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2018.06.07

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現代アートで京都と世界をつなぐ

GLOBAL ART TALK 010 「アーティストとして生きることとは」

2018. 06/11 (月)

19:00

20:30

瓜生山キャンパス 人間館1階NA102教室

MAP
京都造形芸術大学と東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)共催による「グローバル・アート・トーク」では、美術家で2018年度グローバル・ゼミゲスト講師の島袋道浩さんをお迎えし、「アーティストとして生きることとは」と題してお話を頂きます。


-島袋道浩(美術家)-
神戸で生まれ育ち、20歳まで暮らした後はアメリカやフランス、ブラジル、ドイツを拠点にしながら30年近くアーティストとしての活動を続けてきた島袋氏。現在は沖縄、那覇に住みながら今も世界中を飛び回って国際的な活動を続けている、その秘訣や経緯について、アメリカでの学生時代の作品から最近の作品、現在進行中のプロジェクトのことまで触れてもらいながらお話を聞きます。

-講師プロフィール-
 1969 年、神戸市生まれ。1992 年、サンフランシスコ美術大学卒業。12年間のベルリン滞在後、2016年末より沖縄を拠点に活動。1990 年代初頭より世界中の 多くの場所を旅しながら、そこに生きる人々の生活や文化、コミュニケーションの あり方に関するパフォーマンスやインスタレーション作品などを制作している。 パリのポンピドゥー・センター(2000 年、2014 年)、ロンドンのヘイワード・ ギャラリー(2001 年、2008 年)などでのグループ展やヴェネチア・ビエンナーレ(2003 年、2017 年)、サンパウロ・ビエンナーレ(2006 年)、ハバナ・ビエンナーレ(2015 年)などの国際展に多数参加。近年の主な個展に「島袋道浩:能登」(金沢 21 世紀美術館、金沢、2013 年)、「Flying Me」(クンストハーレ・ベルン、スイス、2014 年)などがある。今年はフランス、イブリーの現代アートセンター、クレダックでの個展や新潟県で行われる大地の芸術祭への参加を予定している。

-GLOBAL ART TALK 概要-
 現代アートを取り巻く環境は、この数十年で飛躍的に複雑化し、そのなかでアーティストとしてグローバルに活躍する道を模索することは容易ではありません。世界各地で同時多発的に生産される芸術の概況を把握することは、もはや不可能といって良いでしょう。とりわけ、経済成長と近代化の進む近隣アジア諸国では、新しい美術館の創設やアートフェア、国際展の隆盛など発表の機会も拡大し、世界からこの地域に向けられた注目も高まっていますが、すでにアートを取り巻くインスティテューションとしては整備を終えた感もある日本では、むしろ制度化の再考、アーティストの社会的役割、グローバルなネットワーク構築などが改めて問われているといえるでしょう。
 京都では、多くの芸術系大学から毎年新しいアーティストが輩出されていますが、日本の伝統文化の中心地でもある街から、このように複雑化した現代アートの世界と、今日、どのようなつながりを見出すことができるのでしょうか?京都造形芸術大学とHAPS共催による「グローバル・アート・トーク」では、世界各地で活躍するアーティスト、キュレーター、コレクター、研究者、ギャラリストなどを招聘し、対話を積み重ねていくことで、世界を実感し、理解を深めていきたいと考えています。


画像1: 2007年 沖縄県立美術館、開館記念展出品作。「あたまにものをのせるのはかっこわるいことか?」
画像2: 2011年 フランスボルドーでヤツメウナギについての作品を制作中。
画像3: 2014年 札幌国際芸術祭、石の作品をアイヌの石屋の人と設置する。
費用 無料
定員 100名
申込方法 ①氏名、②人数、③連絡先電話番号あるいはメールアドレス、④ご職業(学生の場合は大学名)を GLOBAL_ARTTALK@office.kyoto-art.ac.jp までお送りください。
主催 京都造形芸術大学大学院、東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)
お問合せ GLOBAL_ARTTALK@office.kyoto-art.ac.jp
関連教員 片岡 真実(大学院芸術研究科 教授)〔企画〕
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