2026年3月9日(月)
- プレスリリース
春秋座開場25周年、首里城復興を寿ぐ特別公演開催へ 琉球芸能 春秋座特別公演【3月11日より一般発売開始】
京都芸術劇場 開場25周年記念・祝首里城復興記念 「琉球芸能 春秋座特別公演」

京都芸術大学(京都市左京区/学長:佐藤 卓)が運営する京都芸術劇場(春秋座、所長:安藤善隆)にて、2026年6月13日(土)、「京都芸術劇場 開場25周年記念・祝 首里城復興記念『琉球芸能 春秋座特別公演』」を開催いたします。
2012年より隔年開催してきた本企画は第8回を数え、京都芸術劇場開場25周年の節目と、同年秋に復元完成を控える首里城正殿の慶事が重なる、特別な公演となります。
今回は、多彩な琉球舞踊に加え、「沖縄芝居」四大歌劇のひとつとして名高い歌劇『奥山の牡丹』(作:伊良波尹吉)を満を持して上演。封建時代の身分制度に翻弄されながらも互いを想い合う人々の哀歓を、美しい声と所作、琉球の音楽とともに描き出します。春秋座でしか観られない、色鮮やかで豊潤な琉球芸能の世界を存分にお楽しみいただける、またとない機会です。
開催概要
公演名:京都芸術劇場 開場25周年記念・祝首里城復興記念「琉球芸能 春秋座特別公演」日時:2026年6月13日(土)14:00開演 ※開場は開演の30分前
会場:京都芸術劇場 春秋座 (京都芸術大学内) 〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
料金:一般5,000円/京都芸術劇場友の会 4,500円/学生&ユース 2,500円
※ユースは25歳以下 ※学生&ユースは要証明書提示 ※未就学児のご入場はご遠慮ください
主催::京都芸術大学 舞台芸術研究センター・公益財団法人国立劇場おきなわ運営財団
詳細:https://k-pac.org/events/15318/
講演内容
●解説とおはなし金城真次(国立劇場おきなわ芸術監督)
●琉球舞踊
『かぎやで風(かじゃでぃふう)』
宇座仁一(老人)、玉城匠(老女)、上原崇弘、髙井賢太郎、仲嶺夕理彩、入福浜天乃
指導:渡久地美代子
『谷茶前(たんちゃめー)』
平敷屋門勇也、堀川裕貴、廣山えりか、伊波留依
指導:渡久地美代子
『鳩間節(はとまぶし)』 東江裕吉
(左から)『かぎやで風』『谷茶前』『鳩間節』
●沖縄芝居
歌劇『奥山の牡丹』
作:伊良波尹吉 美術:新城榮德
厳しい身分制度が存在した封建時代を舞台に、首里の名門士族・三良と、門付芸人の娘・チラーの許されざる恋、そしてその運命に翻弄される母と子の、深い情愛を描いた長編悲劇です。息子の将来を思い身を隠した母、母を捜し求める息子の旅路、そして奥山での邂逅―。琉球ならではの音楽と歌、独特の背景幕の美しさ、そして舞台全体を通して伝わる人の情が心を揺さぶります。
チラー:伊良波さゆき/平良三良:嘉数道彦/三良の父:髙宮城実人/三良の母:赤嶺啓子/妾:奥平由依/総聞:東江裕吉
郎党:玉城匠、平敷屋門勇也/馬舞者:髙井賢太郎、堀川裕貴/京太郎:廣山えりか、伊波留依、仲嶺夕理彩/勢頭の頭:宇座仁一/神:入福浜天乃/高良の父:上原崇弘/真玉津:儀間佳和子/乳母:伊禮門綾/平良山戸:金城真次
【地謡】(琉球舞踊・沖縄芝居)
歌三線:新垣俊道、仲村逸夫、棚原健太/箏:池間北斗/笛:入嵩西諭
沖縄芝居研究会主催「令和六年 沖縄芝居 母の日公演」より(撮影:大城洋平)
公演のみどころ
■沖縄芝居―歌が紡ぐ作品世界沖縄芝居の多くは「歌劇」の形式をとり、登場人物の心情や物語の展開を歌によって表現します。澄んだ歌声と繊細な所作、三線をはじめとする琉球の音楽、そして独自の背景幕が一体となり、言葉を越えて心に響く世界を生み出します。
『奥山の牡丹』は、「沖縄芝居」四大歌劇の中でも特に長編の作品で、物語の中で長い時間の経過を伴う構成が特徴です。長編ゆえに演者の総合的な力量が問われる名作を、国立劇場おきなわ選りすぐりの出演者が本格上演いたします。
■琉球舞踊―沖縄芝居に息づく琉球芸能の系譜
『奥山の牡丹』の上演にあわせ、沖縄芝居と深く結びつく琉球舞踊も取り上げ、沖縄芝居に息づく琉球芸能の系譜を辿ります。
