワークとして学外にも出かけます。今回は山本能楽堂で実際に使われる能衣装の虫干しに参加。博物館でガラス越しに見るような文化遺産に直に触れることができました。

裏千家今日庵での特別授業

茶の湯の授業は通常大学の茶室で実施しますが、裏千家家元直属の業躰である奈良宗久先生の特別授業を今日庵にて開催。一般には公開されていない特別なお茶室を見学、お話を伺うことができました。

想定される卒業生の進路
  • 漆器・陶を中心に世界を視野に創作する作家
  • 工房で継続研鑽
  • 大学院進学
  • 教員・地方自治体の文化部門職員
  • 京都を中心とするホテルなどインバウンド文化戦略企画職
  • ギャラリストやアートディーラー
  • 京都を活かすマイクロショップの起業

カリキュラム

1
年生

頭だけでなく、手と体で考える。

伝統文化についての予備知識やデッサンの技術は求めません。京都や日本文化への興味があれば、まずは十分です。頭をからっぽにしてひたすら繰り返し、手と体から体験的に日本文化への理解を深めます。

PICK UP! 授業

自分の器で茶会

山の土を掘って椀を造り、炭を熾してそこに入れれば立派な茶陶が生まれます。日本文化のすごさはコストゼロで高い価値を生み出したこと。出来た茶碗で作法に基づき茶会もおこないます。

絵画から障壁画へ

応仁の乱の戦後復興事業は、安土桃山の豪華絢爛な城郭空間と絵画の融合に繋がっていきました。空間と庭園と絵画の見事なハーモニーを障壁画の実習で体感します。

2
年生

作品に四季と歴史を添える。

教科書ではなく実践のなかで師範が歴史のエピソードを語ります。知識ではなく知恵が身体に残ります。山野から花材を集め、畑から二十四節気を体感することは、みなさんの人生を豊かにします。

PICK UP! 授業

立花の力を体得する

立花も室町時代に確立します。この時代には床の間や畳などみなさんに馴染み深い日本家屋の形も定まりました。里山や田植えとともに磨かれた日本人の空間意識を体得します。

世界が注目する漆

JAPANという呼び名は漆を指すと言われています。12000年前縄文初期にすでに日本人はこの島で漆器を作っていました。里山で育つナラやカシを削って器を中心に漆器の制作をおこないます。

3
年生

実践の場に立つ。

キャリアデザインを意識した、より実践的なカリキュラムとなります。創作の完成度を高めるための発表、プロジェクトやインターンへの参加を積極的におこないます。

PICK UP! 授業

インターンとプロジェクト

これまで培った日本文化力を基礎にプロの現場でプロジェクトに参加します。工房やワコールなどの京都の企業、行政とのコラボレーションによってキャリアシミュレーションをおこないます。

観光と起業

精進料理を体験し、京のラグジュアリーホテルをベースとしたインバウンドの研究をおこないます。世界に日本を伝えるビジネスを展開する若手経営者を招いた実践講座からキャリア意識を高めます。

4
年生

日本と世界をブリッジする。

これまで繰り返し学んできた基礎美術から、日本文化と自分、さらには日本文化と世界のこれからについて考え、制作や研究につなげます。工芸の革新に尽くす、大学院に進学する、など進路はさまざまです。

PICK UP! 授業

卒業制作

作陶や漆芸などの創作のみならず、日本の伝統文化に関する研究論文やエッセイなども卒業発表のカテゴリーです。美術館やギャラリーでの発表を通じて、世界へのドアを開きます。

“日本”をプレゼンテーションする

日本の歴史や自作を簡潔な英語で魅力的にプレゼンテーションします。日常のゼミにおいて、英語ベースの実習を実践する事で生きた英語を使えるようになります。

美術工芸学科 コース一覧

Kyoto Art Course

基礎美術で、
日本と世界にブリッジをかける

学べる分野

  • 立花
  • 茶の湯
  • 能楽
  • 漆芸
  • 陶磁
  • 障壁画

Japanese Painting Course

日本画を京都で学べる。
それは最大の贅沢。

学べる分野

  • 日本画
  • 写生
  • 模写
  • 戯画・マンガ
  • 素材研究

Oil Painting Course

描くことは生きること。
描くことで問いかける。

学べる分野

  • 油画
  • 版画
  • テンペラ・フレスコ
  • ドローイング
  • デジタル表現

Photography and Video Course

「撮る」ことで、
あなたは「あなた」と「世界」を学ぶ。

学べる分野

  • 写真
  • 映像
  • 現代アート
  • 写真史・映像史

Textiles Course

伝統に触れ先端を知る。
染織のまち京都で「手しごと」を学び、テキスタイルのプロになる。

学べる分野

  • 染め
  • 織り
  • ファッションテキスタイル
  • インテリアテキスタイル
  • 伝統表現
  • ファイバーアート
  • 雑貨

Mixed Media Course

3つの工房で挑む
自由な立体表現。

学べる分野

  • 彫刻
  • 陶芸
  • ウルトラゼミ
  • 3Dデジタルモデリング

京都造形大学 美術工芸学科が今なぜ注目されているのか!?

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