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2023.09.21

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【登壇者体調不良につき開催を中止します】ICA京都トーク003 スーチャン・キノシタ氏「ダ・カーポ 制作の進め方」

2023. 09/21 (木)

18:30

20:00

瓜生山キャンパス 映像ホール

MAP
2023年9月21日更新

登壇者体調不良につき本日の開催は、対面、オンラインともに中止となります。
楽しみにされていた方々には、誠に残念なお知らせとなり心よりお詫び申し上げます。
何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。


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この手紙を読んでいるあいだ、時間は無駄になっているかもしれません。
時を過ごす一つの方法として、書き手として、読み手として。
その瞬間がずれると、フーガの中で演奏しているような気分になります。
同時進行の提示ではなく、同じものを時間的にずらして提示するフーガとして、相反する音符が巧妙に仕込まれた傾いたユニゾンとして。
時間のズレは、楽譜の視覚的なズレとなり、見ることと聴くことのズレとなります。
山積みの紙の上に座る猫の存在は、「無関心・無頓着」を実践する助けとなり、あらゆるものごとの進行に役立つでしょう。
もはや継続への関心を失い、開いているというよりは閉じてしまった一対の眼があります。
この正確さは、学ぶこともリハーサルすることもできず、ただ、近くに歩み寄ることで、気がつくことができるだけです。
そんな「さようなら」へ、ようこそ。その別れは、長続きするのでしょうか。
それとも、古い別れが蘇るのでしょうか。
消えゆく希望は憂鬱に思えますが、やがて安堵に変わります。
つまりは、新しい言語を練習するべきなのでしょうか。
自分の言語を忘れるために。昔の考えをないがしろにしないために。
道を閉ざし、自分の進むべき道がわからなくなるように。道を見失うために。

■スーチャン・キノシタ
1960年東京生まれ、ベルギー・ブリュッセル在住。
1981年から1985年まで、ケルンの音楽アカデミーで音律学と新しい音楽劇を学ぶ。
1983年から1988年まで、クレーフェルト=フィッシェルンの旧校舎で実験的パフォーマンスに焦点を当てたTAMアンサンブルのメンバーとして活動。
1988年から1990年まで、マーストリヒトの大学院スタジオ・プログラム、ヤン・ファン・エイク・アカデミーに参加。
1993年、アムステルダムでローマ賞を受賞。
1994年、ニューヨークのPS1レジデンスに参加。
1997年から2002年まで、マーストリヒトのヤン・ファン・エイク・アカデミーで顧問研究員を務める。
2006年11月より、ミュンスター芸術アカデミーで教鞭をとる。
費用 開催中止
定員 開催中止
申込方法 開催中止
主催 ICA京都、京都芸術大学大学院
お問合せ info@icakyoto.art
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