祝いの舞『かぎやで風(かじゃでぃふう)』で京都芸術劇場の開場25周年と首里城復興を寿ぎ、明治の芝居小屋から生まれた『谷茶前(たんちゃめー)』、『鳩間節(はとまぶし)』をご覧いただきます。
『谷茶前』は、漁村で働く明るい男女の姿を描いた雑踊(ぞうおどり)の名作です。舞踊の中で男女が囃子を掛け合う様子は、のちに短い歌劇の誕生につながったともいわれています。また『鳩間節』は、大正時代に伊良波尹吉が振り付けた作品で、もとはゆったりとした八重山民謡をアップテンポに編曲し、歌劇の一場面として踊られました。現在では沖縄の自然や人々の息吹を感じさせる人気作として、単独で広く上演されています。
■春秋座でしか観られない、特別な琉球芸能公演
京都芸術劇場 春秋座は、開場以来、伝統芸能の上演を通して文化の継承と発信に取り組んできました。本公演は、春秋座開場25周年の節目に、首里城復興を祝う思いを込めて開催するものです。国立劇場おきなわの協力の下、沖縄で受け継がれてきた芸能を京都で紹介し、その多様で豊かな世界をお届けします。
今回上演する沖縄芝居『奥山の牡丹』は、県外で本格的に全編上演される機会が多くない貴重な作品です。歌舞伎劇場として設計された春秋座の舞台構造を活かし、沖縄から運び込む背景幕や琉球絣などの衣裳とともに、本格的な舞台空間を再現します。背景幕には、沖縄芝居の舞台美術の第一人者として知られ、2025年に逝去された新城榮德氏の作品を使用。沖縄の風景と人々の営みを鮮やかに描き出します。
チケット/予約関連情報
■チケット発売日友の会先行 3月10日(火)10:00/一般発売 3月11日(水)10:00
■チケット取扱い
京都芸術劇場チケットセンター(窓口販売・電話予約)
TEL:075-791-8240 (平日10:00-17:00)
※チケット発売開始日はチケットセンターでの窓口販売は行いません。
※車椅子をご利用のお客様・足の不自由なお客様は、京都芸術劇場チケットセンターへお電話にてお申込み・お問合せください。当劇場2階席への移動は階段のみとなります。
※託児サービス(要事前予約)の詳細は劇場WEBサイトをご覧ください。
劇場オンラインチケットストア https://k-pac.org/
※要会員登録(無料)
チケットぴあ https://t.pia.jp/
イープラス https://eplus.jp/
関連企画「琉球芸能ワークショップ」
「国立劇場おきなわ」の金城真次芸術監督をはじめとする若き実力派演者を講師にお招きし、「組踊」、「琉球舞踊」、「沖縄芝居」の実演や所作の体験を通して、琉球芸能の魅力、豊かさに触れていただきます。日時:2026年5月17日(日) ①11:00~12:00(10:30受付開始)/②14:00~15:00(13:30受付開始)
会場:京都芸術大学内
参加費:一般500円(25歳以下無料) ※当日会場でお支払い
定員:各回25名(先着順・要事前申込)※受付期間:4月1日(水)10:00~5月16日(土)17:00
講師:金城真次(案内役・立方/国立劇場おきなわ芸術監督)、棚原健太(地謡)、髙井賢太郎(立方)
詳細:https://k-pac.org/events/15485/
京都芸術劇場(春秋座・studio21)について
2001年京都芸術大学(旧名称 京都造形芸術大学)内に開設された、国内の高等教育機関では初めて実現した大学運営による本格的な劇場です。主に歌舞伎の上演を想定してつくられた大劇場=春秋座と、主に現代演劇・ダンスの上演を想定してつくられた小劇場=studio21という、まったくタイプの異なる二つの空間から成り立っており、伝統演劇・芸能から最先端のマルチメディア・パフォーマンスまで、現代の多様な舞台芸術(=performing arts)を幅広くカバーできる施設を誇っています。舞台芸術を通じて京都における伝統と創造の姿を全国へ、そして世界へと発信しています。
劇場WEBサイト:https://k-pac.org/ Facebook:@kyoto.art.theater
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