映画学科
映画製作コース
映画の現場で活躍するプロから直接学び、
映画製作のすべてを体得する。

2023年度卒業制作「さよならピーチ」
学べる分野
プロデュース│監督│脚本│撮影│照明│録音│映像美術│編集│配給・宣伝│
批評・研究│テレビドラマ│CM│MV│動画配信│CG合成
将来のキャリア・就職
“人とつながる”映画製作の学びは、
すべての専門職につながっている。
すべての仕事は専門職です。映像を学んでいるから映像の仕事だけが専門職というわけではありません。すべての仕事に専門性が必要で、映画の学びはすべての専門職につながるのです。なぜ映画をつくるのか? それは、人とつながるためです。映画製作はすべての社会活動や仕事につながっています。テレビやCMも含む映像専門職だけでなく、多様な職種に就く卒業生が本コースから巣立っています。
主な就職先
映像制作(映画・TV・CM)
ロボット│東北新社│AOI Pro.│TYO│テレビマンユニオン│Spoon.│ギークピクチュアズ│パラダイス・カフェ│ピラミッドフィルム│太陽企画│泉放送制作
映像技術
TREE Digital Studio│CRANK│TFC Plus│PICTCORE│関西東通│東京舞台照明
映像美術・装飾
NHKアート│角川大映スタジオ│東映京都撮影所│京映アーツ│俳優座劇場
ポストプロダクション
デジタルスケープ│Cinema Sound Works
広告
博報堂プロダクツ│KANAMEL│ピクト
その他
セリーヌジャパン│ティ・ジョイ ほか
入学に必要なスキル・知識
映像制作や美術、デザインを学んだ経験がない方も、このコースを目指すことが可能です。体験授業に取り組む姿勢や意欲などから能力や適性を評価する授業形式の入学試験に是非チャレンジしてください。
コースの特色
- 企画から脚本・制作・技術・演出・発信まで網羅
- 専門領域を選び、プロの方法論を学ぶ
- 観客の心を揺さぶる表現力を磨く
- 卒業制作で集大成となる作品を完成
- 卒業生には多様な映画人を輩出
4年間の学び
初めての映画をつくる。
まずは自身が「おもしろい」と思うものを撮って、作品にすることから始めます。学科合同授業を通し、映画製作に欠かせない仲間づくりにつなげます。

短編映画の企画や準備
短い映像作品を多数制作し、得た経験をもとに映画の企画書を作成。つくりたいイメージを文章にすることで、物語を生む発想力を磨きます。あわせて技術や演出など専門授業も行います。
短編映画に取り組む。
チームで短編映画を撮影。プロの脚本家や映画監督との物語づくりや、批評家との作品鑑賞で感性を磨き、次の中編映画に向けた企画書・脚本に活かします。

専門的な技術の習得
実際に機材を動かしつつ、プロのカメラマンや録音技師、美術デザイナー、エディターなどの講師から最新の技術を学びます。スタジオでのセット撮影、VFX合成、大道具づくりも体験。
世界に配信する。
多様なジャンルの中編映画を制作。劇場公開レベルの作品をめざし、できあがったものは学科独自の配信サイト「D STUDIO」を運用し、世界中に配信します。

卒業後を見据え、学ぶ
卒業制作に向け、長編映画のための脚本や論文、写真展、美術セットなどを準備。CM制作やSNSの講義、プロの撮影現場でのインターンシップにも取り組み、進路に向けて動きます。
長編映画を完成させる。
俳優コースとともに卒業制作を完成させます。課題を探究する洞察力や集団制作でのコミュニケーション力は、幅広い業界で求められる重要なスキルです。

卒業制作・研究
例年、卒業制作作品が劇場で公開されたり、映画祭で賞を受賞したりするなど、高く評価されています。映画業界のほか、TV、広告、マスコミ、一般企業など卒業後の進路も多様です。
TOPICS
これも、映画製作コース。映画界のトップランナーを輩出
『ベイビーわるきゅーれ』が大ヒットした阪元裕吾監督や、最新作『チャチャ』などラブストーリーを撮り続ける酒井麻衣監督らが卒業生。在学中に培ったスキルやつくり続ける姿勢、自身の強みを活かし映画界で活躍する人を多く育てています。
画像左:©2024「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」製作委員会
画像右:©2024「チャチャ」製作委員会
カンヌ映画祭 国際批評家連盟賞を受賞
米倉伸さんが撮影監督をつとめた『ナミビアの砂漠』は第77回カンヌ映画祭で監督週間正式出品&国際批評家連盟賞を受賞しました。世界最高峰の舞台で卒業生が活躍しています。
(山中瑶子監督、米倉伸さん、主演河合優実さん、寛一郎さん、金子大地さん)
卒業制作のアワード受賞全国最多
「ぴあフィルムフェスティバル」にて『さよならピーチ』がエンタテインメント賞を受賞するなど、例年多くの作品が賞を受賞。特に同アワードでは、過去6年間でグランプリ2作、審査員賞1作となっており、全国の映像系大学では最多です。
2023卒業制作「さよならピーチ」チーム
世界に羽ばたく卒業生の活躍
卒業生の工藤梨穂監督は新作『オーガスト・マイ・ヘヴン』でベルリン国際映画祭に招待されました。村瀬大智監督の『霧の淵』は釜山映画祭など多くの国際映画祭に出品されました。卒業後も映画を作り、国内外の様々な映画祭で賞賛されています。
画像左:©Roadstead
画像右:©2023 “霧の淵” Nara International Film Festival


学生作品
教員紹介
卒業生紹介映画学科
同級生として映画学科で学び、ともに大学1年生の頃から数々の作品に出演。土居さんは在学中に受けたオーディションで林海象監督の『彌勒』で映画デビュー、藤本啓太監督『二人ノ世界』ではヒロイン役に抜擢される。上川さんは、連続テレビ小説『まんぷく』で“ナギくん”(名木純也)役を演じ話題に。大ヒットとなった映画『あの花の咲く丘で、君とまた出会えたら。』にも出演。2人は2024年放送の連続テレビ小説『虎に翼』でも共演を果たす。
フォロワー数68万人を誇る映画感想TikTokクリエイター。東映京都撮影所にて時代劇ドラマ『水戸黄門』の助監督として業界入り。2014年に活動拠点を東京に移し、映画『HiGH &LOW』シリーズなどの助監督を経て2018年に独立。映画制作者としての視点を活かした映画レビュー動画を発信し、新たな映画との出会いを生み出している。

映像制作会社にてCMの制作部に所属。アサヒ/Panasonic/資生堂マキアージュ/レバレジーズなど企業を制作助手として担当。

工藤梨穂監督作『裸足で鳴らしてみせろ』阿利直己役、今泉力哉監督『窓辺にて』荒川円役など、映画をメインに俳優として仕事をしています。
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取得できる資格
- 博物館学芸員
全学科参加型
プロジェクト
学年や学科を飛びこえて、
社会とつながる教育プログラム