展示・イベント

2025.05.23

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  • 近畿圏

CAPS:Contemporary Art Practice | Studio - CAPS 2025展

2025. 05/28 (水)

2025. 06/10 (火)

10:00

20:00

7階のみ 10:00-19:00 ※最終日は18:00閉場

髙島屋大阪店

〒542-8510 大阪市中央区難波5-1-5
会場:髙島屋大阪店(〒542-8510 大阪市中央区難波5-1-5)内
1階 ステージ、グッドショックプレイス
2階 インターナショナルブティック特設スペース
3・6階 ローズパティオ
7階 催会場

◆5月28日(水)ワークショップスケジュール 於:7階 催会場

13:30〜14:00 夢の耳(名和晃平、鬼頭健吾、福本双紅、多和田有希)
眠りの中で見た「恥ずかしい夢」を思い浮かべながら陶士で耳を制作し、その後、自らの夢をその耳に語りかける・・・そんなワークショップを、今回はCAPS2025を代表する4名のアーティストが行います。鑑賞者のみなさまも、アーティストに交じって、自身がご覧になった「夢」や「感情」を重ね合わせ、まるで他者の夢の中に静かに、そして深く介入していく感覚に浸ってみてください。

14:30〜15:30 空の香(福本双紅、多和田有希) ※来場者参加型※
器に青く転写された様々な時代のポートレートは、来訪者が水を吹きかけるとイメージは歪み、滲み、溶け合い、流れとなり器の口の最も低い一点へと集まり、こぼれ落ちる。落下する青い釉薬は、取り戻せないものの気配に満ち、この雫を受けとめる磁器の林檎や壺は、その瞬間にひそやかに息を吹き返す。本作は《空の香》は、Sokyo Galleryで行った鑑賞者参加型の作品を、今回の展示にあわせて再構成したものです。会場では、来場者の皆様に水を吹きかけていただくことで、作品にご参加いただきます。

15:00〜17:15 ドリンクアンドドロー(名和晃平、ブルノ・ボテラ)
様々なメンバーが集まり、美大受験の基礎訓練として行われていたクロッキーを、名和晃平、フランス人アーティスト ブルノ・ボテラをガイド役に行います。会場には音楽が流れ、休憩時には歓談を愉しみ、「描く」ことの自由を再確認します。モデルにはコンテンポラリーダンサーを迎え、鑑賞者はモデルを「描く」ところを「見る」ことで、自ずとパフォーマンスに引き込まれます。
サウンドスケープ協力:原摩利彦
※当日、お席に余裕がある場合は、有料にて一般参加を受け付ける場合がございます。詳細は当日会場にてご案内いたします。

◆展示について
本展「CAPS 2025」は「京都芸術大学大学院芸術専攻 芸術実践領域(旧名・美術工芸領域、CAP: Contemporary Art Practice)」に関わりつつアーティストとして活躍する教員や修了生、在学生の作品を広く展示するものです。山中suplexは、滋賀県大津市にある共同スタジオです。木工、鉄工、石彫、陶芸、染色など、多様な表現メディアに対応した設備が整っており、素材に向き合った実践的な制作が日常的に行われています。 今回の展示では、山中suplexのスタジオメンバー9名が参加し、高島屋の1Fから6Fまでの各フロアにおいて作品を発表。それぞれの作家が空間特性を活かしながら、素材、構造、身体性をテーマに多様な表現を展開しています。

1F|グッドショックプレイス
小笠原周による石の彫刻群、木村舜による陶器や絵画、小宮太郎による動く彫刻作品が、それぞれの質感と存在感をもって空間の中で交錯し、立体的なリズムを生み出しています。

2F|インターナショナルブティック特設ステージ
鉄を素材とする彫刻家・若林亮による立体作品を展示。人の目線や動きに応じてその表情を変化させる構造により、動的な空間が立ち現れます。

3F|ローズパティオ
坂本森海による陶芸と映像のインスタレーション、中井梓太郎による動物的かつ建築的な彫刻作品を展示。また、塚本淳の藍染による平面作品、向井詩織による花を用いて染められた布のインスタレーションも加わり、素材・技法・表現の幅広さを通して、山中suplexにおける多様な創作の在り方が提示されています。

6F|ローズパティオ
若林亮による「倒木」をテーマにした鉄の彫刻や巨大な鉄の壁面作品とあわせて、本田大起による「人」をテーマにした彫刻群が空間構成として展開されます。観客が潜り込むような構造の中で、素材との物理的な関わりを通じて、山中suplexならではの造形的アプローチを感じ取ることができます。

7F・催会場でも、多数の作家によるさまざまな領域の作品をご覧いただけます。また同階では、本展のキュレーションにかかわるキュレーションユニット「鬼大名」の活動を通じて京都のアートシーンを振り返るアートブック『鬼大名 The Echoes of KYOTO』を販売しております。

◆CAPS(Contemporary Art Practice_Studio)とは?
CAPSは、京都芸術大学大学院 芸術専攻 芸術実践領域(CAP:Contemporary Art Practice、旧・美術工芸領域)を中心に、あらゆる方向へ動的に広がる活動の総称です。 芸術教育を社会における生きた実験と捉え、展覧会の企画・制作・プロデュースなど、正規教育の枠を超えた多様な創造的活動を展開しています。 在校生、修了生、教員がアーティストとして対等な関係を築きながら、互いに刺激し合い、活動を推進しています。活動を通じて築かれたつながりは、修了後もプロフェッショナルな現場へと広がり、さらなる創造の機会へとつながっていきます。 2025年には改修工事を経て、NC棟最上階の1フロアすべてが芸術実践領域の専用アトリエとしてオープンし、このスタジオが「CAPS」と名付けられました。 名称の「S」には、複数の取り組みを象徴すると同時に、自由な実験の場としての「スタジオ(studio)」という意味も込められています。
費用 無料
定員
申込方法
主催 CAPS|Osaka Art & Design 2025
お問合せ 大阪アート&デザイン 2025 実行委員会事務局 info@osaka-artanddesign.com
URL https://www.osaka-artanddesign.com/programs/detail/122
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