2023年8月30日(水)
- プレスリリース
京都芸術大学のクラブ「京都.com」所属の学生たちが五山の送り火の奉仕活動に参加しました!
8月16日(水)にお盆にお迎えした先祖の霊を送る「五山送り火」が行われ、本学のクラブ「京都.com」の学生たちが「大文字」の火床で奉仕活動を実施しました。
大文字の火床の様子
8月16日(水)の「五山送り火」に向けて、8月11日(金)から大文字火床の草刈りと清掃、8月14日(月)と8月16日(水)に銀閣寺の門前で一般の方々からの護摩木(割木)の志納を受け付けました。「送り火」の当日には、送り火の点火資材となる護摩木などを火床に運搬する作業も行いました。
活動に参加した京都.com副部長の山田恵美さん(基礎美術コース/3年生)は「継承されている文化を間近で見学できるのは大変貴重な体験だと思う。夏の暑い中で大変なことも多かったが、参加できてよかった」と語りました。
サークルの顧問を務める宇佐美 智之先生(歴史遺産学科)は「京都の文化の担い手が少ない中、大学生たちが担う役目は大きい。これからも行事や文化を継承していくために、大学のサークルとして参加することは大きな意義があり、大切」と述べました。
本学からは五山のうちの四山を望むことができ、通学課程・通信教育課程の学生には秀徳館(京都芸術デザイン専門学校)屋上で鑑賞会を行っています。(安全面から学園関係者などの一部招待客のみ公開。通学・通信の生徒も事前申込制。一般入場不可)
学校から見える大文字
京都.com(正会員)
京都の伝統文化を支えるお手伝い(ボランティア)を通して、伝統文化がどのように受け継がれているのかを体験するサークル。五山の送り火や鞍馬の火祭でのお手伝いなど、京都の文化に触れることが出来ます。