卒業生紹介
京都芸術大学を卒業し、活躍している先輩を紹介します。
卒業生インタビュー
橋本祐樹さん
ファッションデザイナーインスピレーションのソースは、服だけじゃない。
実家が洋服屋をしていたので昔から服は身近にあって。でも大学に入るまではコム・デ・ギャルソンもメゾン・マルジェラも知らなくて、リーバイスが好きな高校生でした。
京都芸術大学を選んだのは、ファッションを“学問”として学びたかったからです。一見ファッションとは無縁そうな社会学や歴史、芸術にふれて、服だけでなくさまざまな発想や考えがインスピレーションのソースになることを学びました。制作は、授業時間外に自主的に取り組むことも多くて、京都の生地屋さんで縫い方を教わることもありました。
卒業後は先生の話から興味を抱いたアントワープに留学し、タフな環境のもとで実践的なデザインを学びました。欧州のメゾンではチームでコレクションをつくり上げる現場を経験し、帰国して自分のブランドを創設。現代美術とファッション、生活とのかかわりを見つめながら、現代に生きる作家の一人として、服づくりを追求しています。
- 卒業年度・学科
- 2010年
空間演出デザイン学科 卒業
- 出身高校
- 滋賀県立長浜高校
- プロフィール
- 大学を卒業後、アントワープ王立芸術アカデミーへの留学や、有名メゾンでのデザインアシスタントを経験。帰国後、2018 年に自身のブランド、YUKI HASHIMOTO を立ち上げ、2019年春夏コレクションでデビュー。TOKYO FASHION AWARD2020を受賞。
作品