2022.12.15
- 講座・講演
- 近畿圏
大学院グローバル・ゼミのゲスト講師によるトーク第37回
GLOBAL ART TALK 037 ライアン・タベット氏「スペース、ストーリー、シチュエーション」
2022. 12/20 (火)
19:00
20:30
オンラインにて実施。 ウェビナーにてご登録の上ご参加ください。
来る12月20日(火)19:00より、一般社団法人HAPSとの共催による世界的なトップクリエイターを招聘したトークイベント「GLOBAL ART TALK」第37回「スペース、ストーリー、 シチュエーション」by Rayyanne Tabet氏(アーティスト)を開催します。
「2006年9月1日金曜日の朝、マンハッタンのサード・アベニューとセブンス・ストリートの交差点にあるショップにコーヒーを買いに行った。オーダー待ちをしている間、誰かがカウンターにニューヨーク・タイムズのコピーを忘れていることに気づいた。一面に掲載されていた写真には、ベイルート各地から集められた瓦礫でいっぱいのトラックがそれらを海に投棄してゴミの山をつくるために海岸に向かっている様子が写っていた。そしてその側には、人気の観光地で自然のシンボルにもなっているベイルートのランドマーク、ピジョン・ロックスをとりあげた看板が立っていた。写真のキャプションにはこう記されていた『レバノンの戦地から流れてきた瓦礫の川』。店を出る際、私はその紙面を手にその場を離れた。」(ライアン・タベット)
過去15年に渡って、ライアン・タベットは偶然の出会い、地政学的な出来事そして物をつくりあげていくこととの間の関係性を探求する作品を制作してきました。今回のグローバル・アート・トーク037ではそのプロセスを反映させつつ、彫刻とストーリー・テリングにまつわる彼の関心に論点を広げていきたいと思います。
「2006年9月1日金曜日の朝、マンハッタンのサード・アベニューとセブンス・ストリートの交差点にあるショップにコーヒーを買いに行った。オーダー待ちをしている間、誰かがカウンターにニューヨーク・タイムズのコピーを忘れていることに気づいた。一面に掲載されていた写真には、ベイルート各地から集められた瓦礫でいっぱいのトラックがそれらを海に投棄してゴミの山をつくるために海岸に向かっている様子が写っていた。そしてその側には、人気の観光地で自然のシンボルにもなっているベイルートのランドマーク、ピジョン・ロックスをとりあげた看板が立っていた。写真のキャプションにはこう記されていた『レバノンの戦地から流れてきた瓦礫の川』。店を出る際、私はその紙面を手にその場を離れた。」(ライアン・タベット)
過去15年に渡って、ライアン・タベットは偶然の出会い、地政学的な出来事そして物をつくりあげていくこととの間の関係性を探求する作品を制作してきました。今回のグローバル・アート・トーク037ではそのプロセスを反映させつつ、彫刻とストーリー・テリングにまつわる彼の関心に論点を広げていきたいと思います。
費用 | 無料 |
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定員 | 500名 |
申込方法 | ウェビナー事前登録制 https://bit.ly/GAT037_221220 |
主催 | 京都芸術大学大学院、一般社団法人HAPS |
お問合せ | GLOBAL_ARTTALK@office.kyoto-art.ac.jp |