卒業生紹介
京都芸術大学を卒業し、活躍している先輩を紹介します。
卒業生インタビュー
高橋実華子さん
株式会社ボーネルンド プレイリーダー手を動かし、心を動かしながら、
こどもの世界に入っていく。
自分がこどもになって、こどもの気持ちを理解したい。保育士を目指して勉強していた私は「知識だけでこどもと向き合えるのだろうか」と疑問を抱き、芸術を通してこどもの世界に入り込める「こども芸術学科」に出会いました。グループで折り紙を使って○や△や□をつくったり、学科を超えて巨大な“ねぶた”をつくったり、障害をもつ方たちと音のインスタレーションをつくったり。みんなで手を動かし、夢中で声をかけあって、作品がどんどん良くなっていく。その過程そのものが一つの作品のように素晴らしく、人と一緒に何かをつくる喜びを知りました。さらに、障害者就労支援施設での実習で成人の利用者の方と関わりを持てたことが転機となり、保育という枠を超えて“人を援助する”ことをより広く、より深く、学んでいこうと思いました。たくさんのこどもや大人と出会えるボーネルンドで、みんなと一緒に新しい遊び場をつくっていきたいです。
- 卒業年度・学科
- 2020年
こども芸術学科 卒業
- 出身高校
- 大阪府 追手門学院高校
- プロフィール
- 2020年、株式会社ボーネルンドに入社。現在は「ボーネルンドあそびのせかい」のプレイリーダーとして、親子で遊ぶきっかけづくりや、玩具の紹介、発達にあわせた遊びの提案など、多くの人との関わりを通して遊びの可能性を広げている。
作品