2014.07.24
- 映像・舞台
- 近畿圏
公募研究III:「想起の空間としての劇場」《Showing》シリーズ
showing_01 荒木優光・音響上演『パブリックアドレス-音場2』
2014. 08/10 (日)
17:00
アフタートークあり
京都芸術劇場 studio21
共同研究プロジェクト「想起の空間としての劇場」は、アーティストと研究者が「創作」と「研究」を並行して行う場として立ち上がりました。
上演を行なう《Showing》シリーズでは、「公演」における各要素の中で、複製技術を持つメディアを取り上げ、その固有性を丁寧に見つめ直すことで、それぞれの視点から劇場へと向かう創作を試みます。
第一回目は、音響作家・荒木優光による音響上演『パブリックアドレス-音場2』を上演します。昨年秋にアトリエ劇研(京都)にて初演された本作は、アーティスト本人が盲目の方へインタビューした音源を素材に構成された作品です。他者の聴覚体験と、現実世界を拡張・縮小させる音響装置・放送設備である「パブリックアドレス」(P.A)に着目した本作は、公演に関わるひとつの要素である「音」の可能性に気づかせてくれます。
さらに今後は、チラシ、写真、映像、言語、パンフレットなど、上演の前後の時間にも関わるメディアを取り上げ、個々の独立した作品を創作していきます。くわえて、これらの作品を本企画にて、継続し行なうことで、相互関係による新たな表現の可能性も模索します。
個々の作品は独立した上演でありつつも、本企画の眺望はひとつの「舞台芸術」と言えるかもしれません。
併せて開催される研究会では、行為や作品をどのように蓄積し、機能させていくのか、というアーカイヴの問題を検討します。創作/研究による劇場実験は、「劇場」の新たな地平を切り開く契機となるでしょう。(制作者:中山佐代)
上演を行なう《Showing》シリーズでは、「公演」における各要素の中で、複製技術を持つメディアを取り上げ、その固有性を丁寧に見つめ直すことで、それぞれの視点から劇場へと向かう創作を試みます。
第一回目は、音響作家・荒木優光による音響上演『パブリックアドレス-音場2』を上演します。昨年秋にアトリエ劇研(京都)にて初演された本作は、アーティスト本人が盲目の方へインタビューした音源を素材に構成された作品です。他者の聴覚体験と、現実世界を拡張・縮小させる音響装置・放送設備である「パブリックアドレス」(P.A)に着目した本作は、公演に関わるひとつの要素である「音」の可能性に気づかせてくれます。
さらに今後は、チラシ、写真、映像、言語、パンフレットなど、上演の前後の時間にも関わるメディアを取り上げ、個々の独立した作品を創作していきます。くわえて、これらの作品を本企画にて、継続し行なうことで、相互関係による新たな表現の可能性も模索します。
個々の作品は独立した上演でありつつも、本企画の眺望はひとつの「舞台芸術」と言えるかもしれません。
併せて開催される研究会では、行為や作品をどのように蓄積し、機能させていくのか、というアーカイヴの問題を検討します。創作/研究による劇場実験は、「劇場」の新たな地平を切り開く契機となるでしょう。(制作者:中山佐代)
費用 | 無料 |
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定員 | 約80名 |
申込方法 | メール:2014showing@gmail.com |
主催 | 舞台芸術研究センター/京都造形芸術大学<舞台芸術作品の創造・受容のための領域横断的・実践的研究拠点>2014年度共同研究プロジェクト「想起の空間としての劇場」研究代表者 横堀応彦 |
お問合せ | 2014showing@gmail.com |
URL | http://show-ing.tumblr.com/ http://www.k-pac.org/kyoten/guide/20140810/ |
関連卒業生 | 荒木優光(映像舞台芸術学科 2004年度) |