2014.09.03
- 映像・舞台
- 近畿圏
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭2014 公式プログラム
地点「光のない。」
2014. 10/18 (土)
2014. 10/19 (日)
10月18日 (土) 19:00開演/19日 (日) 14:00開演
瓜生山キャンパス 京都芸術劇場 春秋座
想像力の臨界へ、声と光と身体が織りなす峻厳な風景は、終末なのか希望なのか
京都・北白川に自身のアトリエ「アンダースロー」をオープンさせ、定期的に作品を発表している劇団「地点」。独自の公演スタイルやチケットシステムに加え、ローカルからダイレクトに海外を射程に収めたその活動は、劇場・演劇の公共性を問いかける彼らなりの態度表明ともいえる。そんな地点にとって、4回目の参加となるKYOTO EXPERIMENT。これまでは野心的な新作発表の場としてきたが、今年は、フェスティバル/ トーキョー12 で上演され、近年の最高傑作と評された『光のない。』を発表する。
『光のない。』は、オーストリアのノーベル賞作家エルフリーデ・イェリネクが東日本大震災と原発事故を受けて執筆した戯曲。地点は既存のテキストを、「地点語」とも評される特異な発話スタイルを駆使し、独自の解釈で上演してきたが、同時代の戯曲をあつかう機会は多くない。現実以上の現実の出来事に応答したこのテキストに対峙し、演劇の声と死者の声を響き合わせながら、「発話する主体」はどこにあるのか、その境界を鋭く問いかける。さらに、音楽家・三輪眞弘による生身の「音声装置」、建築家・木津潤平の空間構成を得て、音・声と身体が拮抗する圧倒的強度をもった空間が立ち上がる。
希望の光が失われた状況と同時に、啓蒙の「光」が文明を進歩させた果ての光景を示す『光のない。』、人々の想像力を超えた風景が広がっている。
≪ポストパフォーマンストーク≫
10月19日(日)14:00-
出演:三浦基、三輪眞弘
司会進行:小崎哲哉(編集者)
※ユースは25歳以下、シニアは65歳以上
※未就学児童のご入場はご遠慮下さい。
19日(日)14:00の回は託児サービスあり(有料・要予約)
http://kyoto-ex.jp/2014/info/15638/
『光のない。』は、オーストリアのノーベル賞作家エルフリーデ・イェリネクが東日本大震災と原発事故を受けて執筆した戯曲。地点は既存のテキストを、「地点語」とも評される特異な発話スタイルを駆使し、独自の解釈で上演してきたが、同時代の戯曲をあつかう機会は多くない。現実以上の現実の出来事に応答したこのテキストに対峙し、演劇の声と死者の声を響き合わせながら、「発話する主体」はどこにあるのか、その境界を鋭く問いかける。さらに、音楽家・三輪眞弘による生身の「音声装置」、建築家・木津潤平の空間構成を得て、音・声と身体が拮抗する圧倒的強度をもった空間が立ち上がる。
希望の光が失われた状況と同時に、啓蒙の「光」が文明を進歩させた果ての光景を示す『光のない。』、人々の想像力を超えた風景が広がっている。
≪ポストパフォーマンストーク≫
10月19日(日)14:00-
出演:三浦基、三輪眞弘
司会進行:小崎哲哉(編集者)
※ユースは25歳以下、シニアは65歳以上
※未就学児童のご入場はご遠慮下さい。
19日(日)14:00の回は託児サービスあり(有料・要予約)
http://kyoto-ex.jp/2014/info/15638/
費用 | <全席指定>一般 前売 ¥3,500/当日 ¥4,000 、ユース・学生 前売 ¥3,000/当日 ¥3,500、シニア 前売 ¥3,000/当日 ¥3,500、高校生以下 前売 ¥1,000/当日 ¥1,000 、ペア ¥6,000(前売のみ) |
---|---|
定員 | - |
申込方法 | KYOTO EXPERIMENTチケットセンターhttp://kyoto-ex.jp/2014/ticket/buyersguide/ |
主催 | 京都国際舞台芸術祭実行委員会(京都市、京都芸術センター、公益財団法人京都市芸術文化協会、京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター、公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団 ) |
お問合せ | KYOTO EXPERIMENT事務局 Tel:075-213-5839(平日11:00~19:00) |
URL | http://www.k-pac.org/performance.html#p20141108 |
関連卒業生 | 河野早紀(舞台芸術学科 卒業)〔出演〕 |
関連教員 | 三浦基(舞台芸術学科 客員教授)〔演出〕 |