展示・イベント

2021.03.17

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写真は変成する MUTANT(S) on POST/PHOTOGRAPHY

京都芸術大学 写真・映像コース選抜展

2021. 03/19 (金)

2021. 03/29 (月)

10:00

19:00

最終日のみ16:00まで

瓜生山キャンパス ギャルリ・オーブ

京都芸術大学 写真・映像コースが行う展覧会「写真は変成する MUTANT(S) on POST/PHOTOGRAPHY」を2021年3月19日(金)〜3月29日(月)の期間、京都芸術大学瓜生山キャンパス内のギャルリ・オーブにて開催いたします。

本展は、今年度より開始した後藤繁雄と多和田有希が主宰する写真・映像コースに所属する学生を中心とした特別講義のゼミから、17名のアーティストを選抜したグループ展であり、コンテンポラリー・アートの一領域である現代写真にフォーカスしたものです。以下は、キュレーターの一人である後藤繁雄によるステートメントです。


「写真は変成する」

密室の中で、変成体が生み出される。単体ではなく複数で。モダンもポストモダンも、「今ここ」で、全てが失効し停止してしまった時に、しかし我々は、自らがミューテーションをせまられる事故的状況を得たのであった。

それは、メルトダウンをともなうカタストロフから10年。異常気象が常態化した「今ここ」で、さらにcovid19による事態が待ち構えていようとは誰も予想だにしなかった。

コンテンポラリーという名のカオスの中で、我々は率先して「分裂」と『融合』の実験のなかに身をおかなければならないだろう。ノーマンズランドこそが我らが生の揺籠なのである。

都合の良いことに、我らには変成体としての「写真の拡張」がある。リアルも虚構も仮想もマテリアルも、前例のない「分裂」と「融合」による攪拌作業にとりかかることが出来るから、そこから個別のメソッドを捏造すればよいのである。

このMUTANT(S) on POST/PHOTOGRAPHYは、そのメソドロジーのショーケースだ。17個の変成体、ヴァリアントの集合である。

生存するもの、停止するもの、死滅するものが出るだろう。しかし、我らが「来るべき写真POST/PHOTOGRAPHY」は、ミューテーションの果てに生き残る可能性をもつことになるのである。


キュレーション:多和田有希+後藤繁雄

出展者
伊藤雅浩 Masahiro Ito
追立大地 Daichi Oitate
沖野颯冴 Sosa Okino
大澤一太 Itsuhiro Osawa
神谷拓範 Takunori Kamiya
北桂樹 Keiju Kita
柴田眞緒 Mao Shibata
新開日向子 Hinako Shinkai
高橋順平 Junpei Takahashi
多和田有希 Yuki Tawada
R E M A
平等菜々理 Nanari Hirato
藤本流位 Rui Fujimoto
山神美琴 Mikoto Yamagami
吉田コム Com Yoshida
渡辺晃介 Kosuke Watanabe
向珮瑜 Peiyu Xiang


オンライントークイベント(講評会を会場から、ライブで配信します)
2021年3月20日(土)13:00〜16:00(webサイトにリンク記載予定)
ゲスト 川島崇志(写真家/東京工芸大学准教授)

https://postphotography.wixsite.com/2021
費用
定員
申込方法 ※一般公開は完全招待制でのみ行っております。
主催 京都芸術大学 美術工芸学科 写真・映像コース
お問合せ TEL:075-791-9122(代表)
URL https://postphotography.wixsite.com/2021
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