卒業生紹介
京都芸術大学を卒業し、活躍している先輩を紹介します。
卒業生インタビュー
木村拓さん
アニメーション監督/演出熱を伝えるのは、自分の行動。
“全力”で人を動かす監督でありたい。
「絶対、監督になりたい」。高校生の頃、文化祭に向けて制作の指揮をとり、その作品をみんなが楽しんでくれる姿を見て、アニメ監督を目指す決意をしました。大学に入り、自分で一枚一枚描いた絵がアニメーションとして動くことに感動を覚え、キャラクターの動きや時間をコントロールする術を研究していきました。そして3年生のゼミ。グループで一つのアニメ作品をつくるチャンスがやってきた時、自分が真っ先に動こうと決め、脚本を全部書き上げて打ち合わせに臨み、監督という役目を掴み取りました。一つの作品を最後まで完成させたことが大きな糧となり、また次の作品へとつながっていきました。監督は、自らの意志を周囲に伝え、みんなに動いてもらう仕事です。作品への熱量を、自分の行動で伝えていきたい。そして、アニメ作品の主人公たちを通して、「全力になること」の素晴らしさを、多くの人に伝えていきたいと考えています。
- 卒業年度・学科
- 2017年
キャラクターデザイン学科 卒業
- 出身高校
- 滋賀県立大津高校
- プロフィール
- 在学中より率先して監督を務め、アニメ作品を制作。
MADHOUSEにて演出の経験を経て、2021年『スター・ウォーズ:ビジョンズ』で初監督。現在、スタジオ・レモンに所属し演出として活動中。
作品