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2024.12.09

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日本美術から見る能・歌舞伎

「藤娘」を解く

2025. 02/08 (土)

15:30

17:00

Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。見逃し配信(配信日2025年2月8日から一週間)あり。

Zoomウェビナーを使用したオンライン講座(全国どこからでも視聴可能) 朝日カルチャーセンター(新宿校)

日本美術から見る能・歌舞伎―「藤娘」を解く

 ―良縁の護符とされた大津絵「藤娘」はいったい誰なの?歴史と謎解きの楽しみ―

[講座概要]日本人形や歌舞伎の舞台など、みなさん一度は「藤娘」と呼ばれる美しい着物姿の女性の像を目にしたことがあるのではないでしょうか。黒の塗笠に藤の花模様の振袖と振下げ帯、肩には大ぶりの色よい花房も見事な藤の一枝を担(かた)げて立つ。近年ではキティちゃんなどキャラクターデザインにも見ることができます。黒地や藤色地の振袖衣裳に簪ほか藤の花尽くしの風情が見事に調和して美しく、日本美を象徴する姿です。みなさんは、この姿がいつ頃から始まったかご存じでしょうか。
 実は「藤娘」は、江戸時代から描かれてきました。「藤娘」は主に東海道の大津などで描かれ道行く人々のお土産物として売られた「大津絵」の画題でした。
 江戸時代後期には、「良縁の護符」とされた大津絵「藤娘」。彼女はいったい誰だったのでしょう。芸能と美術を行き来しながら、いっしょに謎解きを楽しんでみませんか。


〇講師: 児玉 絵里子  京都芸術大学専任講師 博士(文学、早稲田大学)
[略歴]早稲⽥⼤学⼤学院⽂学研究科芸術学(美術史)修⼠課程修了。早稲⽥⼤学および同⼤学⼤学院で村重寧教授(現名誉教授)に師事。琳派研究(尾形光琳・俵屋宗達)に取り組む。財団法⼈海洋博覧会記念公園管理財団(⼀般財団法⼈沖縄美ら島財団)学芸員、ドナルド・キーン・センター柏崎学芸員などを経て、現職。(※2024年12⽉現在)[主要著書等]『伝統芸能と⺠俗芸能のイコノグラフィー〈図像学〉』錦正社、2024年。『初期歌舞伎・琉球宮廷舞踊の系譜考―三葉葵紋、枝垂れ桜、藤の花―』錦正社、2022年。『琉球紅型』ADP、2012年。『図説琉球の染めと織り』河出書房新社ふくろうの本、2005年。第10回⽊村重信⺠族藝術学会賞受賞。


〇主催;朝日カルチャーセンター 新宿校 
〇画像 板絵;大津絵「藤娘」 撮影協力;大津絵の店(五代目髙橋松山 氏) 
費用 受講料 朝日カルチャーセンター会員3,300円/ 一般3,850円
定員
申込方法 ①朝日カルチャーセンターHP ②お電話03-3344-1941 ③窓口(月~土 9:30~18:00)
主催 朝日カルチャーセンター新宿教室
お問合せ 朝日カルチャーセンター新宿教室 (代表)03-3344-1941 (月~土 10:30~18:30)
URL https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7620200
関連教員 児玉 絵里子 ( https://www.kyoto-art.ac.jp/info/teacher/detail/23004 )
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