プロデューサー、ライター
杉山 潔
SUGIYAMA, Kiyoshi
- 所属・授業担当学科
- 大学院 芸術研究科
- 職位
- 教授 *
- 専門分野
- 映像製作(アニメーション、ドキュメンタリー等)、航空関係著述
- 学位
- 学士(社会学)B.A.〔筑波大学第1学群社会学類〕
- 学会・学派
- 無所属
- プロフィール
- 大学卒業後、レーザーディスク(株)、東芝EMI(株)を経て、現在は(株)バンダイナムコフィルムワークスにプロデューサーとして勤務。主としてTVアニメ、劇場アニメ、OVA等の商業アニメーションのプロデュースを担当して来ました。現在も最新作の制作を手掛けています。主なアニメ作品:『戦闘妖精雪風』『よみがえる空』『ストラトス・フォー』『青の6号』『タイドライン・ブルー』『Spirit of Wonder』『ガールズ&パンツァー』他。主なドキュメンタリー作品:『絆~キズナノキオク~』『AIR BASE SERIES』『FLEET POWER SERIES』『BIRDS of STEEL SERIES』他。航空専門誌「月刊 航空ファン」と航空機模型専門誌「隔月刊 スケールアヴィエーション」で記事やコラムを連載中。
- メッセージ
- アニメーションに限らず映像作品は、多くの人達の知識と知見と技術と労働の結晶です。多種多様なパーソナリティを有する人達との仕事は刺激的ですが、頭を抱えるほど悩ましい事態が生起することも珍しくありません。それでも、作品完成の瞬間の達成感や充実感は涙が出るほど何物にも代え難い尊いものです。
これまで私は「何のために表現するのか」という原点を忘れてはいけないと自分に言い聞かせて来ました。自分は「表現」を通じて何を伝えたいのか、その原点に立ち返れば、アニメーションは一つの「表現手段」でしかありません。自分の想いを伝えるための媒体を自らアニメーションに限定する必要はありません。興味のある分野には何でもチャレンジしてみることもまた、必要です。そしてそのチャレンジは、きっと様々な作品制作に生きて来るはずです。
ぜひ多くの若い方々が、この刺激的な世界に飛び込んで来てくれることを願っています。
- 作品・著書
-
戦闘妖精雪風(OVA)
2002~2005 プロデューサー
よみがえる空(TVアニメ)
2006 プロデューサー
- 備考
- *主に大学院の授業、学生指導を担当する教員