2019.04.30
- 講座・講演
- 近畿圏
GLOBAL ART TALK 015 「可能な世界」スーザン・ノリー(アーティスト)
2019. 05/20 (月)
19:00
20:30
瓜生山キャンパス
京都造形芸術大学では来る5月20日(月)、東山アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)との共催による世界的なトップ・クリエイターを招聘したトークイベント「GLOBAL ART TALK」の第15回を開催します。
今回のグローバル・アート・トーク015ではオーストラリアよりアーティストのスーザン・ノリ―さんをお迎えし、火山研究者の井口正人氏(京都大学防災研究所火山活動研究センター長・教授)と共に防災や火山活動に関連した近年の実践についてお話をいただきます。
■概要
今回のトーク『可能な世界』では、近年の私の関心領域である、熱力学に関連したエネルギー源や技術的進歩に対する需要と、コミュニティへのインパクトとの間のバランス…あるいは探求と搾取との間のバランスをとりあげます。とりわけ『環太平洋火山帯』、特に日本とインドネシアの間の共同研究に焦点を当てます。私はこれまで、防災に関連したインフラストラクチャ―のマネジメントに興味をもち、2004年に宇宙航空研究開発機構(JAXA)との協働を開始し、通信衛星を駆使した、彼らの世界気候記録プログラムや、環境災害(人災と天災)、温室効果ガス、セキュリティ・ネットワーク、防衛システムなどをリサーチしてきました。特にJAXAが種子島を拠点に開発している地球観測衛星『だいち』に関心を抱き、2013年からインドネシア諸島と日本の火山活動を調査する井口正人氏とコンタクトをとってきました。今回のこのテーマは、人間の試み、科学的探究、予測不能な地震災害との間の不安定なバランス、特に地域コミュニティに対する社会政治的・経済的・環境的インパクトとの関係を明らかにします。
(スーザン・ノリ―)
■スーザン・ノリー氏略歴
シドニーを拠点とし、美術、ドキュメンタリー、フィルムなどのジャンルを多用する実践を展開。環境や人権、生存に関するプロジェクトを手掛ける。2007年に第52回ヴェネチア・ビエンナーレ・オーストラリア代表作家。2011年に横浜トリエンナーレで発表した《TRANSIT》はその後ロンドンのテートモダンに収蔵された。オーストラリア現代アートセンター(メルボルン)およびオーストラリア現代美術館(シドニー)の理事会にてアーティスト代表を務める。スールン・ホアス・ドキュメンタリー賞や、カールスルーエ・アート・アンド・メディアセンター(ZKM)2001をはじめとする多くの国際レジデンス賞を受賞。2016年にオーストラリア戦争記念館のコミッションで、イラク、タジ・キャンプに派遣。オーストラリア協議会より2019年ヴィジュアル・アーティスト賞に選出された。
■開催概要
日時:2019年5月20日(月) 19:00-20:30
会場:京都造形芸術大学 人間館NA102教室
https://www.kyoto-art.ac.jp/info/about/access/
料金:無料(要申込み)
定員:100名
※英日逐次通訳あり
主催:京都造形芸術大学大学院、東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)
■申込み・お問合せ
申込み・問い合わせ先:(GLOBAL_ARTTALK@office.kyoto-art.ac.jp)
*お申込みの際には、①氏名、②人数、③連絡先電話番号あるいはメールアドレス、④ご職業(学生の場合は大学名)を上記アドレスまでお送りください。京都造形芸術大学の学生の方は学籍番号も添えてください。
(写真左)HAVOC 2007 © Susan Norrie – installation detail, 52nd Venice Biennale. Courtesy of the artist.
(写真中)TRANSIT 2011 © Susan Norrie – installation detail, Yokohama Triennale. Courtesy of the artist
今回のグローバル・アート・トーク015ではオーストラリアよりアーティストのスーザン・ノリ―さんをお迎えし、火山研究者の井口正人氏(京都大学防災研究所火山活動研究センター長・教授)と共に防災や火山活動に関連した近年の実践についてお話をいただきます。
■概要
今回のトーク『可能な世界』では、近年の私の関心領域である、熱力学に関連したエネルギー源や技術的進歩に対する需要と、コミュニティへのインパクトとの間のバランス…あるいは探求と搾取との間のバランスをとりあげます。とりわけ『環太平洋火山帯』、特に日本とインドネシアの間の共同研究に焦点を当てます。私はこれまで、防災に関連したインフラストラクチャ―のマネジメントに興味をもち、2004年に宇宙航空研究開発機構(JAXA)との協働を開始し、通信衛星を駆使した、彼らの世界気候記録プログラムや、環境災害(人災と天災)、温室効果ガス、セキュリティ・ネットワーク、防衛システムなどをリサーチしてきました。特にJAXAが種子島を拠点に開発している地球観測衛星『だいち』に関心を抱き、2013年からインドネシア諸島と日本の火山活動を調査する井口正人氏とコンタクトをとってきました。今回のこのテーマは、人間の試み、科学的探究、予測不能な地震災害との間の不安定なバランス、特に地域コミュニティに対する社会政治的・経済的・環境的インパクトとの関係を明らかにします。
(スーザン・ノリ―)
■スーザン・ノリー氏略歴
シドニーを拠点とし、美術、ドキュメンタリー、フィルムなどのジャンルを多用する実践を展開。環境や人権、生存に関するプロジェクトを手掛ける。2007年に第52回ヴェネチア・ビエンナーレ・オーストラリア代表作家。2011年に横浜トリエンナーレで発表した《TRANSIT》はその後ロンドンのテートモダンに収蔵された。オーストラリア現代アートセンター(メルボルン)およびオーストラリア現代美術館(シドニー)の理事会にてアーティスト代表を務める。スールン・ホアス・ドキュメンタリー賞や、カールスルーエ・アート・アンド・メディアセンター(ZKM)2001をはじめとする多くの国際レジデンス賞を受賞。2016年にオーストラリア戦争記念館のコミッションで、イラク、タジ・キャンプに派遣。オーストラリア協議会より2019年ヴィジュアル・アーティスト賞に選出された。
■開催概要
日時:2019年5月20日(月) 19:00-20:30
会場:京都造形芸術大学 人間館NA102教室
https://www.kyoto-art.ac.jp/info/about/access/
料金:無料(要申込み)
定員:100名
※英日逐次通訳あり
主催:京都造形芸術大学大学院、東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)
■申込み・お問合せ
申込み・問い合わせ先:(GLOBAL_ARTTALK@office.kyoto-art.ac.jp)
*お申込みの際には、①氏名、②人数、③連絡先電話番号あるいはメールアドレス、④ご職業(学生の場合は大学名)を上記アドレスまでお送りください。京都造形芸術大学の学生の方は学籍番号も添えてください。
(写真左)HAVOC 2007 © Susan Norrie – installation detail, 52nd Venice Biennale. Courtesy of the artist.
(写真中)TRANSIT 2011 © Susan Norrie – installation detail, Yokohama Triennale. Courtesy of the artist
費用 | 無料 |
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定員 | 100名 |
申込方法 | GLOBAL_ARTTALK@office.kyoto-art.ac.jp 宛に、①氏名、②人数、③連絡先電話番号あるいはメールアドレス、④ご職業(学生の場合は大学名)をお送りください。京都造形芸術大学の学生の方は学籍番号も添えてください。 |
主催 | 京都造形芸術大学/東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS) |
お問合せ | GLOBAL_ARTTALK@office.kyoto-art.ac.jp |
関連教員 | 片岡真実(大学院芸術研究科 教授/大学院グローバル・ゼミ ディレクター) |